雄琴温泉

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雄琴温泉(おごと温泉)
温泉情報
所在地 滋賀県大津市
交通アクセス 鉄道:JR湖西線おごと温泉駅下車
他の交通機関については#交通の項を参照
泉質 単純温泉
泉温 30.0 °C
pH 8.58
液性の分類 アルカリ性
浸透圧の分類 低張性
宿泊施設数 10軒
年間浴客数 406,242 人
統計年度 2009 年度
外部リンク おごと温泉観光協会
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雄琴温泉(おごとおんせん)は、滋賀県大津市(旧国近江国)の琵琶湖西岸にある温泉である。地元観光協会などでは平仮名表記の「おごと温泉」を標榜している(後述)。

歓楽温泉のイメージが強いが、湖国随一の規模と歴史があり、近年特に変化著しい温泉地の一つである。2006年10月27日に「地域ブランド」(地域団体商標)として認定されている。

目次

[編集] 泉質

  • アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性温泉)

[編集] 温泉街

普通の旅館ホテルが10軒ほどが国道161号線の左右に林立する。比良山地の山麓沿いに建てられているため、琵琶湖など眺望に優れる。周辺には比叡山延暦寺とその門前町坂本日吉大社堅田浮御堂園城寺(三井寺)、紫式部で有名な石山寺など歴史ゆかりの文化財が多く、観光拠点として適している。名物料理として料理や近江牛料理などがあり、特に鴨鍋は冬の琵琶湖を代表する味覚である。

その一方で歓楽温泉としても発展し、なかでも昭和30年代以降に温泉街の南側に形成された風俗街(特殊浴場群。いわゆるソープランド街)は、神戸市福原と並ぶ関西屈指の風俗街として男性団体客の集客に一役買っていたが、一般の行楽・観光客誘致の障害となっていた。風俗街は雄琴港より南側のごく一部の地域であり、温泉街とは明確に線引きされ、一般客が宿泊・保養を楽しむ分には問題はない。また風俗街の特殊浴場に雄琴温泉の源泉は引かれておらず、温泉としての関連性はない。

近年は生き残り策として風俗街のイメージ払拭を目指しており、各旅館とも団体客向けから女性客や家族客などを対象とした改装が相次ぎ、その成果が見え始めている。また、観光協会では平仮名表記の「おごと温泉」を使用しているほか、最寄り駅の雄琴駅は地元の働きかけにより2008年3月15日、「おごと温泉駅」に改称された。

2011年2月1日、観光施設として大津市立おごと温泉観光公園がオープンした[1][2]

[編集] 歴史

今から約1200年前に最澄が開いた湯といわれるが、次のようなエピソードもある。昔はこの近くに八つの頭を持つ大蛇が棲んでいたといわれ、その大蛇の棲む谷には念仏池という池があった。この池は病気に効くというので、村人は念仏を唱えながら賽銭を投げ入れていたという。この池が雄琴温泉の由来だという。雄琴という地名は、平安時代の貴族今雄宿禰の荘園があり、その邸からよく琴の音が聞こえたことから、姓の「雄」と「琴」をとって雄琴と呼ばれるようになった。

第二次世界大戦後、交通アクセスの良さから関西の奥座敷として発展した。特に1970年代前半から、国鉄(当時)湖西線の開通もあって団体旅行客が増加し、1971年(昭和46年)、雄琴初のトルコ風呂(当時の名称)「花影」を皮切りに、大規模な風俗街も作られていった[3](同業態は1971年3月に京都府で禁止されたことから、生き残りをかけて隣接県の当地に多数流入したと見られる[要出典])。一方、風俗店の進入によって雄琴のイメージは悪化した。1990年代後半くらいまでは旅行ガイドから雄琴の名は意図的に退けられ、「琵琶湖の雄琴近隣で女性が泳ぐと妊娠する[4]」といった荒唐無稽ともいえる風評まで飛び交う[要出典]ほどあった。

バブル景気崩壊後は観光客が減少したことから、生き残りを図るために1990年代後半から各温泉旅館が改装に乗りだした。各旅館がこぞって全室露天風呂付きの客室の新館や別館を併設したり、趣向を凝らした露天風呂や創作料理を提供したり、サービス改善に努めたりと、ハード面・ソフト面双方の改善が進んだ。また、旅館名の変更も相次いでおり、「雄琴国際ホテルきくのや」は「暖灯館きくのや」に、「國華荘」は「びわ湖花街道」に、「ロイヤルホテル雄山荘」は「里湯昔話雄山荘」に、「芳月楼」は「びわこ緑水亭」に改称している。旅館同士の競争が相乗効果を生み、着実にリピーターや新規顧客を増加させ安定した成長を続ける結果となり、宿泊客数は少しずつ増加に転じている。また、京都方面への修学旅行客受け入れ先としても機能を果たすようになっている。

[編集] 交通

おごと温泉港(琵琶湖汽船が使用している桟橋)

[編集] 脚注

  1. ^ 大津市立おごと温泉観光公園 - 大津市(2011年2月16日閲覧)
  2. ^ 足湯気持ちいい~ おごと温泉観光公園が完成 - 中日新聞(2011年1月29日付、同年2月16日閲覧)
  3. ^ 『戦後性風俗大系』p.245 -
  4. ^ 琵琶湖に流されるトルコ風呂からの排水に人間の精液が多量に混じっているとイメージされることから。現在では排水は塩素消毒されているために精子が生存して湖に流れ込む危険性はない。仮に浄化されず排出されても、それによって遊泳中の女性が妊娠する可能性はまず無い。精子の妊孕制の基準については「男性不妊症#造精機能障害」なども参照。
  5. ^ a b 交通とお天気 - おごと温泉旅館協同組合・おごと温泉観光協会(2011年2月16日閲覧)
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[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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