青木正児

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青木 正児(あおき まさる、青木正兒、明治20年(1887年2月14日 - 昭和39年(1964年12月2日)は、昭和初期の日本の中国文学者である。山口県下関市出身。

を君雅。迷陽の別号があり、しばしば親しみを込めて迷陽先生と称される。

青木正児は生涯を通じて中国文学・文物に親しみ、その風雅を愛し、また中国古典文学を文学としての観点から学術評価し、狩野君山内藤湖南らが興した京都支那学の発展に大きく寄与した学者のひとりである。

従来趣味的な要素の強かった中国食文化風俗などを、学術レベルで研究し紹介した戦前の日本には数少ない中国学者であった。

四男(末子)で、立命館大学文学部名誉教授中村喬(旧姓青木喬)が、父の研究を引き継ぎ、多くの著訳書を刊行している。

次男青木敦京都府立大学名誉教授・理学博士 青木務神戸大学発達科学部長・農学博士は孫である。

目次

[編集] 略歴

[編集] 主な著作

  • 『支那文学思想史』 岩波書店
  • 『支那文学芸術考』 弘文堂
  • 『支那近世戯曲史』 弘文堂
  • 『中華文人画談』 弘文堂
  • 『江南春』 弘文堂、新版 平凡社東洋文庫 ISBN 4582802176、ワイド版も刊
  • 『北京風俗図譜』 東洋文庫 全2巻
  • 『中華名物考』 春秋社、のち東洋文庫 ISBN 4582804799、ワイド版も刊
  • 『琴棊書画』 春秋社、のち東洋文庫 ISBN 4582805205
  • 『中華飲酒詩選』 筑摩書房(新版 筑摩叢書)、のち東洋文庫 ISBN 4582807739
  • 『華国風味』 弘文堂、のち岩波文庫 ISBN 4000071831、ワイド版も刊
  • 『酒中趣』 筑摩書房(新版 筑摩叢書)  
  • 『酒の肴・抱樽酒話』 岩波文庫 ISBN 4003316525、「酒中趣」の抄版 
  • 『中華茶書』 春秋社、新版 柴田書店(版型は同一)。

[編集] 全集

  1. 『支那文学思想史・支那文学概説・清代文学評論史』
  2. 『支那文藝論叢・支那文学藝術考』
  3. 『支那近世戯曲史』
  4. 『新訳楚辞・元人雑劇序説・元人雑劇』
  5. 李白
  6. 金冬心之藝術・中華文人画談・歴代画論・鉄斎解説』
  7. 『江南春・琴棋書画・雑纂』
  8. 『中華名物考・中華茶書・随園食単』
  9. 『酒中趣・中華飲酒詩選・華国風味』
  10. 芥子園画伝訳』、神田喜一郎補訂解説

[編集] 訳注書

  • 『新訳 楚辞』 春秋社、のち筑摩書房<世界文学大系・古典中国文学>に収む。
  • 『元人雑劇』 弘文堂、のち一部を、平凡社〈中国古典文学全集33〉に収む
  • 『芥子園画伝』(2分冊、入矢義高補訂解説)、筑摩書房
  • 『随園食単』 袁枚、六月社、新版岩波文庫
  • 『漢詩大系8 李白』/新版 『漢詩選8 李白』 集英社ISBN 4081561087

[編集] 回想記

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