零点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
零点(れいてん、ぜろてん、zero)とは、ある関数
によって、
に移される点、すなわち
を満たす
のこと。複素解析や代数幾何学などにおいて、方程式の解や根と呼ばれるものを幾何学的に取り扱う際に、しばしばこの表現が用いられる。
関数
の零点全体のなす集合
のことを零点集合と呼ぶことがある。2つ以上の関数が零点を共有するとき、その零点を共通零点とよぶ。多変数多項式系の共通零点集合はザリスキー位相などの位相構造を入れて代数多様体となる。
解析関数
が
(ただし、
は正の整数で、
は
において正則)と表せるとき、
は関数
の
位の零点であるといい、
を零点
における重複度 (multiplicity) または位数 (order) と呼ぶ。
をテーラー展開してやることにより、解析関数の零点は孤立点となることがわかる。また、このとき
と
は点
において
位の接触を持つという。
