陸前落合駅

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陸前落合駅
南口駅舎(2005年7月)
南口駅舎(2005年7月)
りくぜんおちあい - Rikuzen-Ochiai
葛岡 (2.6km)
(2.5km) 愛子
所在地 仙台市青葉区落合二丁目8-20
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 仙山線
キロ程 12.7km(仙台起点)
電報略号 リオ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
3,853人/日(降車客含まず)
-2013年-
開業年月日 1929年昭和4年)9月29日
備考 業務委託駅
みどりの窓口
仙 仙台市内

陸前落合駅(りくぜんおちあいえき)は、宮城県仙台市青葉区落合二丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)仙山線である。他所の落合駅と区別するために陸前国の国名を冠して駅名にした。

駅構造[編集]

相対式ホーム2面2線を有する地上駅。仙山線内では唯一の橋上駅舎を持つ。改札口は線路をまたぐ自由通路に開き、駅舎の出口は南北にある。

愛子駅管理の業務委託駅東北総合サービス委託)である。みどりの窓口(営業時間 7:00 - 21:00 途中休憩時間あり)、自動券売機自動改札機自動精算機は無し)、キオスクが設置されている。各ホームにエレベーターが、改札口と各ホームに電光掲示板が設置されている。

JRの特定都区市内制度における「仙台市内」の駅である。

のりば[編集]

1 仙山線(上り) 北仙台仙台方面
2 仙山線(下り) 愛子作並山寺山形方面

1・2番線とも仙台方・羽前千歳方に場内・出発信号機が備えられている。

利用状況[編集]

1960年度に554人あったのが、1960年代後半に激減し、1970年度から1982年度まで200人前後で推移したが、1983年度以降、急速に利用者が増加した。

乗車人員推移[1]
年度 一日平均乗車人員
1957 465
1958 465
1959 524
1960 554
1961 524
1962 501
1963 535
1964 479
1965 512
1970 192
1975 206
1980 204
1985 777
2000 2,597
2001 2,599
2002 2,592
2003 2,781
2004 2,875
2005 3,193
2006 3,350
2007 3,520
2008 3,581
2009 3,529
2010 3,469
2011 3,642
2012 3,786
2013 3,853

駅周辺[編集]

広瀬川南岸の段丘面に位置し、周辺は仙台市都心部への通勤圏で住宅地になっている。南の駅前広場は仙山線と並んで走る作並街道に面する。これは現在国道457号にあてられている。駅正面から南に宮城県道135号落合停車場線(通称:蕃山通り)が国道48号愛子バイパスまで延びる。広瀬川は駅の北200メートルを西から東に流れる。駅の北東に国道457号を通す大沢橋が架かり、対岸は芋沢地区である。駅前には2005年の橋上駅化と同時に、タクシー乗り場やバス乗り場を含む駅前広場が完成。

駅周辺の主な学校[編集]

バス乗り場[編集]

いずれも仙台市営バス

  • 陸前落合駅バス停
    • [70]高野原・赤坂NT・みやぎ台経由大國神社、[25]泉中央駅、[26]下辺田・住吉台経由実沢営業所(いずれも愛子駅発便、落合駅入口バス停にも停車)
    • [850]みやぎ台経由大國神社、[855]赤坂NT経由畑前北、[856]赤坂NT(いずれも仙台駅前からの直通便、落合駅入口バス停にも停車)
    • [25][26][70]愛子駅
  • 落合駅前バス停
  • 落合駅入口バス停
    • [S850][S855][S856]仙台駅前
2011年6月1日より仙台駅前発の大國神社行、畑前北行、赤坂ニュータウン行が陸前落合駅広場に乗り入れるようになり、利便性が高まった。但し大國神社、畑前北方面から仙台駅前行は今まで通り陸前落合駅に乗り入れないので最寄りの落合駅入口バス停で下車することになる。

歴史[編集]

住民と地元政治家の働きかけで作られた請願駅で、駅名を付けたのはその運動の中心人物だった仙台市会議員富田春之進だという[2]。開業当初は駅前に集落がなかったが、しだいに国道48号沿いが発展した。1960年代の乗車人員急落の後、利用はふるわなかったが、周辺の丘陵地に住宅地が造成されたり、1983年駅周辺に宮城広瀬高校が開校、1984年2月1日ダイヤ改正で、仙台 - 愛子間の列車が増発されると利用者が増加に転じた。

一方、1983年に仙台西道路が開通すると西道路経由のバス路線も開設され、都心部へ通勤通学では仙山線の競争相手となった。宮城県道37号仙台北環状線が開通し西道路への流入が増加すると、ラッシュアワーの西道路の渋滞が慢性化する。結果、都心部への速達路は、北仙台駅で仙山線から仙台市営地下鉄南北線1987年開通)に乗り換える経路となり、陸前落合駅の地位が向上した。

宮城町が仙台市と合併して政令指定都市化した後は、特定都区市内駅に加えられた。国道48号沿い住宅地と丘陵地の住宅地の間に残っていた農地が、減反政策の中で農地指定が解除されて急速に住宅地や商業地に転換が進み、当駅の利用圏内の人口は今も増加中である。開業以来の小さな駅舎は2005年に建て替えられ、仙台におけるオムニバスタウン政策(アクセス30分構想)により、南口に駅前広場が整備された。

  • 1929年昭和4年)9月29日 - 開業。
  • 1971年(昭和46年)4月1日 - 貨物営業廃止。出改札中止、運転要員のみ配置。
  • 1985年(昭和60年)3月14日 - CTC化により、無人化。
  • 1987年(昭和62年)3月1日 - 仙台駅から駅員派遣(無人駅特改、事実上の有人化)。
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道の駅となる。
  • 2003年平成15年)6月5日- 自動改札導入。
  • 2003年(平成15年)10月26日 - ICカード「Suica」サービスが開始。
  • 2005年(平成17年)3月28日 - 新駅舎完成、橋上化、マルス端末設置、快速停車により全列車停車。
  • 2006年(平成18年)12月15日 - 管理駅が北仙台駅から愛子駅に変更になる。
  • 2012年(平成24年)10月1日 - 社員配置(愛子駅所属陸前落合駅在勤)を廃止し東北総合サービスへ業務委託。

隣の駅[編集]

東日本旅客鉄道
仙山線
A快速・B快速
国見駅 - 陸前落合駅 - 愛子駅
C快速・普通
葛岡駅 - 陸前落合駅 - 愛子駅

脚注[編集]

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  1. ^ 1958年から1964年までは『宮城町誌』本編691頁。1965年から1986年までは『宮城町誌』続編449頁。
  2. ^ 『宮城町誌』本編690頁(改訂版も同頁)。

参考文献[編集]

  • 仙台市「宮城町誌」改訂版編纂委員会『宮城町誌』本編(改訂版)、仙台市、1969年。
  • 宮城町誌改訂編さん委員会『宮城町誌』続編、仙台市役所、1989年。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]