青空フリーパス

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青空フリーパス(あおぞらフリーパス)とは、東海旅客鉄道(JR東海)の名古屋地区における特別企画乗車券の一つである。

当項目では、かつて発売されていた姉妹品の青空ワイドフリーパス(あおぞらワイドフリーパス)についても併せて述べる。

概要[編集]

土曜日・休日などにJR東海の名古屋地区在来線において、快速・普通列車が1日乗り降り自由である。

利用可能な範囲[編集]

上記範囲外に跨って利用する場合は、範囲内の終端駅から範囲外の降車駅までの普通運賃が別途必要になる。

例えば、上記範囲内から浜松まで行きたい場合、二川から浜松までの運賃(おとな片道480円)を別途支払うことになる。

利用できる列車[編集]

快速・普通列車の普通車自由席。

有効期間[編集]

  • 土曜日及び休日(日曜日・祝日)、12月30日から1月3日までのいずれか1日。
  • 乗車が翌日にまたがる場合は、0時を過ぎて最初に停車する駅まで有効。

購入[編集]

  • 利用日の一ヶ月前から可能。
  • 一部の駅では、当日分に限り自動券売機で購入できたが、2014年春から不可能になった。
  • 2009年春頃から、静岡地区の「休日乗り放題きっぷ」の発売駅でも「青空フリーパス」のフリー区間の入口駅(二川駅等)までの乗車券等を同時購入または提示すれば購入できるようになった。

発売額[編集]

2,570円(こども1280円)。伊勢鉄道線も追加額無しで利用できる。

その他[編集]

歴史[編集]

当商品は2006年3月まで旧「青空フリーパス」と、利用可能範囲を広げた「青空ワイドフリーパス」の2種類が発売されていた。

  • 1993年頃 - 発売開始。発売額は青空フリーパスが2,000円、青空ワイドフリーパスが3,500円(こども半額。以下同様)。マルス券の他に常備券もあった。

当時の利用可能な範囲は以下の通り。

  • 東海道本線 - 豊橋駅(後に二川駅まで拡大)~米原駅
    • 大垣駅~美濃赤坂駅は当初含まれなかった。
    • 新幹線の特急券を購入すれば東海道新幹線も利用できた。
  • 武豊線 - 大府駅~武豊駅
  • 関西本線 - 名古屋駅~亀山駅
  • 紀勢本線 - 亀山駅~松阪駅
  • 中央本線 - 名古屋駅~中津川駅
  • 太多線 - 多治見駅~美濃太田駅
  • 高山本線 - 岐阜駅~美濃太田駅

青空ワイドフリーパスは上記に加えて、以下の区間も利用可能であった。

  • 飯田線 - 豊橋駅~中部天竜駅
  • 紀勢本線 - 松阪駅~紀伊長島駅
  • 名松線 - 松阪駅~伊勢奥津駅
  • 参宮線 - 多気駅~鳥羽駅
  • 中央本線 - 中津川駅~木曽福島駅
  • 高山本線 - 美濃太田駅~下呂駅

伊勢鉄道線はそのままでは利用できず、別途運賃・料金が必要であった。オプションとして「伊勢鉄道フリーきっぷ」(980円、こども490円)が発売された。また、年末年始は土曜・休日を除き利用できなかった。

  • 1997年4月 - 消費税率改定に伴い価格改定。価格はそれぞれ2,040円、3,570円となる。
  • 2006年3月17日 - 旧青空フリーパス、青空ワイドフリーパスの販売を終了。この日発売の券は4月16日まで有効。
  • 2006年3月18日 - 旧青空フリーパスと青空ワイドフリーパスを統合し、利用可能範囲を拡大。現行の価格となる。これに伴い、青空ワイドフリーパスとオプション券(伊勢鉄道フリーきっぷ)は廃止された。
  • 2010年10月20日 - 年末年始の利用期間を12/30~翌年1/3に拡大。
  • 2014年4月 - 消費税率改定に伴い価格改定。

姉妹品[編集]

かつては初詣の時期に伊勢鉄道伊勢線をフリー区間に加えた「初詣フリーきっぷ」という姉妹品が別途発売されていたが、青空フリーパスの利用可能範囲拡大により、2006年度以降、販売されていない。

その他の注意事項[編集]

  • 乗車区間によっては普通乗車券や他の特別企画乗車券(名古屋往復きっぷなど)を利用した方が安くなることがある。
  • なお、青空ワイドフリーパスの範囲内の駅に関しては、旧青空フリーパスの「区間外乗車」という形で普通乗車券を別に購入した方が安くなるケースがしばしば見受けられた。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]