雙龍・チェアマン
チェアマン(Chairman )は韓国の自動車メーカー、雙龍自動車(サンヨンじどうしゃ)が製造・販売する大型セダンである。
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概要 [編集]
1997年、W124型メルセデス・ベンツEクラスのプラットフォームをベースに雙龍初の高級セダンとして登場。初代はまさにベンツそのものであっただけに「ベンツの血統」というキャッチコピーのCMまで存在した。
以降、SUVやミニバンの多い同社のラインナップで唯一の乗用車(セダン)として発売され続けている。
車名は英語の「議長」「会長」に由来し、同時に「高級車に乗ることの特別な自尊心と誇りを与える」という意味を示している。同時に「H」はHIGHの、「W」はWorld Classのそれぞれの頭文字を表している。
歴史 [編集]
初代 (1997年- チェアマン→チェアマンH) [編集]
Eクラスをベースとしているものの、外観はSクラス(W140型)を強く意識したものとなっていた。ラインナップはメルセデス・ベンツのライセンスを取得し、生産された3.2L・直列6気筒の「CM600」、2.8L・直列6気筒の「CM500」、2.3L・直列4気筒の「CM400」の計3種で、いずれも5G-TRONICと呼ばれる5速ATが組み合わされる。
- 1997年 - 発売。
- 1998年 - 雙龍自動車が大宇自動車(現在のGM大宇)に吸収され、「デーウ・チェアマン」として販売される。
- 2000年 - 雙龍ブランド復活とともに車名も「サンヨン・チェアマン」に戻る。
- 2001年 - ラジエーターグリルとアルミホイールの意匠を変更。
- 2003年 - 大掛かりなマイナーチェンジを実施、前後デザインを大幅に変更。
- 2006年 - 3.6Lエンジンを追加。
- 2008年 - 「チェアマンW」の投入に伴い、車名を「チェアマンH」に変更。グレードを3.2Lエンジンの「600S」と2.8Lエンジン搭載の「500S」に集約され、ノーマルボディのみとなるもののチェアマンW登場後も併売されている。
- 2011年 - マイナーチェンジ。フロントマスクを大幅に変更した。
2代目 (2008年- チェアマンW) [編集]
前後レンズ周りやドアミラー内蔵ターンランプにLEDを多用し、高級感と機能性を高めるとともに、ハーマン・カードン製オーディオシステムや電子制御サスペンション、電子式パーキングブレーキ、スマートエントリー&プッシュスタートシステムなど快適装備や先進装備を盛り込んだ。
グレードは3.2L・直6エンジン搭載の「CW600」、3.6L・直6エンジン搭載の「CW700」、そしてメルセデス製5L・V8エンジン(M113)を搭載した「V8・5000」の3グレードを根幹にCW700とV8・5000にはホイールベースを300mm延長したリムジンの「CW700L Limousine」と「V8・5000L Limousine」が用意される。またCW700には4WDの「CW700L 4Tronic」も用意される。なお全車7G-TRONICと呼ばれる7速ATとの組み合わせとなる。
- 2008年 - チェアマンの後継車種として登場。
- 2011年7月 - マイナーチェンジ。名称が「ニューチェアマンW」となる。ヘッドライトやグリルといったフロント回りはもちろん、リヤレンズも新意匠とする大規模な改良が加えられた。装備的にはオートレベリング機構つきHIDヘッドライトやLEDターンシグナルランプ、バンパー一体型エキゾーストフィニッシャー、新デザインのトリップコンピューターを追加している。全長は標準/リムジンとも25mm延び、それぞれ5,135mm/5,435mmとなった。3.2Lの4WDモデル「CW600 4Tronic」が追加された。