雨滝
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| 雨滝 | |
|---|---|
| 位置 | 北緯35度28分42秒 東経134度24分15秒 |
| 所在地 | 鳥取県鳥取市 |
| 落差 | 40m |
| 滝幅 | 4m |
| 水系 | 千代川水系雨滝川 |
雨滝(あめだき)は、鳥取県鳥取市国府町にある滝。日本の滝百選に選定されている。
目次 |
[編集] 概要
千代川の支流で扇ノ山(おおぎのせん)を源流とする袋川の更に支流、雨滝川の標高500m地点にある。玄武岩の岩肌を飛沫を上げて落下し、水量が多く迫力がある。周囲の原生林はトチ・ケヤキ・ブナなどの落葉樹が多く秋には紅葉の名所となる。
古来より霊場として修行・信仰の場となっていた。かつて旧暦8月1日(八朔)には「お滝まいり」が行われていた。現在は毎年6月第一土・日曜日に「滝開き祭」が開催され、傘踊りなどの地域伝統行事や神事などが行われる。
周囲には筥滝(はこだき)、布引滝、とよ滝など大小48の滝が存在する。
[編集] 伝承
以下の通り雨滝にまつわる言い伝えがある。
滝の前にある不動明王に祈願すると、精神病が治ったり商売が繁盛するなどの霊験がある。
雨滝の霊水は、皮膚を守る効果がある。このため、滝に参拝した次の冬は肌荒れが無く、寒さから肌を守ってくれる。
[編集] 雨滝の桂
滝の前に自生する桂の木は、江戸時代の記録ではかつて根回りが66尺(約20メートル)あったといわれており、江戸時代の「日本名木320選」に数えられていた。また、長寿の霊木として祀られていた。しかし、時代は不明であるが落雷のために幹が空洞化し、現在は根元から生えた数本が生長している。

