雄太

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雄太 (川井 進)
中日ドラゴンズ #17
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基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 長野県北佐久郡望月町(現:佐久市
生年月日 1980年6月17日(34歳)
身長
体重
178 cm
77 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 2004年 ドラフト4巡目
初出場 2005年4月20日
年俸 3,000万円(2015年)
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

川井 雄太(かわい ゆうだい、1980年6月17日 - )は、中日ドラゴンズに所属するプロ野球選手投手)。

本名及び2008年までの登録名は「川井 進」(かわい すすむ)。2009年から2011年の登録名は「川井 雄太」(かわいゆうだい)。2012年からの登録名は「雄太」(ゆうだい)。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

上田西高等学校では甲子園出場を果たせず、進学した大東文化大学でも2年生で首都大学リーグ2部に降格するなど、全国大会で登板する機会を得られなかった。大学卒業後は日本通運へ入社し、変則左腕として都市対抗野球などで台頭、その活躍が即戦力と評価され、2004年のドラフト会議において中日ドラゴンズから4巡目で指名され、入団。背番号は17

プロ入り後[編集]

2005年には一軍で4試合に登板するも、その後2年間は一軍登板が無かった。左の先発候補としてウエスタン・リーグでは安定した成績を残すものの、豊富な先発陣の厚い壁に阻まれて活躍できなかった。

2007年のオフにウインターリーグへ参加したのをきっかけに成長を見せ、2008年4月16日の対読売ジャイアンツ戦(ナゴヤドーム)でプロ初勝利を挙げた。ヒーローインタビューではプロ入り直前に死去した父親へウィニングボールを捧げると涙ながらに語った[1]。しかしこれ以降は調子を落とし、この年はプロ初勝利となった1勝に終わった。

2009年1月15日、登録名を高校時代の友人に考えてもらったという「川井雄太」に変更することを発表した。開幕は二軍で迎えるものの、同年4月21日に昇格し、同年4月26日の対読売ジャイアンツ戦(東京ドーム)で1年ぶりの勝利を挙げると[2]、同年6月の月間4勝(月間MVP投手部門を受賞)を挟み[3]、同年7月30日の対読売ジャイアンツ戦(東京ドーム)まで球団新記録となる開幕11連勝を記録した[4]。次の登板となった同年8月6日の対阪神タイガース戦(ナゴヤドーム)で初黒星を喫したあとはシーズン終了まで5連敗となり、契約更改でも開幕11連勝に対する評価は高くなかった。

2010年も先発ローテーションの一角として期待されるが、成績不振によって開幕ローテーションから漏れた。昇格後も防御率は悪くないものの1勝止まり、さらにケガによって離脱するなど、前年からの期待を裏切ることとなった。

2011年は先発の谷間として活躍し、シーズン5勝を挙げる。同年10月11日の対東京ヤクルトスワローズ戦(ナゴヤドーム)では対ヤクルト戦で初勝利を挙げた。2011年の日本シリーズ(対福岡ソフトバンクホークス戦)においても第4戦に先発した。

2012年1月15日に、登録名を「雄太」にすることが球団から発表された。シーズンは好不調の波が激しく一軍と二軍を往復することとなり、一軍での勝利数は3勝に終わり、防御率4.31と前年より大幅に悪化した。

プレースタイル[編集]

オーバースローから平均球速約137km/h[5]の微妙に変化する速球とブレーキの効いたカーブとのコンビネーションを基本に、スライド変化とシンカー変化のチェンジアップスライダーなどを加えた打たせて取るピッチングスタイルを得意とする。

人物[編集]

ヒーローインタビューでは必ず「(勝つことが出来たのは)野手の皆さんのおかげ」と発言するほどの、非常に謙虚な人物である。

のケアを大切にしており、週1回は名古屋市内のネイルサロンに通っている[6]

2009年7月12日の対広島東洋カープ戦(ナゴヤドーム)で初完封勝利を果たした際、伊藤敦基CBCラジオ)から「まるで、真面目な…真面目な工場で働く人が、仕事を一つ終えたように!」などと評されたことがきっかけとなり、ファンから「工場長」と呼ばれている。

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2005 中日 4 2 0 0 0 0 1 0 0 .000 47 11.0 11 2 3 0 0 8 0 0 7 5 4.09 1.27
2008 14 10 0 0 0 1 5 0 0 .167 243 56.2 69 3 11 2 0 37 1 0 31 25 3.97 1.41
2009 20 20 1 1 0 11 5 0 0 .688 508 119.0 126 10 31 0 2 57 4 1 55 50 3.78 1.32
2010 6 6 0 0 0 1 3 0 0 .250 147 33.2 34 2 13 1 1 13 3 0 14 12 3.21 1.40
2011 16 14 0 0 0 5 3 0 0 .625 342 83.0 76 6 23 0 1 46 2 0 28 22 2.39 1.19
2012 14 11 0 0 0 3 5 0 0 .375 231 54.1 58 3 12 0 1 26 0 0 33 26 4.31 1.29
2013 3 2 0 0 0 1 0 0 0 1.000 55 14.0 8 1 4 0 0 5 0 0 4 4 2.57 0.93
2014 19 18 1 1 1 6 7 0 0 .462 421 101.0 105 8 24 0 2 47 1 0 43 36 3.21 1.28
通算:8年 96 83 2 2 1 28 29 0 0 .491 1994 472.2 488 35 121 3 7 239 11 1 215 180 3.43 1.29
  • 2014年度シーズン終了時

表彰[編集]

記録[編集]

投手記録
打撃記録

登場曲[編集]

  • 「HANABI」Mr.Children(2009年~2013年)
  • 「Yesterday and Tomorrow」ゆず(2014年~)

背番号[編集]

  • 17 (2005年 - )

登録名[編集]

  • 川井 進 (かわい すすむ、2005年 - 2008年)
  • 川井 雄太 (かわい ゆうだい、2009年 - 2011年)
  • 雄太 (ゆうだい、2012年 - )

脚注[編集]

  1. ^ “川井 3年ぶりの先発で涙のプロ初勝利”. スポニチSponichi Annex (スポーツニッポン). (2008年4月17日). http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2008/04/17/kiji/K20080417Z00001550.html 2013年5月5日閲覧。 
  2. ^ “川井1勝 無欲無心で5イニング無失点”. CHUNICHI Web (中日スポーツ). (2009年4月27日). http://www.chunichi.co.jp/chuspo/hold/dragons/news/2009/200904/CK2009042702000031.html 2013年5月5日閲覧。 
  3. ^ “川井、和田ダブル受賞! 6月月間MVP”. CHUNICHI Web (中日スポーツ). (2009年7月3日). http://www.chunichi.co.jp/chuspo/hold/dragons/news/2009/200907/CK2009070302000039.html 2013年5月5日閲覧。 
  4. ^ “緩急30キロ差で巨人を幻惑!川井球団新の金字塔”. スポニチSponichi Annex (スポーツニッポン). (2009年7月30日). http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2009/07/30/kiji/K20090730Z00001360.html 2013年5月5日閲覧。 
  5. ^ 『2012プロ野球オール写真選手名鑑』 日本スポーツ企画出版社、2012年、96頁。ISBN 978-4-905411-04-8
  6. ^ 中日スポーツ2009年8月6日記事より

関連項目[編集]

外部リンク[編集]