雪おろし
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雪おろし(ゆきおろし)は雪に関係した日本の気象現象、生活習慣である。
[編集] 気象現象としての雪おろし
日本海側では晩秋から冬にかけて寒冷前線が通過すると、雷が発生しやすい。その中でも上空に強い寒気が流れ込んだ日に鳴る激しい雷のことを島根県、新潟県、山形県等では雪おろし(雪颪)と呼び、真冬の到来を告げるものとする。鳥取県等、地域によっては雪おこしなどとも呼ばれる。
[編集] 除雪としての雪おろし
雪おろしが鳴ると、いよいよ雪の季節である。豪雪地帯では積雪が数メートルに及ぶため、家屋が雪の重みで倒壊するのを防ぐために屋根の除雪を行う必要がある。これも雪おろし(雪下ろし)である。傾斜を大きくするなど雪が積もりにくい構造の屋根を用いる場合もあるが、そうでなければ雪おろしは人力に頼ることになる。スコップまたはスノーダンプ(ママさんダンプ)によって屋根の雪を落とすのだが、滑りやすい屋根の上での作業になるため、毎冬、雪おろし作業での転落事故死が報道される。
豪雪地帯は高齢化がすすむ過疎地が大部分を占めるため、雪おろし作業の担い手確保は大きな問題になっている。ボランティアを募ったり、業者に依頼したりする事例も増えてきた。数百人のボランティアが集まる一方で、悪質な雪おろし業者による詐欺事件も多発している。2004年の新潟県中越地震では、被災地での雪おろしが不可能になり、地震では倒壊に至らなかった家屋がその後の豪雪に耐えられず倒壊するケースも見られた。
家屋が損傷を受ける程の雪でなくても、視界等の確保のため、毎朝自動車の屋根の雪おろしをするのも、降雪地帯の冬の姿である。