仮面ライダー電王
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| 仮面ライダー電王 | |
|---|---|
| テレビドラマ | |
| 原作 | 石ノ森章太郎 |
| 監督 | 田﨑竜太、長石多可男、坂本太郎 石田秀範、金田治、舞原賢三 田村直己、柴崎貴行 |
| 制作 | テレビ朝日、東映、ASATSU-DK |
| 放送局 | テレビ朝日系 |
| 放送期間 | 2007年1月28日 - 2008年1月20日 |
| 話数 | 全49話 |
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『仮面ライダー電王』(かめんライダーでんおう)は、2007年(平成19年)1月28日から2008年(平成20年)1月20日までテレビ朝日系列で毎週日曜日8:00 - 8:30(JST)に全49話が放映された特撮テレビドラマ作品、または作品中で主人公が変身するヒーローの名称である。「平成仮面ライダーシリーズ」としては第8作目となる。字幕放送。地上デジタル放送では16:9サイズのハイビジョン制作(アナログ放送はレターボックス放送)。
キャッチコピーは「時を超えて 俺、参上!」、「時の列車デンライナー!次の駅は過去か?未来か?[1]」。
劇場版各作品やその他の作品、それらに登場する人物や仮面ライダーを始めとする事柄などについては、他媒体展開の各項目を参照。
目次 |
[編集] あらすじ
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2007年、空に現れた無数の発光体。それは未来からきた侵略者「イマジン」だった。
運の悪い少年・野上良太郎は、偶然奇妙なパスを拾いイマジンに憑り付かれた。そこに別のイマジンが襲い掛かった時、謎の女性・ハナに「電王」となって、敵と戦うよう告げられた。突如出現した謎のベルトにパスが触れた時、その姿は変化した。さらに良太郎に憑いたイマジンの指示によりベルトの赤いボタンを押したとき、その姿はさらに変化した。
[編集] 概要
[編集] 特徴
- キャラクター
- 本作ではライダーのモチーフとして「電車」、怪人のモチーフとして「おとぎ話に登場する生物」というライダー作品としては奇抜かつ斬新なものを採り入れている。前者について東映側プロデューサー・白倉伸一郎は、「バイクに乗れない子供達が、より身近な乗れるものは何か」と考えて出た案だったと語っている[2]。また、製作発表当初に主人公キャラクターである電王が「電車に乗る仮面ライダー」であるという点が大きく報道された。
- これに加え、主演の佐藤健自らが「史上最弱の主人公」と評したように「主人公が気弱」、「主人公に怪人が憑依し、七変化する」などの大胆な設定も採り入れられている。特に後者は平成ライダー特有のフォームチェンジの要素と重なり、電王はフォームごとに外観はもちろん性格や声も完全に別の存在となる。
- 本作は平成仮面ライダーシリーズでは珍しく、キャラクターの性格により劇中で技名を言う場合があり、その劇中名が公式設定における正式名と一致しない場合もある。メディア媒体などによっては劇中名で表記しているものもある。これらのキャラの性格や、後述のアニメ化など「キャラクターの個性」を全面的に押し出した作品となっている。
- また劇場版1作目公開の記念企画として、アニメ『クレヨンしんちゃん』とのコラボが実現した(詳細は『仮面ライダー電王+しん王』を参照)。
- ストーリー
- 平成仮面ライダーシリーズには複雑でハードな物語が多いが、本作ではそれらの要素は抑えられ、明るく単純明快なストーリーが心がけられている。
- また、全体的に各キャラクターの性格や特徴を活かしたエピソードが多く、伏線に全く触れないエピソードも存在する。これはプロデューサーの白倉が「とにかく明るい話にしたい」という考えを持っていたためである。また、回を追う毎に主人公と味方怪人・イマジンとの絆もクローズアップされ、終盤では物語の骨子ともなる。
- 近年の作品は敵が組織でないケースが多く、善悪二元論を否定する立場から、敵怪人も悪役とは言いきれない存在であることが多いが、本作では主人公に味方する怪人以外は目的のためなら手段を選ばない徹底的な悪役として描かれ、味方側と敵側の関係は明確で、敵側の同情を誘うような描写は排除されている。そして、中盤に敵が組織化されていることも判明する。第21話・第22話におけるリュウタロスの暴走、劇場版を除いて、毎年恒例化しているライダー同士の戦いがほとんど描かれないのも特徴の一つである。
- 『アギト』以降の作品の中では珍しく、主人公の味方側のレギュラーが誰1人死亡せず、桜井(未来)のように消滅する人物もいずれ元に戻れるという含みを残している[3]。また、敵怪人による殺人描写も少なく、過去で殺された一般人も「現代にいる誰かが覚えている場合は怪人を倒せば生き返る」という手法を取っており、歴代仮面ライダーシリーズと比べて死者の人数が極端に少ない。これは「単純に面白い番組を」というプロデューサーの白倉の意図によるものである。
[編集] 配役
良太郎を演じる佐藤健は主役ライダーを演じる役者としては史上最年少で、初の平成生まれでもある。また、『世界の車窓から』でナレーションを務める石丸謙二郎が「デンライナー」のオーナー役およびオープニングナレーション担当に起用された。
[編集] 声優
本作では怪人が人格を持ち、「人間に憑依する」という特徴から、怪人の声を演じる声優のキャスティングも重視されている。特に良太郎に憑依するレギュラー怪人を演じる関俊彦・遊佐浩二・てらそままさき・鈴村健一は、憑依時の良太郎&電王各フォームの声を演じる。
本作ではナレーターが存在しない。OPや次回予告では、石丸やレギュラー怪人役の声優、中村などがナレーションを担当する。
[編集] スタッフ
脚本は『仮面ライダー龍騎』以来5年ぶりに小林靖子がメインライターとして起用された他、一部の話(小林が劇場版を執筆していた時期のもの)は前作『カブト』のメインライターである米村正二が手がけた。それまで平成ライダーシリーズ全てに関わっていた井上敏樹は本作に参加していない。
演出面では、前作も担当した田崎竜太や長石多可男の他、『響鬼』以来となる坂本太郎や平成ライダーシリーズには初参加となる舞原賢三、さらにJAEの金田治が参加する。
劇中音楽は平成ライダーシリーズでは4作目となる佐橋俊彦が担当した。音楽はシンセサイザーを駆使した現代ポップ調のものからスウィング調のジャズ、渋いロック、クラシカルなものまで多種多様にわたる。また、過去へのタイムスリップ描写が多いためか、「過去」、特に1990年代を意識した楽曲が多いことも特徴の1つと言える。
主題歌はダンスユニット・AAAが本作限定のユニット名・“AAA DEN-O form”として担当。従来のケレン味の強い主題歌とは異なり、軽快な歌詞とアップテンポな曲調の主題歌となっている。
[編集] 評価
平均視聴率は本作までの平成仮面ライダーシリーズの中で最低を記録したが、TV放送中における玩具・CD・DVDの売り上げは好調で、DVD第1巻は平成ライダー史上最高の売上を記録した。また、劇場版公開記念のトークライブを収録したDVDもTVシリーズ並みの売れ行き[5]となり、TV放送終了後も関連グッズの新規発売が相次ぎ、TVシリーズ終了後も複数回にわたりオリジナルの劇場版作品が制作・公開される。バンダイのキャラクター商品売上高は、前年度比で約6割の増収となっている。
2008年1月に新宿ロフトプラスワンで開催した「日本オタク大賞2007」では倉田真澄賞(オタク女性の関心を集めたことが受賞の決め手となった)を受賞[6][7]し、東映プロデューサーの白倉伸一郎が「シラタロス」名義で受賞コメントを寄せた。また、同年3月には「第2回声優アワード」にてシナジー賞を受賞した[8]。
[編集] 主要登場人物
便宜上、本作の設定上、「人物」に関連する重要な概念であり、本項にも複数回登場する用語について先述する。
- 特異点
- 一部の存在(人物)だけが持つ、時間からのあらゆる干渉を受けない特性。時の運行に変化が生じてもそれによる影響を受けず、最悪の場合自らが本来属する時間が消滅しても、本人だけは消滅しない。また、過去で暴れたイマジンによりその時間が破壊されても、特異点の記憶を支点に人々の記憶の力により、時間を元に修復することができる。しかし、人々から忘れられた人物や、ほぼ修復不可能までに破壊された時間の修復は極めて困難である。
- イマジンも精神だけで時間を越えてきた関係上、時間同様に特異点への干渉が制限される結果となり、特異点の人間はイマジンに憑依されても肉体を完全に支配されることは基本的にない。ただし、この特性は時間の流れに対してのみ意味を持ち、それらが全く関係しない物理的干渉は普通の人間と同じように受ける。そのため不死身とは性質が異なり、その存在に“時間”という要素がなくなったイマジンには通常通り支配される結果となる(例:ジーク、ゴーストイマジン)が、ある程度イマジンに干渉はできる。また、特異点であろうとその存在が「誕生」した時間に干渉があった場合のみ、程度にもよるが影響を受ける。電王に変身できるのは、この特異点と、それに憑依し実体化したイマジンだけである。
- 「自身で自身の存在を消す行為」(例:自身の先祖とその婚約相手の出会いを自らの手で阻み、“自身が産まれなかったことにする”)を行った場合、非常に莫大なエネルギーが生じ、「死者」と「生者」が入れ替わるとされる。
- 分岐点の鍵
- 特異点とは逆説的な意味合いを持つ存在(人間)。つまりその存在自体が時の運行に影響する存在で、ある時間におけるその存在の生死によりその後の未来が決まる。作中の戦いの要となるもので、中盤以降に使われる用語である。
[編集] 「時の列車」に乗る人物
- 野上 良太郎(のがみ りょうたろう) / 仮面ライダー電王
- 本作の主人公。1988年12月26日生まれの18歳→19歳[9]。特異点の特性をハナに認められ電王となる。電王(プラット・ライナーフォーム以外)になって戦う際は憑依イマジンに戦闘を任せる。
- 気弱で揉めごとが嫌いで、喧嘩も弱く不運に見舞われやすく、予想外の出来事に遭遇するとたびたび気絶する。他人の幸せや不幸には人一倍敏感で、「他人を不幸から救いたい」という思いは強い。イマジンたちに大不評のクライマックスフォームをかっこいいと言ったり、ライナーフォームの必殺技に「電車斬り」と命名するなど、デザインやネーミングのセンスはかなり悪い。劇中最多のイマジン憑依を受けており、その都度性格が七変化[10]する。
- 両親は物心つく前に他界し、幼い頃は祖母の家で育てられた。愛理が記憶喪失した頃に高校を中退し、現在は彼女の経営する「ミルクディッパー」でアルバイトをしており、愛理目当ての客たちから弟のような扱いを受けている。移動の際は自転車(イマジン憑依時や電王に変身しているときはマシンデンバード)を使用する。
- 侑斗のことを当初は桜井とは別人であると考えるが、オーナーの推測を聞いたり内面や事情を知っていくうちに、同一人物と認めるようになる。終盤で、ゼロノスカードの効果により愛理と桜井の子供に関する記憶を失っていたことが判明する。
- ハナ
- 本作のヒロイン。19歳。彼女も特異点で、デンライナーのオーナーと契約してイマジンを追っている。2007年に落としたパスを拾った良太郎が特異点だと気づき、電王に変身させる。電王やイマジン、デンライナーのことをすべては知らない。本来は未来の時間で暮らしていたが、カイやイマジンらの2007年への介入により、その時間が消滅して居場所を失ったため、イマジンを強く憎んでいる。しかし、モモタロスらのことは共に戦ううちに大切な仲間と認めるようになる。
- 負けず嫌いで勇敢であり、良太郎を守ることが自分の役割と認識している。イマジンに対しても怯むことがなく、素手での格闘能力も極めて高い。判断力も鋭く、良太郎の体調を常に気づかうなど内面は繊細で心優しい。しかし、気が強く口調もキツい上、物陰とはいえ良太郎の横で突然着替えるなど、「女の子」としてはガサツな面もあり、自覚なく相手を怖がらせてしまうことには悩んでいる。ナオミのコーヒーは苦手(DVD第2巻の未使用映像集で判明)で、「ミルクディッパー」の愛理の煎れたコーヒーがお気に入り。
- 実は桜井と愛理の間に生まれるはずだった子供(つまり良太郎にとっては姪に当たる)で、本物の分岐点の鍵である。そのため桜井がカイに敗れて一度崩壊した時間が修復される際、桜井・愛理・良太郎がゼロノスカードの力で記憶をなくすことにより存在を隠された。
- コハナ[11]
- ハナが中盤で外見のみ幼児化した姿。命名は良太郎。愛理たちにはハナの妹で通っている。小さくなった原因について、オーナーはハナが本来居るべき未来の時間が復活した可能性があるからと推測している。性格・記憶は全く変わらず、戦闘能力は以前より高くなっている描写もある。ゆえに子ども扱いされることを非常に嫌うが、身長が低くなったことをイマジンたちにからかわれることに悩んでいる。しかし、戦闘能力に関しては成人の時より上がっており、『クライマックス刑事』では複数の大人の男に回転蹴りを浴びせた上、剣を持ったそれなりに戦闘能力のある大人の女性相手に鉄パイプで戦い打ち負かしたり、『超電王』ではゲルニュート相手に互角の戦いを見せたりと、明らかに成人時よりも強くなっている事を伺わせている。
- 幼児化の原因は、存在そのものが隠されたことで出生の時間にズレが生じたため。真相を知ったカイやイマジン軍団に狙われる。
- ナオミ
- デンライナーでアルバイトをしている客室乗務員。主に食堂車勤務だが、車内アナウンスなども務める。奇抜な格好をしており、両腕と両足首には大量の腕時計を装い、髪は1束だけ赤いメッシュが施されている(これは時計の秒針をデザインしている)。天真爛漫かつ能天気な性格で、デンライナー内でのイマジン達の騒動をむしろ楽しみ、煽ることもある。
- ハナとは仲がよく、良太郎やその憑依イマジンを「ちゃん」づけで呼ぶ癖がある。料理は得意なようだが、得体の知れないフレーバーを加えた極彩色のマズいコーヒーを乗客によく勧める。イマジンには口に合い、それぞれに合わせた専用の物がある。料理の材料の買い出しやハナたちの手伝いなどで、現実世界へ赴くことがある。
- オーナー
- 素性や目的などは一切不明の壮年の男性。しばしばデンライナーの食堂車に現れる。デンライナーの詳細を唯一知る人物だが、そのことを他人に漏らすことはない。特異点かどうかは不明であるが、時間の干渉は受けない。
- 常に無表情ながら飄々としており、良太郎たちにもおどけた態度で接するが、時の運行を乱す者やデンライナーのルールに反する者に対しては一転して厳しい表情を見せ、「乗車拒否」などの強力な権限を行使する。しかし時間に影響を与えなければ粋な計らいを見せることもある。ゼロライナーのことは最初から知っていたようで、終盤ではモモタロスたちの行く先を知っていたような発言をする。好物はナオミが作る料理で、それらに立てた旗を倒さないように食べることを美学とする。チャーハン対決のライバルである駅長には闘志を燃やしている。戦うことは無いが、デンライナーと併走するなど桁外れの身体能力を有する他、リュウタロスやカイのように指を鳴らすことで軽い暗示をかけられるようである。特に劇場版ではチャーハンの旗(爪楊枝)1本でキンタロスでも破れなかった牙王の檻を破壊し(第1作DC版)、デンガッシャーでデンライナー署内の暴徒(モモタロスら含む)を全員鎮圧し(第2作)、マシンデンバードの代わりに自転車をこいでNEWデンライナーを動かす(第3作)など、人間離れした活躍を見せる。
- 桜井 侑斗(さくらい ゆうと) / 仮面ライダーゼロノス
- 愛理の婚約者と同姓同名を名乗る。良太郎が外套の男と接触したことにより劇中に姿を見せる。ある人物からゼロライナーを預かり、契約したイマジン・デネブとともに時の運行を守る使命を担う。劇中では愛理以外は彼を侑斗と、愛理の婚約者である方を桜井と区別して呼称しており、本記事でもそれに従う。
- 天文学者の桜井同様に星の知識が豊富であり、愛理を以前から知るような素振りを見せる。また、良太郎に外套の男(後述)との接触を禁じるなど、時の運行に関して多くを知るようだが、それ以上のことはほとんど語ろうとしない。デネブに対しては普段のクールぶりが一転し、子供のようにわがままに振る舞う。また、自分の意思に反する行動をとるたびにきつくあたるが、実際はゼロノスとして戦うことで周りから忘れられていく中でも、そばにいた彼のことをとても大切に思っている。
- 後述するように変身回数に制限があるため、戦闘を良太郎に任せることが多い。シイタケとコーヒーが苦手で、愛理のコーヒーも砂糖を多量に加えてしのぐ。特異点ではないが、ゼロノスカードの力でイマジンに憑依されても肉体を完全に支配されることは基本的になく、イマジンやその契約者の気配を察知する力などもある。
- 中盤から終盤にかけて、オーナーの推理通り19歳当時の桜井侑斗であり、現代の桜井がデネブと「過去の自分とともにイマジンと戦う」と契約して彼にゼロノスカードを授けたこと、彼の使命は分岐点の鍵である愛理をイマジンから守ることであることが判明する。
[編集] 「時の列車」に乗るイマジン
イマジンそのものの特性についてはイマジンの節を参照。
様々な理由でイマジンの使命を放棄し、良太郎や侑斗と共に戦う。自分の契約者とは意識が繋がっている状態にあるが、時の列車が「時間の狭間」(後述)を通過中などの条件により、意識が繋がらなくなる。
良太郎に憑依するイマジンたちは正式な契約を交わしていないため、時の列車やそれが走る異空間の中でしか実体化できず、現代空間では砂状の精神体である。そのため着ぐるみなどに砂状の体を詰め込むことで行動できるが、衝撃があると崩れる。各自が電王の各フォームに対応する武器[12]を持ち、自らが憑依するフォームとほぼ同様の必殺技を使用できるようである。良太郎に憑依していない時はデンライナーの食堂車にいる。契約者に憑依したときの名前のアルファベットはイマジンの名前の頭文字である(ジークのみ例外で「ウィング」の「W」)。
中盤、突然過去の時間で良太郎に憑依できなくなる。それは分岐点の決定による自身らの消滅の前兆で、その危険性を認知するが、良太郎らと過ごした時間を守るために最後まで戦うことを決意する。終盤で遂に未来が決定するが、良太郎らとの日々が彼らの存在を繋ぎ止められるだけの強い記憶=過去となり、本人らも気付かないうちに契約せずとも実体化できる存在となる。その後、それぞれデンライナーとゼロライナーで旅立つ。
フィギュアなどの一部の展開では、「モモタロスイマジン」や「デネブイマジン」といった名称で扱われる。
- モモタロス
- 良太郎に最初に憑依。良太郎が持つ『桃太郎』に出てくる赤鬼のイメージが具現化されたもので、名づけ親も良太郎。当初、本人は容姿も名前も気に入らなかったが、良太郎の頑固さと根性を認め、モモタロスと呼ぶことを許す。一人称は「俺」。武器は赤色の刀・モモタロスォード。特異点である良太郎に偶然憑依してしまい、完全に支配することができず一蓮托生の関係になるが、イマジンの使命に興味がなく、「強くカッコよく戦う」という信条のために協力者となる。次第に良太郎とは強い信頼で結ばれていく。
- 短気かつ好戦的だが、涙もろく良識もある程度持っているなど、単純で憎めない性格。愛理の寝間着姿を見て目をそらすなど、純情な面も見られる。決めゼリフは「俺、参上!」や「俺は最初から(最後まで)クライマックスだぜ!」などで、特にクライマックスという言葉は気に入っている。好物は甘味で、逆に辛いものを食べると身体に異常を起こす(キンタロスも同様)。犬は苦手で近づけない。数字を数える時はなぜか4を飛ばしてしまう。相手を見た目で呼ぶ癖があるのか、モチーフとなったものとは別の名前で呼ぶこともある[13]。イマジンの「匂い」を感知する能力に優れ、イマジンやその契約者を探すのに重宝される。単純な性格からか、劇中ではハナ(コハナ)には全く頭が上がらず、4体のイマジンの中で最も不憫な立場に立たされることも多い。しかしその性格ゆえに良太郎の悩みや葛藤を打ち消し、彼を前進させることもある[14]。ちなみに『クレヨンしんちゃん』に出てくるモモタロスは両肩のトゲトゲの部分が外れる。それをつかうとブリブリざえもん(伝説のイマジン)を呼ぶことができる。
- M良太郎
- 変身前の良太郎にモモタロスが憑依した状態。赤いメッシュが入った逆立った髪と赤い瞳を持ち、筋肉質である。鉄の棒で地面のコンクリートを破壊したりするなど、人間離れした体力を発揮する。良太郎の意識がはっきりしている間は、憑依しても彼の意に沿わない行動は取れない。
- ウラタロス
- リュウタロスとほとんど同じタイミングで良太郎に憑依。良太郎が持つ『浦島太郎』に出てくる海亀のイメージが具現化された姿とのナオミの推測に基づき、モモタロスに命名された。一人称は「僕」。武器は両端に六角形の刃を備えた棒・ウラタロッド。特異点の特性を知り、モモタロスがいることを承知で良太郎に憑依する。
- 冷静沈着で頭の回転も早いが、かなりの自信家な上にキザで女好き。更に嘘をついて人を騙すことを好み、口八丁で周囲の人間を手玉に取る詐欺師のような性格。決めゼリフは「僕に釣られてみる?」。魚や釣りを用いた喩えが多く、相手を手玉に取ることを「釣り」と称する。当初モモタロスとは犬猿の仲(先に良太郎に憑いていたモモタロスを「先輩」と呼ぶが敬意はなく、「モモ」や「脳みそ干物」と呼ぶこともある)だったが、次第に緩和される。他の仲間のイマジンのことを「キンちゃん」(キンタロス)・「リュウタ」(リュウタロス)と呼ぶ。彼なりのプライドは持ち合わせており、デンライナーから強制降車させられかけた自身を救った良太郎には協力する。自分が他人に引き込まれる=釣られることを好まず、他人が直接的に傷つくことは極端に嫌う。他人を手玉に取る反面、良太郎やリュウタロスに対して世話を焼くなど、面倒見がいい面もある。何でもそつなくこなし、ピアノや華道なども得意。相手を翻弄したり情報を引き出す術にも長けている。面倒を嫌い、逃げた敵も追いかけたがらないなど戦闘自体には積極的でないが、一度出した闘争心は他のメンバーに引けをとらない。
- U良太郎
- 変身前の良太郎にウラタロスが憑依した状態。青いメッシュの入った七三分けの髪と青い瞳を持ち、眼鏡をかけている。口のうまさでイマジンと契約した人間から契約の内容を探る際などに重宝されるが、誰かと関わって面倒なことが起きると適当な嘘をついて誤魔化す。モモタロス同様、良太郎の意思に逆らえないが、良太郎の意識がないときは女性を口説いていることが多いらしく、実際に多くのガールフレンドがいる。また、その交際の広さから他人の弱みに関する情報をつかみ、利用することもある。
- キンタロス
- 当初は良太郎でなく、病に倒れた空手家・本条勝に憑依・契約していた。その姿は本条が持つ『金太郎』に出てくる熊のイメージが具現化されたもので、それ故に他の3体とは外見上の違いがある[15]。他の2人にあやかりナオミから命名された。一人称は「俺」。武器は金色の斧・キンタロスアックス。イマジンの使命より契約者の望みを叶えることを優先し、本条を守るために過去の世界での戦闘で消滅しかかるが、良太郎の勧めで彼に憑依して一命を取り留めたため、良太郎に協力するようになる。ハナからは、略称で呼ばれる他のイマジンと違い本名で呼ばれる。
- 人情に脆い世話好きな性格。仲間のイマジンのことは「モモの字」(モモタロス)・「カメの字」(ウラタロス)・「リュウタ」(リュウタロス)と呼ぶ。関西弁で喋り、親指で首を捻って鳴らす癖がある。力の加減が分からず周りの物を壊したり、勘違いで余計なお節介を全力で行ったりと、いろいろ問題を引き起こすこともあるが責任感は強く、自分が招いたトラブルは例え自己犠牲でもケジメをつけようとする。また、良太郎が自身を強くしようとイマジンたちの力を借りて無茶な特訓を始めた際には、良太郎の精神的強さを説いて疑問を投げかけるなど、彼の本質的な強さについてはイマジンたちの中で最も理解している模様。他者を感動・感涙させることにこだわりがあるようで、倒した相手に涙や鼻水を拭うための懐紙を渡すのを流儀とする。口癖は「(俺の強さは)泣けるで」、「涙はこれで拭いとき」、「俺の強さにお前が泣いた」。普段はデンライナー食堂車で居眠りをしており、一度眠ると何をしても起きない。しかし、「泣く」あるいはそれに近い言葉(「亡き者」の「亡き」を「泣き」と勘違いするなど)を聞くと突然起きて「泣けるで」と叫び、良太郎に憑依する。
- K良太郎
- 変身前の良太郎にキンタロスが憑依した状態。金色のメッシュが入った長髪を後ろに束ねた髪と金色の瞳を持ち、服装も和服を好む。身体能力もキンタロス並みに強化されるため、体当たりで建物の壁をぶち抜いたり、バスに追いつくようなスピードで走ることもできる。モモタロスやウラタロス同様、良太郎の意識がはっきりしている時は逆らえない。
- リュウタロス
- ウラタロスとほとんど同じ[16]タイミングで良太郎に憑依。しかし、深層意識に潜伏したため誰もその存在に気づかず、良太郎が三浦の催眠治療を受けたことをきっかけに行動を開始する。それ以前に良太郎が怪力を発揮したことがあるが、それも彼の仕業である[17]。その姿は良太郎が持つドラゴン[18]のイメージが具現化されたもので、デンライナーに姿を現した後に他の3体に倣い、自らリュウタロスと名乗る。一人称は「僕」。その性格からか、ウラタロスとキンタロスとハナ(コハナ)からは「リュウタ」と呼ばれる。武器は紫の銃・リュウボルバー。カイに「良太郎を抹殺すれば、時の列車の車掌にしてやる」と言われ、良太郎の命を狙って憑依するが、「お姉ちゃん」(愛理)を慕うために行動に移していない。しかし、他のイマジンに良太郎が殺されそうになると「良太郎は僕がいつかやっつける」と言って戦いを挑むことがあり、時の列車の車掌になることもあきらめてはいないようである。また、愛理の婚約者と同姓同名を名乗る侑斗には、当初激しいライバル意識を燃やしていた。
- その名の通り龍のような凶暴な外見をしているが、口調は無邪気、性格はわがままで気分屋、甘えん坊であるなど、非常に子供っぽい。行動も強引かつ一方的で、相手に「 - するけど、いい(よね)?」と質問するが、「答えは聞いてない(聞いてないけど・聞かないけど)」と言い放ち行動に移す。仲間のイマジンたちのことは、「カメちゃん」(ウラタロス)・「クマちゃん」(キンタロス)と呼ぶ(モモタロスは呼び捨て)。動物や赤ちゃんなど可愛いものをこよなく愛するが(そのため動物を傷つけた者には怒りをあらわにする)、それ以外の者に対しては冷酷または無関心であり、気に食わない相手はたとえイマジンでなくとも徹底的に消し去ろうとする。そのため戦闘にリュウタロスが呼ばれることは少なく、ほとんどは自ら気が向いたときに憑依する。またダンスが好きで、しばしばヘッドホンで音楽を聞きながら踊っている。無期限有効のライダーチケットを所有するため、他のイマジンと違い共有宣言はされていない模様。良太郎の深層意識に隠れていることもあるが、デンライナーに姿を見せている際はナオミと遊んだり、クレヨンで画用紙に絵を描いていることが多い。
- 相手に軽い暗示をかけて精神を支配する能力を持ち、リュウタロスが憑依している状態ではジーク以外の他のイマジンは簡単に憑依できず、良太郎自身の意識もある程度制限される。
- 時にムキになって戦い良太郎を傷つけるなど、彼のことを慮らない振る舞いを繰り返すが、電王として共に戦ううちに良太郎の命を奪う気は無くなっていった。その後、カイに手駒に使われた一件で、自身の行為を反省して良太郎に謝罪すると同時にカイと完全に決別する。以降、良太郎を慕う気持ちが強くなり、侑斗の話にも落ち着いて耳を傾けるようになる。
- R良太郎
- 変身前の良太郎にリュウタロスが憑依した状態。顔の左半分を覆う紫色のメッシュが入ったウェーブのかかった髪と紫色の瞳を持ち、紫の染みがついた茶色のキャップをかぶり首にヘッドホンをかけている(オープニングに登場するR良太郎はメッシュが入った前髪がストレート気味になっており、ヘッドホンもない)。歩き方は常にDJ風スタイルでステップを踏みながら軽やかに闊歩するような陽気なものに変化する。この時聴いている曲は主題歌「Climax Jump」をラップ調にアレンジした「Climax Jump Hip-Hop Version」、またはエンディングテーマの1つ「Double-Action Gun form」。遭遇した人間たちを洗脳して一緒にブレイクダンスなどを踊る「リュウタロスダンサーズ」として引き連れ、利用することがある。
- デネブ
- 桜井侑斗(桜井)と契約したイマジン。名前の由来ははくちょう座のデネブで、その姿は武蔵坊弁慶からカラスのイメージが具現化されたもの[19]。額にはモチーフとなった弁慶の「弁」の文字がある。モモタロスらやナオミには名前を「おデブ」と勘違いされているが、自身も相手の名を間違えて覚えること(キンタロスを「クマゴロウ」と呼ぶ等)が多い。一人称は「俺」。指先は銃口になっており、そこから弾丸や煙幕弾を発射できる。
- 炊事・買い物・金銭管理など侑斗の世話全般を負担するなど家事好きで、穏やかで優しく律儀。「‐はよくない!」と侑斗の不遜な態度をいましめようと努力したり、「デネブキャンディ」という手作りキャンディを配りながら他人の理解を得ようとする他、戦闘中であっても侑斗の無茶な戦いぶりやイマジンの行いを非難することもある。戦闘能力は高いが力関係では侑斗よりも下で、開き直られてプロレス技をかけられ圧倒されることが多い。良太郎たちにも友好的だが、少々ドジなところがあり、話し下手で女性はやや苦手。イマジンを感知する能力が低く、気配を察知できない。お化けの類が大の苦手で、足し算ができないらしい。
- 契約完了しているため、現実世界でも実体化することが可能である。公の場では変装することが多いが、イマジンとしての異形の風貌を全く隠せていないため、周りの人間からは変質者のような扱いを受けることがある。実体化している時に侑斗から離れると即座に駆けつけることができないため、侑斗はデネブの助力なしで戦闘に入る場合もある。効率を優先する侑斗とは違い、正々堂々とした戦法を好む。
- 未来を守るため1人で戦う桜井の姿に心打たれ、カイを裏切り彼と契約する。桜井との契約内容により、侑斗にゼロノスカードを託し、彼と行動をともにすることになる。ゼロノスカードの効果で侑斗が忘れ去られないようにと、一時は彼がゼロノスに変身することを阻止しようとさえするが、彼の決意を知って共に戦い続けることを決意する。侑斗のいないパラレルワールドでは、良太郎に憑依したイマジンとしてデンライナーで食事係をしており、デンライナーのイマジンたちのまとめ役となっていた。
- D侑斗
- 変身前の侑斗にデネブが憑依した状態で、牛若丸のイメージ。緑色のメッシュが入った長髪と緑色の瞳を持つ。侑斗の態度について謝罪するなど甲斐がいしくなるが、「桜井侑斗」として勝手に人助けをして親切をはたらくなど、侑斗本人の思いとは全く逆の行動をとるため、大抵すぐに締め出される。それゆえ基本的には食材の買い出しなど、生活能力を要求される場面でしか憑依させてもらえない。
- D良太郎
- 侑斗のいないパラレルワールドで、変身前の良太郎にデネブが憑依した状態。姿はD侑斗と同様。良太郎の性格上、侑斗とは違い締め出されることはない。
[編集] 現代人
- 野上 愛理(のがみ あいり)
- 22歳。良太郎の姉。元は父親が経営していた喫茶店で、星をテーマにしたライブラリーカフェ「ミルクディッパー」を営む。店には常に彼女目当ての男性客が多数たむろするほどの美貌の持ち主であるが、マイペースかつ天然ボケなため、店の切り盛りと美味しいコーヒーを入れること、そして夜空にきらめく星にしか興味を示さない。ゆえに彼らからのプレゼントは「忘れ物」として店の一角に積まれる。その性格ゆえ、彼女もウラタロスに「釣られない女性」の一人であるが、R良太郎が良太郎でないことに気付くなど、鋭い視点と思慮深さを持つため、良太郎は愛理の前でイマジンが憑依することを固く禁じている。常に不幸続きの良太郎を優しく見守り、弟同様少々のことには動じない。また、良太郎の健康のため、ことあるごとにとんでもない量の食事や奇妙な健康食を作り、良太郎に食べさせる。
- 桜井と婚約していたが、その失踪とともに桜井に関する記憶を全て失っており、良太郎が彼との思い出の品であるミルクディッパー内の望遠鏡と、その下に隠してある野上姉弟が彼に贈った懐中時計の出自を隠すことで、愛理が過去のことを思い出さないよう配慮していた。その懐中時計の裏蓋には "The past should give us hope." (日本語で「過去が希望をくれる」)と刻印されている。侑斗については単に良太郎の友達と認識し、コーヒーが苦手な彼のためのコーヒーを研究するようになる。
- 実は物語開始前に桜井とともにゼロライナーに遭遇、将来生まれる子供が未来の特異点であり分岐点の鍵であることを含めて全てを知り、彼とともに未来を守ろうと願うが、カイによる一時的な時間改変とゼロノスカードの効果がきっかけで桜井や未来に関する記憶を失っている。中盤で桜井に関する記憶を取り戻しかけるが、ゼロノスカードの影響で再びその記憶を失い、後に赤色のゼロノスカードの影響で侑斗の記憶まで失う。懐中時計の言葉は桜井が侑斗を指したものと良太郎は推測している。桜井侑斗が消滅した世界では、喫茶店が「花時計」という女性人気の高い趣向になっている。
- 尾崎 正義(おざき せいぎ)
- 24歳。ミルクディッパーの常連客で、三流ゴシップ雑誌の編集者兼記者。テンションが高くおしゃべり。
- 愛理に好意を寄せる男の一人で、彼女に近づくため良太郎にも気さくに接する。しかし、外では他の女性にも声をかけるナンパ男で、ハナのことも気に入っている様子。雑誌の性質上、現在起きている奇妙な事件に詳しく、良太郎たちは彼からイマジンの起こす事件の手がかりを得ることもある。三浦同様、イマジンに憑依された状態の良太郎にたびたび遭遇しているが、三浦と違い「男はいくつも仮面を持っている」として怪しんでいない。
- 三浦 イッセー(みうら いっせー)
- ミルクディッパーの常連客。愛理に好意を寄せる男の一人で、尾崎とはライバル関係だが、口のうまい尾崎からはいいようにあしらわれがち。
- 祈祷師のような格好をしており、スピリチュアル関係にも詳しい。催眠療法をかけるなどの心理カウンセラーの技術も持つ。スピリチュアル(超心理)カウンセラーと心理カウンセラーの両方の技術を持つことからか、自らを「スーパーカウンセラー」と称する。尾崎からは「オカルト」呼ばわりされ信用されていないが、イマジンに憑依された良太郎を「悪霊に取り憑かれた」と評すなど、良太郎が「他の人格」に憑かれていることを看破した最初の現代人。もっとも、イマジンが取り憑く以前の良太郎の悪運に関しても「悪霊が取り憑いている」と言っており、様々なことを悪霊のせいにしている節はある。筆で書かれていて他人には解読不能の良太郎レポートをひそかに書いている。
- 桜井 侑斗
- 推定30代前半の天文学者。物語上一番のキーパーソン。ミルクディッパーの常連客で愛理とは婚約関係にあったが、2007年1月10日に突如失踪した。彼を知る人物の証言や過去の姿からは、純粋で聡明な人物であることが推測される。
- 物語開始前に愛理とともにゼロライナーに遭遇、未来を守るため、自分を分岐点の鍵と誤解したカイやイマジンを引きつけながらゼロノスとして人知れず戦うが、カイの操るレオソルジャーに敗北し、一時的に時間が改変される。その後、デネブと契約して19歳の頃の自分にゼロノスカードを託させ、愛理からイマジンを遠ざけるためあらゆる過去の時間を逃亡する。自らも緑色のゼロノスカードを所持し、劇中でもアルタイルフォームに変身する。ゼロノスカードの効果により自身の存在が消滅することは覚悟しているようだが、ゼロノスカードを捨てている描写も見られる。詳しくは下記の「過去の男 / 外套の男 / 懐中時計の男」も参照。
[編集] その他
- 過去の男 / 外套の男 / 懐中時計の男(いずれも脚本やあらすじなどの表記)
- 目深にかぶった薄茶色のフェルト帽と、同色の外套を羽織った謎の人物。イマジンが飛んだ過去の時間に必ず出現し、イマジンを追ってきた電王やゼロノスが現れると、野上姉弟が桜井に贈ったものと全く同じ懐中時計の時刻を止めるかのような仕草をした後、その時間軸から消滅する。
- その正体はやはり現代(2007年)の桜井侑斗で、実際はイマジンの方がカイの指示で彼の逃亡した時間に飛んでいた。正体が明らかになった後も顔がはっきり映ることは無く、セリフも1度「変身」と言ったのみである。
- カイ
- イマジンが存在する未来から来たイマジンたちの首領的存在。自身も特異点で、3000以上の精神体イマジンと自ら契約したイマジンを傍らに従える。ストールを肩に羽織っていることが多い。基本的に穏やかな笑顔を浮かべているが、イマジンのことは使い捨ての駒程度にしか見ていないなど、その性格は冷徹かつ残酷。「俺、そういう顔してるだろ?」と笑顔を見せながら怒りを表現するなど、表向きの表情と感情がシンクロしていない。過去がないため物忘れがひどく、他者を「アレ」と称する特徴的な口調で喋る。
- 時間=記憶にある程度介入する能力を持ち、携行する(日付の順番はバラバラで、多数の付箋と書き込みがある)黒い日めくりカレンダー手帳のページの日付をなぞることで、自らの過去の扉を自由自在に開くことが可能(イマジンが飛んだ先の自分は灰化する)。しかし、自分の過去の扉を開くには負担がかかるためか、現代人にイマジンを憑かせることが多い。また、他人の過去の記憶を覗いて望みを叶えずとも過去の扉をこじ開けたり、無期限有効なものや存在するはずのない時間(8888年88月88日など)に設定されたライダーチケットを捏造すること、衝撃波を流出して時間を破壊できる巨大な空間の裂け目を空に作ることなどもできる。身体能力は常人より高く、人間の精神を支配する能力もリュウタロスを上回るものを持つ。また、殴ったイマジンが灰化する描写も見られる。
- その目的は未来への分岐点を掌握し、未来をイマジンの時間に改変することで、分岐点の鍵と目される桜井侑斗の抹殺を企てる。しかし、戦いの中で良太郎の記憶を探ったことから愛理が真の分岐点であることを知り、全ての精神体イマジンと契約して実体化させ、総攻撃に乗り出す。その後、愛理がハナの記憶を失っていたことで自暴自棄になり、時間全てを破壊しようと目論む。
- 駅長
- キングライナーを管理する白い制服姿の壮年男性。デンライナーのオーナーと瓜二つだが、オーナー曰く「気のせい」であり、血縁的な関係はない模様。話し方はオーナーよりもテンションが多少高めで、オーナーはそれをやや苦手とする。立場としては時の列車のオーナーより低いらしい[20]。オーナーとはチャーハン山崩しのライバルで、過去に何度もチャーハン対決をしたらしく、中盤のターミナルでの対決までは引き分けだったらしい。2本のスプーンの使い手で、それをオーナーは「二刀流」と称する。対決ごとにオーナーに自分の技術を真似られるが、次の勝負でさらに一歩上の技を披露する。
[編集] 仮面ライダー
劇中では「仮面ライダー」の名称は使用されず、単に「電王」や「ゼロノス」と呼称される。また、主要なアイテムは人間がイメージした形を基に作られる。
各ライダーに共通して、仮面「電仮面」や追加装甲「オーラアーマー」といった、自身のオーラやイマジンがフリーエネルギーに変換されたものが変身によりボディに装着される。また、フォームチェンジの際には怪人そのものを憑依させ、性格や戦い方を含む全てを反映させる場合がある。
- ライダーチケット
- 仮面ライダーが使用する、時の列車を用いて過去に行く際に必要となるチケット。契約完了したイマジンの契約者にブランクチケットをかざすことでイマジンが向かった時代を読み取り、(電王の場合はそれをライダーパスに挿入して)行き先を決定する(この時、デンライナー ゴウカ1号車前面の方向幕相当部分には、行き先である特定の年月日が表示される)。電王はこのチケットがなければデンライナーを運転することはできない。また、片道のチケットの場合はゼロノスカードのように蒸発して消える。電王・ゼロノス・ガオウのチケットはそれぞれサイドのラインの色や文字が異なる。また、カイにより捏造された無期限有効(リュウタロス用)のチケットや、(「8888 88.88」と表示された)目的の時間が存在しないチケット、さらに牙王が所持していた神の路線に乗り入れるのに必要なインフィニティ(無限)と書かれたチケット、オーナーが持つ乗車拒否と書かれたカードなども存在する。
[編集] 仮面ライダー電王
野上良太郎及び彼に憑依したイマジンが変身する。ただしイマジンは実体化により、自分の力をまとうフォームにのみ直接変身できる。複数のライダーパスがあれば同時変身することも可能。
公式サイトなどでは「憑依するイマジンのイニシャル+電王」として区別されるが、ジークが憑依したウイングフォームのみ「W電王」と呼称される。
- プラットフォーム
- 電王の素体形態。基本カラーは黒。デンライナーの力で変身する。しかし、良太郎自身のオーラが弱いため、フォームスイッチを押さずに良太郎が単独変身した場合や、各フォーム時にイマジンが離れた場合にこのフォームとなる。また、イマジン達との“繋がり”が悪くなると出力されるフリーエネルギーが少なくなり、ライナーフォーム以外にはフォームチェンジできなくなる。
- 基礎体力は生身より上昇しており、デンガッシャーも使用可能だが、スペックの数値的には弱い部類に入るため、劇中ではあっさり負けてしまうことがほとんどである。
- 名前の由来は駅にある列車へ乗り降りするための台状の場所であり、基本部分も表す“platform”(プラットホーム、プラットフォーム)。
- ソードフォーム
- モモタロスの力をまとった形態。基本カラーは赤。電仮面は桃のような外見を持つ。常に正面から敵に挑み手数の多さで圧倒する戦闘スタイルが特徴で、近距離戦を得意とするためデンガッシャー ソードモードを使用しての接近戦で最もその本領を発揮する。しかし、スピードにやや特化していることや武器の特性上、防御力の高い敵や空中から襲ってくる敵が苦手で、モモタロスが泳げないため水中戦も不可能。
- 必殺技は、フルチャージによりデンガッシャー ソードモードの剣先・オーラソードを強化して放つ「エクストリームスラッシュ」。モモタロスからは「俺の必殺技[21]」と呼称され、斬り方などの違いで技の名前や太刀筋に差異が見られる。
- ロッドフォーム
- ウラタロスの力をまとった形態。基本カラーは青。電仮面は海亀のような外見を持ち、変形後は目がカメの甲羅の形を象る。キック力や防御力以外のスペックは4フォーム中最も低いが、巧みな話術や足技を絡めたテクニックを駆使し相手を翻弄する。デンガッシャー ロッドモードの特性上、ある程度離れている、または水中や空中にいる敵に対しても優位に戦闘を進めることができ、戦闘を離脱しようとした敵を強制的に引き戻すこともできる。また、ウラタロスが泳げるため水中戦が可能。
- フルチャージにより、敵に突き刺したデンガッシャーを亀甲状の網「オーラキャスト」に変化させたり、フリーエネルギーを纏ったデンガッシャーで複数の敵を薙ぎ払う「ソリッドアタック」を使用可能。必殺技は、ソリッドアタックにより動きを封じた状態から蹴りを放つ「デンライダーキック」。デンライダーキックは設定上他のフォームでも使用可能である[22]。
- アックスフォーム
- キンタロスの力をまとった形態。基本カラーは金色。電仮面は斧のような外見で「金」の字を象っている。腕力と防御力は4フォーム中最強で、デンガッシャー アックスモードの特性もあり、強固な体の敵に有効。近距離戦を得意としており、高い防御力を活かして敵の攻撃を受け止め、本条との契約中に空手と間違えて会得した相撲の張り手や突っ張りなど用いて、真っ向から力で圧倒する戦闘スタイルが特徴。
- 必殺技は、フルチャージにより強化したデンガッシャーで敵を両断する「ダイナミックチョップ」。ハイジャンプからの兜割りと、周囲をなぎ払うものの2つのパターンがある。技名を使用後[23]に言うことが特徴。
- ガンフォーム
- リュウタロスの力をまとった形態。基本カラーは紫。電仮面は龍の顔で、全身は宝玉を持つ龍の姿を模している。キック力と機動力は4フォーム中最も優れ、総合的なスペックは4フォーム中最も高い。デンガッシャー ガンモードの特性上接近戦では不利になることもあるが、4フォーム中唯一遠距離戦が可能。ダンスの動きを取り入れた格闘戦や銃撃戦により、一方的に攻撃して相手に反撃の隙を与えない戦闘スタイルをとる。リュウタロスの性格上、周囲の障害物を気にも留めずに銃弾を乱射したり、強引に戦闘を仕掛けることが多いため、良太郎が自分の意思でこのフォームになることは少ない。
- 必殺技は、フルチャージによりデンガッシャーと両肩のドラゴンジェムからエネルギー弾を発射する「ワイルドショット」。
- クライマックスフォーム
- モモタロスたち4体の力をまとった形態。4つの電仮面を各部に配したその形状から、劇中では「てんこ盛り」と呼称される。どのフォームからでも変身は可能[24]。
- 各フォームの長所を併せ持ち、4フォーム全てのデンガッシャーと必殺技を使うこともできるが、基本人格がモモタロスであるため、使用するのはほとんどソードモードである。また、使う技に応じて胸のターンブレストとケータロスに遮られる左足を除く全身のデンレールを経由し、ソード以外の電仮面を移動させ、電仮面を左腕に集中させた「パンチモード」や右足に集中させた「キックモード」となる。
- 良太郎はこのフォームを気に入っているが、当初イマジンらの方は積極的に変身することを嫌っていた。また、彼らの心が一つにならなければ変身できないが、全員が同じことを考えてさえいればその内容に制限はない。痛覚はそれぞれの箇所に対応するイマジンが感じるため、モモタロスはほとんど痛みを感じないが、他の3人がいきなり動いた場合などはモモタロスが痛みを感じる。
- 必殺技は、キックモードから放つ「ボイスターズキック」、パンチモードから繰り出す「ボイスターズパンチ」、胸のガンフォームの電仮面を展開させオーラエネルギーのミサイルを多数発射する「ボイスターズシャウト」、ソードフォーム同様にデンガッシャーから繰り出す「エクストリームスラッシュ[25]」(モモタロスは「俺(達)の必殺技 クライマックスバージョン」と呼称)の4つである。
- ライナーフォーム
- デンカメンソードにより強化された良太郎の力をまとった形態。基本カラーは赤で、電仮面はデンライナー ゴウカを模している。イマジンが憑依しないため、基本人格は良太郎のままだが、デンカメンソードのモードにより戦闘スタイルが変化する。
- 機動力にやや長けるものの、良太郎自身の戦闘能力の低さを補うため、モモタロスたちは基本的にデンライナー食堂車内に特設した4つのブースがある大型回転椅子で待機し、そこからデンカメンソードを介して良太郎と会話しサポートを行う。
- デンカメンソードのターンテーブルを回転させ、出現した金色のレール上を滑るように移動しながら後方より現れるオーラライナーとともに突撃する数々の必殺技を持ち、これらは良太郎により「電車斬り」と総称される。ソードに連動してモモタロスらの椅子も回転するため、使用後はモモタロスらが酔うこともある。また、デンガッシャーも使用可能で、劇場版第3作ではフルチャージした必殺技を使用する。
- デンカメンスラッシュ:デンライナー ゴウカを模ったオーラライナーとともに突撃し、デンカメンソード(モモソード)の刀身から伸びるオーラエネルギーの刃で敵を斬る。
- デンカメンアタック:デンライナー イスルギを模ったオーラライナーとともに突撃し、刀身にオーラエネルギーをまとったデンカメンソード(ウラロッド)で敵を刺し貫く。
- デンカメンチョップ:劇中未使用。デンカメンソード(キンアックス)から放つ。
- デンカメンショット:デンライナー イカヅチを模ったオーラライナーとともに突撃し、刀身にオーラエネルギーをまとったデンカメンソード(リュウガン)を投げて敵を貫く。
- フルスロットルブレイク:4つのオーラライナー(それぞれデンライナー ゴウカ・イスルギ・レッコウ・イカヅチを模っている)とともに突撃する最強技。ただし、この技を使うためにはデンカメンソードを何周も回転させるため、それに連動しているターンテーブルも何周も回り、モモタロスたちが目を回してしまうという欠点がある。
[編集] 専用ツール
- ライダーパス
- 電王への変身やデンライナーを呼び出すことなどに用いるパス。作中では単に「パス」とだけ呼ばれる。時刻がぞろ目になる瞬間(11時11分11秒など)に任意の扉にかざすことにより、デンライナーの走る異空間への扉が開かれる。ライダーパスとライダーチケット自体は単なる乗車券として流通しているもので、時を越えるために利用する一般人もいる。
- 良太郎は所有するライダーパスの共有をオーナーから認められており、リュウタロスを除く良太郎に憑依しているイマジンたちがデンライナーに乗車できるのは、良太郎のライダーパスを共有している状態にあるためである。そのため契約し実体化した場合、もしくは良太郎がパスの共有を拒否した場合は、そのイマジンは不正乗車となり、オーナーから乗車拒否の宣告を下され、時の狭間を永遠にさまようことになる。
- デンオウベルト
- 電王のベルト型変身ツール。装着者のチャクラを利用して実体化する。各フォームに対応する4色のボタン「フォームスイッチ」を押すことによりフォームの選択が可能で、このとき固有の電車のミュージックホーンのような効果音が発生する。この状態からバックル部のターミナルバックルにライダーパスをセタッチ(Set and Touchの略)することにより、プラットフォーム以外は各フォームの名称の音声とともに電王に変身する。変身の解除はベルトを外すことにより自動的に行われる。
- 戦闘時にパスをセタッチすることで、「Full Charge」の音声と共にフリーエネルギーをフルチャージして必殺技を発動することも可能。
- デンガッシャー
- 電王が携行している武器。オーラアーマーの一種であるデンメタルにより構成されている。通常は4つのパーツに分離してベルトにセットされているが、状況に応じて連結させ剣型の「ソードモード」、竿(槍)型の「ロッドモード」、斧型の「アックスモード」、銃型の「ガンモード」と、各フォームに対応する4つの形態を使い分ける。また、4つのパーツは近づけるとフリーエネルギーにより自動連結するため、空中での連結も可能である。
- ケータロス
- 主にクライマックスフォームへの変身やデンカメンソードの呼び出しに用いる赤い携帯電話。モモタロス以外の3体のイマジンが一時的に消滅した際、良太郎の「ずっと(みんなと)繋がっていられたら」というイメージが具現化し、あとに残った彼らの砂から出現した。契約したイマジンがどこにいようと会話することが可能なほか、通常の電話機能も持ち合わせる。
- 3(モモ)・6(ウラ)・9(キン)・#(リュウ)・コールボタンの順にフォームスイッチを押した後、右部のスイッチを押して(その際「Climax form」の音声が発せられる)デンオウベルトに装着することにより強化変身する。当初はケータロスからレールのようなものが出現してデンオウベルトに合体、それに沿って移動することで自動的に装着されていた(途中から直接手で装着するようになる)。また、ライナーフォーム変身時はベルトに装着された状態で召喚されることもある。チャージアンドアップスイッチを押してからライダーパスを(基本4フォームと異なり、パスを展開してと閉じての2回連続で)セタッチすることにより、「Charge and up」の音声とともにフリーエネルギーをフルチャージして必殺技を発動できる。
- デンカメンソード
- ライナーフォームへの変身にも用いる剣型の武器。未知の未来への分岐点の影響により、2007年以前の世界で良太郎にイマジンが憑依できなくなったため、ウラタロスとオーナーの提案により、リュウタロスのデザインを基にモモタロスらのイメージを具現化させて出現した。ケータロスをコールボタンを押さずにプラットフォームのデンオウベルトに装着(または、ケータロスが取り付けられた状態のデンオウベルトを良太郎が装着)することにより召喚し、刀身の峰部分のパススロットルにライダーパスを挿入することで変身する。
- モモタロスら4体のイマジンのオーラエネルギーを電仮面に変換し、グリップのターンテーブル上に円陣を組むことで形成されており、その形状から盾のように使用されることも多い。また、吊革状の「デルタレバー」を軽く引いてターンテーブルを90度回転させることにより、モモタロスたちが待機する食堂車内の回転椅子も連動して回転し、刀身側に位置する電仮面に対応する「モモソード」「ウラロッド」「キンアックス」「リュウガン」の4つのモードの選択が可能となっている。このモード選択により、対応するイマジンとの会話や必殺技の使用が可能で、テーブルを数回転させた場合は最強の技である「フルスロットルブレイク」を「モモソード」の状態で発動できる。
- マシンデンバード
-
- 走行速度:360km/h(通常時)、1010km/h(高速走行時)
- ベース車種:ホンダXR250
- デンライナーの運転席を兼ねるバイク型のコントローラー。「デンバード」と呼称される。普段はデンライナー ゴウカ1号車に格納されており、ライダーパスをキーボックスにさし込むことにより起動する。デンライナーの運転中はデンバードのエンジンも稼動し、タイヤは勢いよくその場で回転する。緊急時にはデンバードに取りつけられた射出ボタンを押すことでデンライナーから射出され、普通のバイクとして使用される。後部のパンタグラフ・デンギャザーを立てることにより、空気中の電気を吸収し高速走行することも可能。
- ちなみに、現実世界を走行する際は「品川」ナンバーのナンバープレートを掲示する。
[編集] 仮面ライダーゼロノス
桜井侑斗が変身する。以下の3フォームとも、変身直後敵に対し「最初(戦う前)に言っておく、俺はかーなーり○○○」と自分の強さや気分をアピールする(ベガフォームの場合はどこかずれている)。変身システムやイマジンの力の発現機構は、電王のそれとは根本的に違う思想により作られており、特異点やそれに憑依しさらに実体化したイマジンでなくとも変身可能であるが、変身には有限的な“代償”(詳細は後述)が存在するため、変身回数は自ずと限られる。電王のプラットフォームに相当する状態は変身時に一瞬登場するのみであり、この状態で戦闘を行うことはない。
公式HPなどでは「各フォームのアルファベット表記の頭文字+ゼロノス」で区別される。
- アルタイルフォーム
- 侑斗(または桜井)の力をまとった形態。基本カラーは緑。ゼロライナーの力で変身する。電仮面は牛の頭のような形状で、ゼロノスベルトのバックル部には緑色の「A」の文字が浮かび上がっている。電王プラットフォームと同様イマジンの力は使わないが、侑斗(または桜井)自身のオーラをフリーエネルギーに変換しているため、ソードフォームと同等以上の戦闘能力を持つ。ベガフォーム時にデネブが離れた場合もこのフォームとなる。
- 身軽でスピードを活かした戦闘を得意とする他、侑斗が普段からデネブに対してプロレス技をかけていることもあってか、戦闘時にもプロレスのような立ち回りをする。デネブを呼び出し共に戦うことも可能。
- 必殺技は、ゼロガッシャー ボウガンモードから放つ「グランドストライク」と、ゼロガッシャー サーベルモードから繰り出す「スプレンデッドエンド」で、いずれフルチャージして放つ。これらはベガフォーム時も使用される。
- 名前の由来はわし座のアルタイルから。
- ベガフォーム
- デネブの力をまとった形態[26]。基本カラーは緑。電仮面はドリルのような形状から星形に展開したものとなっており、ゼロノスベルトのバックル部には黄色の「V」の文字が浮かび上がっている。電王のフォームチェンジと異なり、実体化したデネブがフリーエネルギーに変換され、直接ゼロノスに追加装甲として装着される。デネブによれば胸の顔は飾りで、視覚・聴覚は電仮面にて稼動している。
- アルタイルフォームに比べ機動力は低下するが、ゼロガッシャーを片手で使用するなどパワーと防御力は上昇する。また、両肩に装備されたデネブの五指からは「ゼロノスノヴァ」という光弾を発射できる他、劇中未使用だが背部にまとったデネブローブを全身にまとうことで姿を消すことも可能。
- 名前の由来はこと座のベガから。
- ゼロフォーム
- 赤いゼロノスカードにより変身する形態。基本カラーは赤銅色(錆付いたような赤)。色の差異を除き、外見はアルタイルフォームそのものである。ゼロノスベルトのバックルの左端には赤色の「Z」の文字が浮かび上がっている。全能力がアルタイルフォームを上回っており、身軽な動きで敵を強引に押し切る戦法を得意とする。
- 必殺技は、フルチャージしたデネビックバスターから高エネルギーのビームを発射する「バスターノヴァ」。
[編集] 専用ツール
- ゼロノスカード
- ゼロノスへの変身などに用いるカード。表にしてアプセット(挿入)する面によりフォームの選択が可能。カードに走る溝が緑色の面(アルタイルフォーム)と黄色の面(ベガフォーム)であるものの他、赤色の面(ゼロフォーム)の裏側に緑または黄色の面があるもの2種類の合計3種類が存在する。所持することで、タイムラグ(一時的に所持する者の存在が消えたパラレルワールドになる)はあるが特異点のように時間の干渉を防ぐことが可能。
- 変身解除により消滅するたびに、特異点も含め1枚につき多くの人物から、桜井侑斗に関する記憶が消滅する。上記のカードのうち、緑と黄色の面のみのカードで変身すれば桜井がこれまで作ってきた記憶が、赤い面のあるカードで変身すれば侑斗が現在で作った記憶が人々の中から消える。このカードは、変身解除の際にベルトから抜き取ると消滅する使い捨てのアイテムであるため、侑斗が所持する分を全て使い切れば桜井が新しいカードを手渡す。ただし、桜井の持つカードが全て無くなることは桜井自身の存在の消滅を意味する。
- ゼロノスベルト
- ゼロノスのベルト型変身ツール。装着者のオーラを利用して実体化する。バックル部のクロスディスクにゼロノスカードをアプセットすることにより、フォームごとに異なる音声(それぞれのフォーム名。ゼロフォームはCharge and up)とともにゼロノスへと変身する。変身の解除はカードを抜き取りベルトを外すことにより自動的に行われる。また、戦闘中にバックル左上のフルチャージスイッチを押すことにより、「Full Charge」の音声と共にフリーエネルギーをゼロノスカードにフルチャージでき、そのカードをゼロガッシャーやデネビックバスターのガッシャースロットに装填することにより必殺技を発動できる。
- バックル上部には左右にスライドするチェンジレバーがあり、ゼロノスカードをアプセットする際は1度レバーを右側へスライドさせる(アプセット時に自動で左側へスライドする)。また、ベルトの左側にはゼロノスカードを収納するケースが装着されている。
- なお、変身時の効果音は和風で、電王と違い全フォーム共通である。
- ゼロガッシャー
- ゼロノスが携行している武器。オーラアーマーの1種であるゼロメタルにより構成されており、デンガッシャーよりやや大型。通常は2つのパーツに分離してベルトにセットされており、状況に応じて連結させることでサーベル型の「サーベルモード」、ボウガン型の「ボウガンモード」の2つの形態をとることが可能。パーツは近づけるとフリーエネルギーにより自動で連結する。
- デネビックバスター
- ゼロフォーム専用のマシンガン型武器で、デネブがフリーエネルギーに変換されたもの。基本カラーは金と緑。デネブの指の銃口が変化した10門のゴルドフィンガーから無数のフリーエネルギーの光弾を発射する。光弾1発の威力はデンガッシャー ガンモードに劣るが、連射性能では優れる。ゼロフォームへの初変身の際にゼロノスを守ろうと勢いで変身したため、当初はデネブ自身も変身及び解除方法をよく分かっていなかった。
- マシンゼロホーン
-
- 走行速度:360km/h(通常時)、1010km/h(高速走行時)
- ベース車種:ホンダXR250
- ゼロライナーの運転席を兼ねるバイク型のコントローラー。ゼロノスカードやライダーパスをキーボックスに差し込むことにより起動する。電王のマシンデンバードとスペック・機能は同じだが、後部の集電装置・ゼロギャザーの形状と、フロント部にタンクローリーさえも一突きにする突撃攻撃用の2本の角・ゼロゼロホーンが装備されている点が異なる。
[編集] 時の列車
車両は複数存在するため、個別表記のないときは「時の列車」として総合表記する。
時の運行を守る巨大鉄道車両型タイムマシン。劇中では新幹線型と蒸気機関車型が確認されているが他にもある模様。内部では乗客が快適に通勤・旅行できるよう、食堂車・浴場等が装備された車両も連結されている。現実空間に現れる際には、電車に存在する仮面ライダーがベルトのフォームスイッチを押したときと同じ音(ミュージックホーン)を鳴らす。各メイン車両の先頭車両にはそれぞれの仮面ライダーに対応する電仮面が象られているが、ライダーと各車両の関係は明言されていない(一部資料ではデンライナーの戦闘車両は各フォーム専用車両ともあるが、劇中ではその区別は無い)。
製造者や運行目的などは一切不明で、確認されている人物の中でその全てを知るのはデンライナーのオーナーと駅長のみ。時の列車を運転できるのは車両のオーナーとその同等の資格を持つ者に限定され、ゼロノスは車両のオーナー(らしき人物)から一時的に運行・運転資格を受けているため停車・発車を自在に行えるものの、電王は運転資格は有するが自由に行き先を決定することはできない。
時の列車が普段走る異空間は、モニュメント・バレーを思わせる一面の荒野である。「時間の狭間」と呼ばれるトンネル(山岳)が存在し、その中に入ると現実空間との連絡が一切取れなくなる。現実空間にいる者も、棚の中など「扉がある場所」から異空間への扉を開いて時の列車に搭乗することが可能である。現実空間にいる時は一般人でも列車の姿を見ることができる。レールは異空間・現実空間を問わず自動的に敷設・撤去されていくため、街中・空中・海上などどこでも走行が可能である。時の列車が壊れてしまうと、時の中を永遠にさまようと言われている。
時の列車は、人間の記憶を元に作られたチケットによって過去や未来に移動する。ただし片道切符で往復は不可能である。イマジンが契約により過去に飛ぶのもこの件が絡んでいる。理屈の上では過去に行くには、記憶という概念を持つ人類に作られるチケットを使い、時間移動を繰り返さねばならない。それ以上の人間が記憶し得ない過去や人類誕生以前の古代へ向かうには、特殊なパスと専用のチケットを用いて神の路線に入る必要がある。
時の列車には、車両によって異なる協定世界時 (UTC) を基準にした時間単位が存在する。デンライナーとゼロライナーが使用する曜日・日時などの時間単位は、協定世界時 (UTC) を基準にしたUTC+9(日本の標準時間)である。
[編集] デンライナー
新幹線型の時の列車。ゴウカと付属する客車及び単独走行できる戦闘車両群で構成される(ただし劇中で単に「デンライナー」という時はゴウカと付属する客車で構成されている列車のみを指す(イスルギ・レッコウ・イカヅチは含まない)場合が多い)。1号車は全長27.35m、全幅3.38m、全高4.48m。2号車以降及び各客車両は全長25m、全幅3.38m、全高3.65m。後向きの先頭車両が存在しないため、逆方向へ向かう場合はバックするか、新たな線路を構築してUターンする。時の列車の中では多人数を長期的に乗車できるよう設計されており、内部ではオーナー・ハナ・モモタロスたちが生活するほか、時の中からこぼれてしまった人間やその他の一般乗客(現時点では乗車理由が不明)などもおり、あらゆる時代から乗車する場合がある。普段はオーナーが運転を管理する。運転資格を持つ電王がライダーパスをかざすか、現実空間で時間帯がゾロ目の時にパスを持って手近なドアを開くことで搭乗できる。
「デンライナー」の戦闘車両である前4両(ゴウカ)は、イマジンやギガンデスの攻撃を防ぐなど装甲はかなりの強度を誇るが、食堂車などの非戦闘車両はモモタロスがぶつかった衝撃で穴が空くなど強度は弱い。そのため、5両目以降の非戦闘車両は戦闘時には分離する。
ライダーチケットまたはライダーパスを有しない不正乗車者は、チケットまたはパスの所有者が共有を宣言しない限りオーナーによって車外に排除され、異空間を永遠にさまようことになる。オーナーは、車内で暴れるなど著しくマナーに反した者の乗車を拒否する権限も有する。また、電王がデンライナーを運転できるのもライダーチケット有効期限内のみである。
- ゴウカ
- 通常はデンライナーの先頭4両を構成する戦闘車両群。電仮面はソードフォーム。1号車はマシンデンバードの格納庫を兼ねており、デンライナー全体の制御車でもある。また、マシンデンバードは任意で射出発進することが可能。搭載している武器の大半が、左側に発射されるので、戦闘時は攻撃対象の周囲を反時計周りに走行しながら攻撃する。電王がクライマックスフォームに変身すると、電王から発せられる炎を全身に浴び、黄金に輝くクライマックスモードになる。一部資料ではこのモードは体当たりで攻撃すると紹介されているが、劇中未使用である。
- イスルギ
- 通常は1両で単独走行している戦闘車両。電仮面はロッドフォーム。
- 武装
- レドーム:車体後方に搭載されているカメ型の飛行メカ。任意で分離し、遠隔操作することが可能。電王ロッドフォームを乗せることができ、主に敵の追跡などに使用される。戦闘時は手足にあたる部分からフリーエネルギーのレーザー光線を発射したり、回転しながら体当たりをする。
- 武装
- レッコウ
- 通常は1両で単独走行している戦闘車両。電仮面はアックスフォーム。
- 武装
- サイドアックス:車体側面から展開する昆虫の足のような外観の5本(右に2本、左に3本)の斧。格闘戦や障害物の粉砕の他、フリーエネルギーの刃を発射することに使用する。
- フロントアックス:車体前面から展開する巨大な刃。フリーエネルギーを放出することでさらに巨大な刃を作り出し、ギガンデスを正面から両断する。他の車両を前に連結しているときは使用できない。
- 武装
- イカヅチ
- 通常は2両編成で単独走行している戦闘車両。電仮面はガンフォーム。分離してレッコウ(烈光)・イスルギ(石動)・ゴウカ(業火)の順に連結した他の車両をはさむように(つまり「電光石火」となる順に)連結すると巨大な龍のような外見となる。ガンフォームが使用する際は、先頭車両上部の龍の頭の部分にマシンデンバードを接続することで操縦する。戦闘時は龍の口にあたる部分から、強力なフリーエネルギーの破壊光線を発射する。ガンフォームとの同時射撃も可能。
- 非戦闘車両(客車)
- ゴウカの後方に複数両(基本的には4両)連結されており、戦闘時には切り離される。これには、普段良太郎やモモタロス達が乗っている食堂車も含まれる。ゴウカがクライマックスモードになると連結されている客車も同じ状態となり、車内にも熱が伝わるため非常に暑くなる。
[編集] ゼロライナー
蒸気機関車型の時の列車。異なるタイプの車両による2両編成で、デンライナーとは路線が違うため並列走行も可能。乗客を乗せての運行はしておらず、侑斗とデネブのみが搭乗する。時間移動は運転・運行資格を持つゼロノス=侑斗と共有者のデネブが管理、乗車は2人なら自由に行える。詳細な車両の運転資格や侑斗とデネブの不在時にどのような方法で運行・待機しているかは不明である。侑斗やデンライナーのオーナーによれば、とある時間とともに一度消滅しているが、何らかの要因により復元されたことが確認されている。
通常時のゼロライナーは、後述のドリル・ナギナタの順に連結され走行するが、線路上に転車台のようなオーラを発生させ進行方向を変えることにより、連結パターンを入れ替えることも可能である。また、デンライナーは基本的に砲撃戦が主体であるのに対し、ゼロライナーは敵に突撃する豪快な近接格闘戦が主体である。電王による呼び出しやデンライナーとの連結も可能である。
- ドリル
- 通常は1両目を構成する戦闘車両。モチーフは牛車で、基本カラーは緑色。電仮面はアルタイルフォーム。他の車両と違い、バトルモードに変形しなくても、ある程度の戦闘力を有しており、ノーマルモード時は前面についた角とデンライナーレッコウにも劣らない怪力で格闘戦を行う。牛の頭部が180度回転して展開したバトルモード時は、車両先端の巨大なドリルで障害物を粉砕、地中を掘り進むこともできる。マシンゼロホーンの格納庫、およびゼロライナー全体の制御車でもある。
- ナギナタ
- 通常は2両目を構成する戦闘車両。モチーフは鷹で、基本カラーは黄色。電仮面はベガフォーム。車体上部から巨大なナギナタのようなプロペラが出現して展開したバトルモード時は、線路の干渉を受けることなく空中を自由に飛行できる他、プロペラで敵を直接切り裂いたり、フリーエネルギーの刃を発射して敵を切り刻むことも可能。また、ゼロライナー ドリルを後ろに連結した場合は巨大なヘリコプターのような外見となる。
- ゼロライナーの客室はこの中にある他、車両後部には外に出て景色を眺められるデッキが設置されている。
[編集] キングライナー
未来への分岐点の管理を目的に出現する巨大な新幹線型の時の列車で、“ターミナル”とも呼ばれる。複数台存在し、駅長室も数あるキングライナーの中の1両の内部に存在。通常時はボディ各部を展開させたステーションモードとして数台が分岐点付近に設置され、時の列車を格納する専用の駅としても機能するほか、時の分岐点の監視も行う。内部には風景が次々と切り替わる(同時にキングライナーのミュージックホーンが演奏される)待合室やエレベーター、「駅長グッズ」を販売する売店もある。
新たな時の分岐点が出現した場合などは、駅長の指示で列車型のライナーモードへと移行する。デンライナーをはるかに凌ぐ驚異的な駆動力を誇り、フルスピードで稼動していてもステーションモード時のキングファイアをフルブレーキとして使用することで急停止も可能である。また、走行中にステーションモードへと移行することで、時の列車を走行中でもスムーズに格納することができる。前部・横部に装備されたキングランチャーやキングファイアからフリーエネルギーの光弾やビームを発射することも可能である。
[編集] イマジン
以下の記述は電王らと敵対するイマジンについてであるが、イマジンの設定や特性はモモタロスらにも共通である。
未来から2007年にやって来た人類の精神体が、人間のイメージ=記憶により怪人としての肉体を得た姿。過去を都合の良いように改竄し、現在や未来を変えることを最大の目的とする。劇中で登場するのは主にカイの命で2007年を訪れた一派であるが、イマジンという存在自体はそれに限ったものではない模様。劇中に登場するイマジンについては放映リストを参照。
TVシリーズに登場するイマジンの多くはカイに従う勢力であるが、モモタロスたちのような例外もいる。また、中盤や劇場版には牙王(仮面ライダーガオウ)に従うイマジン(詳しくは劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!を参照)やネガタロス(仮面ライダーネガ電王)に従うイマジン(劇場版 仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事を参照)、死郎(仮面ライダー幽汽 ハイジャックフォーム)に従うイマジン(劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウンを参照)なども登場する。
時の列車やターミナルなどを利用する人間たちの間では、関係者・乗客問わずイマジンの存在は周知の事実となっており、カイ一派の消滅後も上記のように別の勢力からのイマジンが出現している。
「イマジン」とはイマジネーションという言葉から作られた造語で、デザイナーの韮澤は「イマジネーションによる魔人」と説明している[27]。また、体の何処かに各々のモチーフの名前が入っている。
[編集] カイに従うイマジン
カイに従い自分たちの時間を手に入れるために行動する。カイにより2007年に送り込まれており、彼がテレパシーのような能力で指令を伝えている。これはモモタロスらも例外ではないが、(ウラタロスは無視していると言うなど)強制力はなく、あくまで目的の一致による主従関係に過ぎない。イマジン側からもカイにメッセージを送ることが可能である。
彼らの本来の目的は、未来への分岐点を決定する「鍵」とされる桜井侑斗を抹殺することで、2007年の世界を自分たちの存在する未来へと繋げることである。しかし、桜井侑斗が時間からの干渉を防ぐゼロノスカードを所持する関係上、彼を消し去るには過去の時間を逃亡している桜井を直接殺害するしか無いため、カイが彼の逃亡先を突き止めイマジンを送り込んでいる。3000体以上が2007年に来ているが、その都度目的の時間にイマジンを飛ばせる人物が極端に少ないため、実体化できるのは1回につき契約者1人か2人分が限界である。最後まで目的を果たせず分岐する未来が自分たちのものでないと決定した場合、タイムパラドックスにより特異点であるカイを除く全てのイマジンは時の中から消滅する。ちなみにカイ自身が過去を持たないイマジンのことを忘れやすいため、過去へ飛んでも桜井を取り逃がした場合はそのまま放置される。最終的に全てのイマジンがカイと契約して実体化するが、未来は人間の未来へと繋がり、モモタロスたちとデネブやジークを除くイマジンは消滅する。
[編集] 行動パターン
イマジンの活動内容は便宜上、次の4段階に分けられる。
- 契約者探し
- 現代に来て最初にすること。実体を持たないため発光する精神体で飛び回り、カイが自分の所持するカレンダーの手帳を元に突き止めた、桜井(現代)の逃亡した過去の時間に繋がりがある人物を契約者として選び、憑依する。
- 望みを聞く
- 憑依後は契約者の思い描く童話などから自身の姿形を作り、その者の望みを聞き入れる。この時もまだ完全な肉体は持たず、崩れやすい砂粒でできた体に上半身・下半身が逆転した姿で、望みを受け入れることにより初めて実体化する(完全体になる)。砂の体の状態で契約者がイマジンの憑依している時間を忘れた場合は、イマジンと契約者の繋がりが切れ、契約完了(独立)したときと同じ状態となる。イマジンと契約した人間は、時折体から砂がこぼれる。違う人間から同じ容姿(モチーフ)のイマジン、または1人の人間から複数のイマジンが出現したり、元になる童話や容姿は異なるが、モチーフになる動物が重複する場合[28]もある。戦闘を極力抑え契約を優先する者もいれば、電王やゼロノスを抹殺するための実体化の口実として扱う者もいる。
- 契約内容の実行
- 契約者の望みを叶えるために活動する。程度はまちまちだが、契約者の意思に関わらず殺人・略奪・破壊活動を平気で行う。契約者に憑依することもでき、その時は若干その人物の容姿が変わる。その対象は、同一人物なら契約前の時間軸の人間でも可能である。憑依時は常人離れした身体能力を発揮するが、肉体的負担は契約者にかかる。また、憑依には特異点の性質による制限を受ける。イマジンは契約者の「記憶」を存在の基盤とするため、契約中は契約者の記憶を元に何度でも再生できるが、契約者が死亡すれば憑いているイマジンも消滅する。また、契約者の記憶の変化(例としては赤ちゃんや記憶が途切れた者)によっても契約者との関係は切れるため、契約者が生存していても消滅する場合がある。契約者の記憶に依存せず、消滅を防ぐには過去へ飛んで(後述)独立する必要がある。
- 契約完了
- 契約者の体をこじ開け、契約者が最も強く思う過去へ飛ぶ。望みを叶えるという行為はこの過去の時間を強くイメージさせるための間接的手段に過ぎない(契約内容がその契約者の過去の出来事に関連している)ので、イマジンは彼らの願いを強引に解釈して契約を完了、場合によっては完了すらしないケースがほとんどである。過去へ飛んだほとんどのイマジンは桜井の抹殺を目的として破壊活動を行う。それにより破壊された物体は、現代でも消滅するタイムパラドックスが発生する。独立した存在となるため契約者の記憶に依存する必要もなく、かつて契約者だった人物を殺害しても本人にはなんら影響は無い。もし現代で他のイマジンが契約している人間を過去で殺害すれば、そのイマジンは別の人間と契約していたというタイムパラドックスが発生する。契約完了後に致命傷を受ければ死亡するが、死ぬ前に別の人間に憑依すればその者が新たな契約者となり、その人間の記憶に依存する形へと戻るものの、実体化前に負ったダメージはなくなる(例:キンタロス)。
- イマジンが倒された後は、改変された時間が人々の記憶を辿って復元されるが、誰も覚えていないことは復元できないため、パラレルワールド化が続行されることになる。
[編集] ギガンデス
イマジンのイメージが暴走して巨大化した姿。巨大化したときの姿はイマジンの特性により異なり[29]、時には1体のイマジンから複数出現することもある。以下の3種類の他、オクトイマジンの能力により時のレールが暴走した、黒い龍の形をした怪物(名称不明)も存在する。
- ギガンデスヘブン
- 空を飛翔するものを象徴した姿。全身が白く顔は金色で、上半身はコウモリと鳥の合成、下半身は蜂の腹部のような姿(ジズ)をしている。名前の意味は天国。
- ギガンデスハデス
- 海や大地を這うものを象徴した姿。金色の龍のような姿(リヴァイアサン)をしている。名前の意味は黄泉。
- ギガンデスヘル
- 大地を駆るものを象徴した姿。6つの目を持ち3本の角を生やした、牛に似た獣の姿(ベヒーモス)をしている。名前の意味は地獄。
以上で仮面ライダー電王に関する核心部分の記述は終わりです。
[編集] キャスト
[編集] レギュラー・準レギュラー
- 野上良太郎 / 仮面ライダー電王 プラット・ライナーフォーム(声) / M・U・K・R・D・W良太郎 - 佐藤健[30]
- ハナ - 白鳥百合子
- コハナ - 松元環季
- モモタロス(声) / M良太郎(声) / 仮面ライダー電王 ソード・クライマックスフォーム(声) - 関俊彦[30][31]
- ウラタロス(声) / U良太郎(声) / 仮面ライダー電王 ロッド・クライマックスフォーム(声) - 遊佐浩二[30][31]
- キンタロス(声) / K良太郎(声) / 仮面ライダー電王 アックス・クライマックスフォーム(声) - てらそままさき[30]
- リュウタロス(声) / R良太郎(声) / 仮面ライダー電王 ガン・クライマックスフォーム(声) - 鈴村健一[30]
- 桜井侑斗 / 仮面ライダーゼロノス アルタイル・ゼロフォーム(声) / D侑斗 - 中村優一[30]
- デネブ(声) / D侑斗(声) / 仮面ライダーゼロノス ベガフォーム(声) / D良太郎(声) / デネビックバスター(声) - 大塚芳忠[30]
- 野上愛理 - 松本若菜
- ナオミ - 秋山莉奈
- 尾崎正義 - 永田彬 (RUN&GUN)
- 三浦イッセー - 上野亮
- カイ - 石黒英雄
- オーナー、駅長、オープニングナレーション、本編ナレーション - 石丸謙二郎
- 過去の男 - 岡野友信、中村優一
[編集] 主なゲスト
括弧内の数字は出演回。過去または後の特撮番組出演者にはその作品名を付記(☆は多数の特撮番組に出演している俳優やスーツアクター)
- テツオ - 落合扶樹 (1, 2)
- 山越佑 - 波岡一喜 (3, 4)(ジャスティライザー)
- 斉藤大輝 - 小越勇輝 (5, 6)(キバ)
- 斉藤優美 - 栗原瞳 (7, 8)(龍騎)、(555)
- 大林友也 - 平塚真介 (7, 8)
- 本条勝 - 内野謙太 (9, 10)(メビウス)
- 菊池信司 - 矢崎広 (9, 10)(WoO)
- 道場主 - 岡元次郎 (9, 35) ☆
- 小林カスミ - 小野明日香 (11, 12)
- 小林謙作 - 池田成志 (11, 12)
- 戸山秀二 - うえだ峻 (13, 14) ☆
- レージ - 佐々木友司郎 (13, 14)
- 14話以降も「リュウタロスダンサーズ」の1人として何度かダンスシーンに登場する。メンバーが入れ替わる中で全ての出番に登場している。
- 袴田秀次郎 - 大柴隼人 (15, 16)(メガレンジャー、(ハリケンジャー)
- 火口耕作 - 不破万作 (15, 16) ☆
- 模木 - 田中聡元 (15, 16)
- 沢田由香 - 満島ひかり (17, 18, 33)(マックス)
- 天野晃平 - 吉永雄紀 (19, 20)
- 遥香 - 森山綾乃 (19, 20)
- 田中 - 少路勇介 (21, 22)
- 飯嶋課長 - 松澤仁晶 (21, 22) ☆
- 鷹山栞 - 鹿野京子 (23, 24)
- 鷹山祐介 - 渡邊虎雅 (23, 24)
- 増田明男 - ムロツヨシ (23, 24)
- 青木雅史 - 山本康平 (25, 26)(ハリケンジャー)
- 青木真由 - 渡邉沙帆加 (25, 26)☆
- 6年前の雅史 - 兼田康平 (26)
- 6年前の真由 - 木村真那月 (26)
- 加藤浩 - おぐらとしひろ (27) ☆
- クレジット表記はないが、劇場版から挿入されたシーンでは松本実が演じる。
- 池祥一 - 本田誠人 (27, 28)
- 町田 - 菅原卓磨 (29)(グランセイザー)
- 下山 - 佐藤正宏 (29) ☆
- 寺崎トオル - 林剛史 (30)(デカレンジャー)
- ラビットイマジンの契約者 - 今井靖彦 (31) ☆
- 藤代裕也 - 青木伸輔 (31, 32)
- ピアノの男 - 諏訪太朗 (33, 34) ☆
- 奥村祐希 - 尾関伸嗣 (33, 34)
- 山口 - 古屋暢一 (35)(ティガ)、(ダイナ)
- パンダラビットイマジンの契約者 - 高橋孝輔 (39)
- 侑斗の元先生 - あべかつのり (39)
- ノザキセイコ - 長谷川愛 (39)
- ニウライツコ - 堀澤かずみ (39)
- 葉月翔子 - 松本夏空 (41, 42)
- 2人組の若者 - オジンオズボーン (41)
- 大崎 - 宮平安春 (43)
- 時計店の店主 - 小野了 (45)(剣)
※ゲスト声優は放映リストを参照。
[編集] スーツアクター
- 仮面ライダー電王、モモタロス - 高岩成二
- 仮面ライダーゼロノス - 伊藤慎
- ウラタロス、敵イマジン(2話) - 永徳
- キンタロス - 岡元次郎
- リュウタロス - おぐらとしひろ
- デネブ、敵イマジン(1 - 18話)、仮面ライダーガオウ - 押川善文
- ジーク - 永瀬尚希
- 敵イマジン - 渡辺淳(19 - 24話)、伊藤教人(25話以降)
[編集] スタッフ
- 原作 - 石ノ森章太郎
- スーパーバイザー - 小野寺章(石森プロ)
- プロデューサー - 梶淳(テレビ朝日)、白倉伸一郎・武部直美(東映)
- 監督 - 田﨑竜太、長石多可男、坂本太郎、石田秀範、金田治、舞原賢三、田村直己、柴崎貴行
- 脚本 - 小林靖子、米村正二
- ダイアログ監修 - 小林靖子[32]
- 音楽 - 佐橋俊彦
- 演奏 - フェイスミュージック
- アクション監督 - 宮崎剛
- 撮影 - いのくままさお、倉田幸治
- 美術 - 大嶋修一
- 助監督 - 柴崎貴行、山口恭平、塩川純平、伊藤良一、杉原輝昭ほか
- プロデューサー補 - 大森敬仁、郷田龍一
- 特撮監督 - 佛田洋
- クリーチャーデザイン - 韮沢靖
- 技術協力 - アップサイド、東映ラボ・テック、KYORITZ
- 制作 - tv asahi、東映、ADK
[編集] 主題歌・挿入歌
- 主題歌
- ライダー主題歌は近年オリコンチャートシングルランキングにおいて初登場時に上位を獲得することが多いが、本作品では「Climax Jump」がオリコン初登場5位、「Climax Jump DEN-LINER form」が初登場2位にランクイン(いずれもウィークリー単位)するなど、本編に負けない好評を博す。
- 「Climax Jump」(1‐39、46、49話)
-
- 作詞 - 藤林聖子 / 作曲・編曲 - 鳴瀬シュウヘイ / 歌 - AAA DEN-O form
- 28話では挿入歌としても使用される。また、49話(最終話)はOPがなく、この曲がエンディングとして使用される。
- 「Climax Jump DEN-LINER form」(40‐45、47‐48話)
- ライダー主題歌としては初めてPV用に新規映像撮影が行なわれ、モモ・ウラ・キン・リュウタロスたちが本曲に合わせて歌ったりドラムを叩くライブ風のシーンは、44話以降のOPでも使用される。このPV全編は「仮面ライダー電王 COMPLETE BOX」に付属するDVDディスクにて視聴可能。41話では歌詞の一部がモモタロスのソロである「モモタロスVer.」、42・48話では歌詞の一部が変わっていてウラタロスのソロである「ウラタロスVer.」、43・47話では歌詞の一部が変わっていてキンタロスのソロである「キンタロスVer.」、44話では歌詞の一部がリュウタロスのソロである「リュウタロスVer.」が使用される。
- 挿入歌(エンディングテーマ)
- 本作では明確なEDテーマは存在せず、主に戦闘シーンに使われる以下の曲がEDテーマ扱いとなる。1、2話のみEDはない。
- 「Double-Action」(3‐7、14、23話)
-
- 作詞 - 藤林聖子 / 作曲・編曲 - LOVE+HATE / 歌 - 野上良太郎&モモタロス(佐藤健&関俊彦)
- 「Double-Action Rod form」[33](8‐12話)
-
- 作詞 - 藤林聖子 / 作曲 - LOVE+HATE / 編曲 - 酒井陽一 / 歌 - 野上良太郎&ウラタロス(佐藤健&遊佐浩二)
- 「Climax Jump HIPHOP ver.」(13、14話)
- 作詞・作曲・編曲・歌は通常版と同様。37、38話ではエンディング以外の挿入曲として使用。
- 「Double-Action Ax form」[33](15、16話)
-
- 作詞 - 藤林聖子 / 作曲 - LOVE+HATE、鳴瀬シュウヘイ / 編曲 - 鳴瀬シュウヘイ / 歌 - 野上良太郎&キンタロス(佐藤健&てらそままさき)
- 「Double-Action Gun form」[33](17‐24、26話)
-
- 作詞 - 藤林聖子 / 作曲 - LOVE+HATE、鳴瀬シュウヘイ / 編曲 - 鳴瀬シュウヘイ / 歌 - 野上良太郎&リュウタロス(佐藤健&鈴村健一)
- 挿入歌(エンディングテーマ以外)
-
- 「Double-Action Piano form (1‐4)」(33、34話)
-
- 作曲・編曲 - LOVE+HATE
[編集] サウンドトラック・CDボックス
- 仮面ライダー電王 オリジナルサウンドトラック
- 劇中BGM28曲と主題歌・挿入歌TVサイズ5曲収録
- 仮面ライダー電王 オリジナルサウンドトラック2(通常版) / 仮面ライダー電王 オリジナルサウンドトラック2 SPECIAL EDITION(限定版)
- 劇中BGM41曲と「DEN-O VOCAL TRACKS LINER」(「Climax Jump DEN-LINER form」と「Double-Action」シリーズ、「Action-ZERO」、「Real-Action」をトランスメドレーにアレンジしたもの)を収録。限定版は15000枚がリリースされ、オリジナルフィギュアが同梱された。
- 劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生 オリジナルサウンドトラック
- 劇場版BGM45曲(一部はTV版のみ使用の楽曲)と牙王役・渡辺裕之によるDouble-Action GAOH-formを収録。
- 仮面ライダー電王 COMPLETE CD-BOX
- 2008年1月16日リリース。Climax-DISC、Action-DISC1・2、BGM-DISC1・2、Climax Jump DEN-LINER form PV(DVD)の計6枚組。
[編集] 放映リスト
怪人のリンク先はモデルとなったおとぎ話。また、サブタイトルには、ダジャレやパロディが含まれてる場合がある。
| 放送日 | 話数 | サブタイトル | 登場イマジン・ギガンデス | 脚本 | 監督 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2007/1/28 | 1 | 俺、参上! | 小林靖子 | 田﨑竜太 | |
| 2007/2/4 | 2 | ライド・オン・タイム | |||
| 2007/2/11 | 3 | アウトロー・モモタロー | 長石多可男 | ||
| 2007/2/18 | 4 | 鬼は外! 僕はマジ | |||
| 2007/2/25 | 5 | 僕に釣られてみる? | 坂本太郎 | ||
| 2007/3/4 | 6 | サギ師の品格 | |||
| 2007/3/11 | 7 | ジェラシー・ボンバー | 石田秀範 | ||
| 2007/3/18 | 8 | 哀メロディ・愛メモリー | |||
| 2007/3/25 | 9 | 俺の強さにお前が泣いた | 長石多可男 | ||
| 2007/4/1 | 10 | ハナに嵐の特異点 | |||
| 2007/4/8 | 11 | 暴走・妄想・カスミ草 | 米村正二 | 坂本太郎 | |
| 2007/4/15 | 12 | 走れタロス! | |||
| 2007/4/22 | 13 | いい? 答えは聞いてない | 小林靖子 | 金田治 | |
| 2007/4/29 | 14 | ダンス・ウィズ・ドラゴン | |||
| 2007/5/6 | 15 | 銭湯(バス)ジャック・パニック | 米村正二 | 石田秀範 | |
| 2007/5/13 | 16 | 幸福の星、降伏の犯人(ホシ) | |||
| 2007/5/20 | 17 | あの人は今! も過去? | 小林靖子 | 坂本太郎 | |
| 2007/5/27 | 18 | 時計じかけの婚約者(フィアンセ) | |||
| 2007/6/3 | 19 | その男、ゼロのスタート | 舞原賢三 | ||
| 2007/6/10 | 20 | 最初に言っておく | |||
| 2007/6/24 | 21 | ケンカのリュウ儀 | 石田秀範 | ||
| 2007/7/1 | 22 | ハナせない未来 | |||
| 2007/7/8 | 23 | 王子降臨、頭が高い! | 田﨑竜太 | ||
| 2007/7/15 | 24 | グッバイ王子のララバイ | |||
| 2007/7/22 | 25 | クライマックスWジャンプ | 舞原賢三 | ||
| 2007/7/29 | 26 | 神の路線へのチケット | |||
| 2007/8/5 | 27 | ダイヤを乱す牙 | 石田秀範 | ||
| 2007/8/12 | 28 | ツキすぎ、ノリすぎ、変わりすぎ | |||
| 2007/8/19 | 29 | ラッキー・ホラー・ショー | 田村直己 | ||
| 2007/8/26 | 30 | 奥さん花火どう? | |||
| 2007/9/2 | 31 | 愛(アイ)・ニード・侑(ユウ) | 金田治 | ||
| 2007/9/9 | 32 | 終電カード・ゼロ! | |||
| 2007/9/16 | 33 | タイムトラブラー・コハナ | 長石多可男 | ||
| 2007/9/23 | 34 | 時の間(はざま)のピアニスト | |||
| 2007/9/30 | 35 | 悲劇の復活カード・ゼロ | 舞原賢三 | ||
| 2007/10/7 | 36 | 憑かず、離れず、電車斬り! | |||
| 2007/10/14 | 37 | 俺、そういう顔してるだろ? | 田﨑竜太 | ||
| 2007/10/21 | 38 | 電車の中の電車王 | |||
| 2007/10/28 | 39 | そしてライダーもいなくなる | 田村直己 | ||
| 2007/11/11 | 40 | チェンジ・イマジン・ワールド | |||
| 2007/11/18 | 41 | キャンディ・スキャンダル | 石田秀範 | ||
| 2007/11/25 | 42 | 想い出アップデート | |||
| 2007/12/2 | 43 | サムシング・ミッシング | 柴崎貴行 | ||
| 2007/12/9 | 44 | 決意のシングルアクション | |||
| 2007/12/16 | 45 | 甦る空白の一日 | 舞原賢三 | ||
| 2007/12/23 | 46 | 今明かす愛と理(ことわり) | |||
| 2008/1/6 | 47 | 俺の最期にお前が泣いた | 長石多可男 | ||
| 2008/1/13 | 48 | ウラ腹な別れ… | |||
| 2008/1/20 | 49 | クライマックスは続くよどこまでも |
[編集] 放映ネット局
- 関東広域圏:テレビ朝日 ※キーステーション
- 北海道:北海道テレビ放送
- 青森県:青森朝日放送
- 岩手県:岩手朝日テレビ
- 宮城県:東日本放送
- 秋田県:秋田朝日放送
- 山形県:山形テレビ
- 福島県:福島放送
- 新潟県:新潟テレビ21
- 山梨県:テレビ山梨
- 富山県:未放送
- 石川県:北陸朝日放送
- 福井県:福井放送
- 長野県:長野朝日放送
- 静岡県:静岡朝日テレビ
- 中京広域圏:名古屋テレビ放送
- 近畿広域圏:ABCテレビ(朝日放送)
- 鳥取県・島根県:山陰放送
- 岡山県・香川県:瀬戸内海放送
- 広島県:広島ホームテレビ
- 山口県:山口朝日放送
- 徳島県:四国放送
- 愛媛県:愛媛朝日テレビ
- 高知県:未放送
- 福岡県・佐賀県:九州朝日放送
- 長崎県:長崎文化放送
- 熊本県:熊本朝日放送
- 大分県:大分朝日放送
- 宮崎県:宮崎放送
- 鹿児島県:鹿児島放送
- 沖縄県:琉球朝日放送
- また、2008年4月4日から2009年3月6日までKBS京都で放送された(金曜 7:30 - 8:00)。
[編集] 他媒体展開
[編集] 劇場版
- 長編映画
- 1つのシリーズで劇場版が4作品制作され、そのいずれも完全オリジナルであることは、昭和・平成を含めライダーシリーズ初である。
- 短編映画
-
- おまけ モモタロスのなつやすみ
- 映画『俺、誕生』同時上映。
- おまけ モモタロスのキバっていくぜ!
- 映画『クライマックス刑事』同時上映。
- おまけ モモタロスのまっかっか城の王
- 『仮面ライダーキバ』放映枠内映画宣伝帯番組、および映画『仮面ライダーキバ 魔界城の王』同時上映。
- イマジンあにめ モモタロスよ永遠に -イマジン終着駅- 劇場版
- おまけ モモタロスのなつやすみ
[編集] アニメーション
- 仮面ライダー電王+しん王
- 2007年8月3日放送。同じテレビ朝日系で放送されているアニメ『クレヨンしんちゃん』とのクロスオーバー作品。
- イマジンあにめ
[編集] 映像ソフト化
- 2007年8月3日 - 2008年7月21日にかけてDVDが東映ビデオより発売された。全12巻で各巻4話(Vol.12は5話話)収録。
- 2008年7月21日発売の「石ノ森章太郎 生誕70周年 DVD-BOX」に第1話が収録されている。
[編集] その他映像作品
- 超バトルDVD 仮面ライダー電王超バトルDVD うたって、おどって、大とっくん!!
- てれびくん特典応募DVD。良太郎を強くするため、イマジンたちがスペシャル体操で大奮闘する。ライナーフォームの超絶技も披露。
- 監督・脚本 - 柴崎貴行
- 仮面ライダーキバ&電王 デンライナー宇宙へ!
- プラネタリウム上映映画。2008年5月17日より上映。上映形態は各館にあわせ、全天周デジタル版、デジタル版、VTR+スライド投影版の3タイプが用意された。
[編集] 漫画版
- 小学一年生
- 著者:坂井孝行。
- テレまんがヒーローズ
- 藤異秀明によるクライマックス刑事、藤沢真行によるさらば仮面ライダー電王と超・仮面ライダー電王&ディケイドのコミック版が掲載。
[編集] その他
- ファイナルステージ
- 2008年1月下旬開催。大阪国際会議場での大阪公演と中野サンプラザホールでの東京公演。レギュラーのキャストに加え、野上愛理役の松本若菜などもトークショーに参加。
- オリジナルキャラクター
- 2代目 牙王:牙王を超える力を持つとされる新たな牙王。どのような経路で牙王のベルトを手にしたかなどは不明。
- スタッフ
- 脚本:小林靖子
- オリジナルキャラクター
- きだ版ライダー絵巻 仮面ライダー電王 激突! 電王VS信長
- 東映太秦映画村でおこなわれたヒーローショー。
[編集] 『仮面ライダーディケイド』における扱い
2009年放送の『仮面ライダーディケイド』において、他の平成ライダー作品が設定を変更されているのに対し、平成ライダー作品の中で本作のみは同一の設定であり、本作と直接リンクしている(『ディケイド』で登場した全ての世界を含めば、この「オリジナルのままの世界」という例は、シンケンジャーの世界も該当し、『侍戦隊シンケンジャー』とリンクした演出もおこなわれている。)。
[編集] 備考
- ライダーのボディスーツの素材は作品ごとに改良が続けられているが、本作から素材提供・造形(縫製)にミズノが協力。スピードスケート選手の競技用ウェアとして開発された“BIO GEAR”ブランドの繊維を用い、各スーツアクターの体形に合わせ立体裁断・縫製が行われたアンダースーツが完成した。これらのスーツは従来よりも耐久性に優れ、更に効率良い発汗・蒸発が可能な高性能なモノで、スーツアクター達の軽快なアクションを支えている。
- 『剣』から実施されている清涼飲料水『オロナミンCドリンク』とのタイアップが本作でも引き続き行われ、例年同様、この番組でしか流れないスペシャルCMも製作された。内容としては、良太郎が子供を励まし一緒にオロナミンCを飲むというもの。電王ソードフォームも登場する。
- 子供向けCMの他に、例年同様バイクなどの車両を提供し、期間限定スポンサーでもあるHONDAのオートバイのCMも流れる。また、『555』以降実施している鈴鹿8時間耐久ロードレースへのタイアップエントリーが本作でも実現。「仮面ライダー電王 Honda DREAM RT」[38]として参戦した。
- 鉄道がモチーフであることから、いくつかの鉄道会社でスタンプラリーの題材になっており、東京急行電鉄では期間中は部分ラッピング広告列車が運行された。
- 玩具タイプのゲーム機や携帯電話ゲームは存在するものの、平成ライダーシリーズとしては初めてテレビゲームソフトが発売されていない(2009年7月現在)。また、同様に同時間枠の特撮番組で通例となっている小学館の『超全集』も本作では発刊されていないが、代わりに同じ小学館から『超ヒーローファイル』全3巻(内容は少々異なるが構成は『超全集』とほぼ同じ)が発売されている。
- 関西地区2007年4月13日放送の探偵!ナイトスクープで、『サボテンを怖がる3歳児』(石田靖探偵)にて仮面ライダー電王(ソードフォーム)が登場。依頼者の3歳になる息子が本作品のファンであるため、石田はサボテン嫌いを直そうと電王を呼んだ。ただし電王は一言も喋らない。
- DVD最終巻の第12巻は、本放送の映像を収録した通常版以外に47話から49話を再編集し、新たに本放送時にカットされたシーンや音楽を追加した特別版が発売された。そのため、本放送時と特別版とではラストの印象が全く異なるものになっている。
[編集] 参考文献
- 韮沢靖『仮面ライダー電王 韮沢靖 イマジンワークス SAY YOUR WISH』メディアファクトリー、2008年6月、ISBN 978-484012344-0
[編集] 脚注
- ^ 毎回OP冒頭にアバンナレーションとして入れられている。
- ^ 書籍『DEN-O PERSPECTIVE 仮面ライダー電王 公式読本』 P.18
- ^ 『アギト』の木野薫や『555』の木場勇治など、ライダー作品の味方側のレギュラーには必ずと言っていいほど死者がつきものである。
- ^ バンダイナムコホールディングスのIR情報より(最終更新確認:2008年5月1日)
- ^ 書籍『DEN-O PERSPECTIVE 仮面ライダー電王 公式読本』 P.158
- ^ 各ジャンルの識者が集い「日本オタク大賞2007」開催 - 大賞はあのネットサービス(マイコミジャーナル)
- ^ 日本オタク大賞2007
- ^ http://www.seiyuawards.jp/2nd_finish.html
- ^ 『超電王』に登場した際、幸太郎が身長の縮んだ良太郎を指し「こう見えてもジイちゃんは19歳だからな」という発言があるが、これは誤りである(『超電王』における現代の時間軸は2009年であるため)。
- ^ メインイマジン4人、ジーク、デネブ、ゴーストイマジンの計7体に憑依される。
- ^ 白鳥百合子の降板により33話より登場。
- ^ 劇場版の戦闘にあわせ、イマジン担当のデザイナーである韮沢靖が再考した。ただし、キンタロスアックスは登場回から存在する。
- ^ ウラタロスを「カメ公」、キンタロスを「クマ公」、リュウタロスを「(ハナタレ)小僧」、ハナ(コハナ)を「ハナクソ女(コハナクソ女)」、デネブを「おデブ」(これはキンタロスたちやナオミも呼んでいる)と呼ぶ。
- ^ 主題歌「climax jump」の歌詞にある「想いの強さ」を体現したキャラクターであるとされる。パイロット監督である田崎竜太がムック本のインタビューで語ったところによると、俳優の寺島進をイメージしてモモタロスのキャラクターを作り上げたとのこと。
- ^ 一部の資料では、何故か彼も良太郎がイメージしたと記述されている。デザイナーの韮沢は熊という設定と演じる岡元次郎のイメージから連想して、『ロボコップ』をモチーフにしたと述べている。
- ^ 厳密にはリュウタロスが先に憑依。
- ^ DVD4巻の未公開シーンで判明。
- ^ モモタロス達と異なり、特定の作品をモチーフにしていない。スタッフによると「ドラゴンは昔話によく出てくるので採用した」とのこと。そのためか空を飛ぶ描写がある。また、アニメイトのイマジンあにめでは、『龍の子太郎』を元にした話がある。
- ^ 名前がデネブなので、製作側はどうにかモチーフを鳥に結びつけたかったらしく、弁慶→牛若丸→鞍馬山→烏天狗→カラスの連想からカラスに決まった。
- ^ 公式メルマガより。
- ^ パート1〜5(4は欠番)やパート2'(ツー・ダッシュ)、パート3…と見せかけてストレートど真ん中、特別編、ファイナルバージョンなど。
- ^ 『超電王1』では、ソードフォームが「俺の超必殺技」として披露している。
- ^ 『劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン』では使用前。
- ^ 『劇場版3作目』ではM良太郎から直接変身している。
- ^ DVD『仮面ライダー電王』Vol.7 データファイルなど、一部媒体では「ボイスターズスラッシュ」と呼称。
- ^ アルタイルフォームから変身するため、桜井侑斗が直接ベガフォームに変身することはない。
- ^ 韮沢靖『仮面ライダー電王×韮沢靖イマジンワークス』メディアファクトリー、2008年6月、pp.18,109、ISBN 978-484012344-0
- ^ 例として、ウラタロスとトータスイマジン、デネブとクロウイマジン、ラビットイマジンとパンダラビットイマジンなどが挙げられる。
- ^ ただし、クラーケンイマジンのように必ずその法則に当てはまるわけではない。
- ^ a b c d e f g ジャンクションのナレーションも担当。
- ^ a b 予告ナレーションも担当。
- ^ 米村脚本の回のみ。
- ^ a b c d 詳細は「Double-Action」を参照。
- ^ a b 詳細は"「Double-Action」の兄弟曲"を参照。
- ^ 仮面ライダー電王 ウイングフォーム / W良太郎 / ジャンクションのナレーションも担当。
- ^ モモタロスとウラタロスによる「終わりと言いながら、結局のところ前の作品の世界観が破壊されてしまう続編が作られてしまうのではないか」というツッコミが物語の主軸となっている。
- ^ なお「世界観の破壊」は同時製作であり同作と関連作品ともなる『仮面ライダーディケイド』のストーリーの主軸テーマの一つであり、物語を構成する際に提示されるシリーズ定番の「大いなる謎」の部分に相当する
- ^ 仮面ライダー電王Honda DREAM RT
[編集] 外部リンク
- テレビ朝日内公式サイト
- 東映内公式サイト
- DVD 仮面ライダー電王特集(東映ビデオ内にあるサイト)
- 電王ページ(エイベックス)
- 仮面ライダーキバ&電王 デンライナー宇宙へ!
- イマジンあにめ(アニメイトサイト内)
| テレビ朝日系 日曜8時台前半 (スーパーヒーロータイム第2枠 / ニチアサキッズタイム第3枠) |
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| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
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仮面ライダーカブト
(2006.1.29 - 2007.1.21) |
仮面ライダー電王
(2007.1.28 - 2008.1.20) |
仮面ライダーキバ
(2008.1.27 - 2009.1.18) |
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