青い鳥 (テレビドラマ)

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青い鳥』(あおいとり)は、1997年10月10日から12月19日までTBS系列で放送された日本の連続テレビドラマ。放送時間は毎週金曜22時 - 22時54分。全11回、平均視聴率17.7%。第1話 - 第7話、第8話 - 第11話(最終話)の2部構成で、一人の男の10年に及ぶ愛のドラマを描く。最終回放送翌週の1997年12月26日には、完結編として新撮シーンが追加された総集編2時間スペシャルが放送された。フランス語表記は「L'oiseau Bleu」。また系列局外の秋田県でも秋田放送で放送された。


注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。


目次

[編集] ストーリー

長野県の小さな町にある「清澄駅」で駅員をしている主人公・柴田理森の前に、ある日突然現れた一人の女性・町村かほり。彼女は次期市長の座を狙う綿貫広務の妻であり、一児の母であったが、現在の生活に違和感を覚えていた。いけないとわかっていながらも徐々に惹かれあっていく二人に待っていた運命とは……。

長野の穏やかで美しい風景、そして日本縦断ロケーションを通して、野沢尚が「本当の愛とは、そして幸せとは何か」の問いを投げかける。

なお、清澄駅の位置は撮影に使われた中央本線信濃境駅と、隣駅の富士見駅の間にあるという設定になっている。

[編集] キャスト・スタッフ

[編集] キャスト

柴田 理森(しばた よしもり、30 - 40):豊川悦司
主人公。JR東日本長野支社社員、長野県の小さな町にある清澄駅の駅員をしている。5歳上の兄がいたが9歳の時死別。その直後に母親も失踪し、今は父親の憲史と二人暮らし。真面目で実直、8年前に恋人と別れてからは、女遊びもほとんどしない堅実な男だったが、かほりと出会って恋に落ちた。そして、かほりの娘詩織との3人で終わりの見えない逃避行が始まることとなる。6年後に出所。再び詩織と逃避行して逮捕された。4年後に出所後、詩織と結ばれる。かほりや詩織からは「駅長さん」と呼ばれている。
町村 かほり(まちむら かほり、28):夏川結衣
広務の内妻で厚木市出身。問題の多い家で育つ。18歳の時に実業家と結婚し、詩織を出産。夫の家庭内暴力、事業失敗による借金に悩まされていたが、ホステスをしていた店での指名客、広務に母子共々救い出され、半年後の入籍を条件に清澄へ転居。見知らぬ土地での孤独な生活や、舅からの嫌味に耐える日々を過ごしていた時に理森と出会い、恋におちるが、広務の逆鱗に触れ、理森、詩織とともに広務に追われる羽目に。逃避行の末、崖から投身自殺。
綿貫 広務(わたぬき ひろむ、35 - 45):佐野史郎
綿貫建設の専務で、清澄市長選に立候補を控えている。東京で出会ったかほりに心底惚れ、父親に頼み、前夫に多額の手切れ金を払って救い出し、自分の実家に連れてくるが、理森と出奔した彼女を狂ったように捜しまわる。冷徹な父親に厳しく育てられた事、中学の同級生だった理森の兄へのコンプレックス、10年前の母の病死などの影響で、性格にやや屈折した面が見受けられるが、理森の兄の墓参りは欠かした事がない。
※役名は、当時の自由民主党の大物政治家である綿貫民輔及び野中広務町村信孝大島理森に由来。
秋本 美紀子(あきもと みきこ、26 - 36歳):永作博美
理森の幼馴染で、清澄駅前の食堂の一人娘で父、照之(森富士夫)・母、繁美(島ひろ子)と共に店を切り盛りしている。明るく世話好きで、理森の母親の失踪後は、何かと柴田家に出入り。理森のことが好きだがなかなか言い出せない。第1部ではかほりの、第2部では詩織の良き相談相手。物語の終盤では、詩織とともに出奔し、広務によって誘拐犯に仕立て上げられた理森を連れ戻すべく、二人の後を追う。
町村(綿貫) 誌織(まちむら〈わたぬき〉 しおり):第1部…鈴木杏 (9)、第2部…山田麻衣子 (15 - 19)
かほりの娘。かほりの生きる支え。かほりと理森の出会いによって始まった悲劇から6年後、仮出所した理森のもとへ母親のことを聞きに会いにくる。その頃は理森に恋愛感情を持っているようである。理森とともに鹿児島に行き母親の骨を埋めてあげようと約束する。継父の広務を嫌悪している向きもあったが、最後には明るい笑顔を見せる。4年後、理森と再会し結ばれる。
岡安 すみ子(おかやす すみこ、56 - 66):りりィ
理森の生き別れの母親。かつては優秀なキャリアウーマンであり、理森の兄が死んだ直後、男と失踪し、その後夫と離婚している。自責の念から、失踪直後から再会するまでの21年間、理森に清澄局の局留めで毎月5000円ずつ現金書留で小遣いを送り続けてきた。その書留の住所をたよりに逃げてきた理森一行を、自分の牧場で匿う。
綿貫 純一郎(わたぬき じゅんいちろう、65):仲谷昇
ゼネコン事業等を幅広く手がける実業家で地元の有力者。息子の広務を市長にしリゾート計画を推進する。広務の母親である亡妻とは、愛情のない政略結婚。政治家とのゴルフに興じていて、母の死に目を看取らなかったとして、広務から反感を抱かれる。広務がかほりの前夫に渡した手切れ金のために金を出しており、かほりを良く思わず、嫌味を言う。しかし誌織には僅かではあるが、優しい面を見せる事もあった。かほりの死の直後、他界した様子。
柴田 憲史 (59):前田吟
理森の父。JR東日本長野支社社員、清澄駅駅長。長男の死後、愛人と駆け落ちをした妻の居所を知ってはいたが、連れ戻すことはせず、自分の署名、捺印をした離婚届だけを送った。自分と同じ道を選んだ理森を誇りに思っていた。理森の逮捕直後に発病した様子で、第2部では故人になっている。
清水 昌男(しみず まさお、26 - 32):櫻庭博道
JR東日本長野支社社員、理森の後輩である清澄駅員。8年前に別れた理森の元恋人の弟であり、時々姉のことを話題にする。美紀子に気があるが、相手にされていない。
高井 三郎(たかい さぶろう、45):青柳文太郎
JR東日本長野支社社員、清澄駅副駅長。温厚な人柄。
若槻 真一(わかつき しんいち、38):浅野和之
広務の子分。綿貫建設の社員。広務の私兵的存在で、彼の命令で理森とかほりの捜索を行う。広務の暴走を食い止められなかった。
原田靖夫(はらだやすお、34):宇梶剛士
広務の子分で若槻の部下。こちらも綿貫建設社員だが捜索の為に聞き込みや内偵スパイ狩りを行う。怒り狂った広務とともに家のなかを滅茶苦茶に壊して暴れたりもする。

[編集] スタッフ

[編集] サブタイトル・視聴率

各章 放送日 サブタイトル 視聴率
第一章 1997年10月10日 許されない愛 18.6%
第二章 1997年10月17日 秘密の絆 17.3%
第三章 1997年10月24日 炎の夜 15.6%
第四章 1997年10月31日 逃避行 14.6%
第五章 1997年11月7日 幸せのある場所 19.1%
第六章 1997年11月14日 黒い影 18.2%
第七章 1997年11月21日 終着駅 17.3%
第八章 1997年11月28日 再会 19.3%
第九章 1997年12月5日 新たなる旅 19.1%
第十章 1997年12月12日 運命の愛 18.0%
最終章 1997年12月19日 永遠の愛 17.3%
平均視聴率 17.7%(視聴率は関東地区ビデオリサーチ社調べ)

[編集] 他作品との関連

同じ野沢尚の原作で2002年にはテレビドラマ化された「眠れぬ夜を抱いて」では舞台が清澄になっており(なお、ドラマでは元澄市となっている)、青い鳥のエピソードが会話中に登場する。

[編集] エピソード

この作品は、野沢尚が唯一TBSのドラマの脚本を務めた作品である。それまで野沢はフジテレビ、とりわけ木曜10時枠のドラマの脚本を務めることが多かったが、TBSでも当時同じ枠でドラマが放映されており、1994年1995年と本作プロデューサーの貴島誠一郎プロデュースの「長男の嫁シリーズ」で競合するなど、言わばライバル関係にあり、「まさか貴島さんから声がかかるとは思ってもいなかった」と、ノベライズ本の後書きで語っている。

[編集] 関連商品

  • ビジュアル
    • ビデオ『青い鳥 1 - 4』『青い鳥 BOXセット』(ポニーキャニオン
    • DVD『青い鳥 1 - 6』『青い鳥 BOXセット』(ポニーキャニオン)
  • 音楽
  • 書籍
    • 野沢尚『青い鳥』(幻冬舎
    • 野沢尚、TBS『青い鳥 ビジュアル&ストーリーブック』(角川書店
    • 野沢尚『青い鳥 シナリオ集』(幻冬舎)

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

TBS FRIDAY DRAMA
前番組 番組名 次番組
最後の恋
(1997.7.11 - 1997.9.19)
青い鳥
(1997.10.10 - 1997.12.19)
聖者の行進
(1998.1.9 - 1998.3.27)
個人用ツール
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