陳平順

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陳 平順(ちん へいじゅん、チェン・ピンシュン、1873年 - 1939年)は長崎県長崎市の中華料理店『四海樓』の初代店主。福建省福州生まれ。

生涯[編集]

1873年、福州生まれ。

1892年明治25年)に長崎に渡る。1899年明治32年)に、中華料理店と旅館を兼ねた『四海樓』を創業する[1]。当年、当時たくさんいた清国からの留学生向けに福建料理の「湯肉絲麺」にならい「支那饂飩」を作った。これがのちに長崎ちゃんぽんのルーツとなったと言われている。「皿うどん」も、陳平順が考案したという情報もある[2]

1939年に死去。66歳であった。

なお、『四海樓』は、その後も営業を続け、現在に至っている[3]

関連項目[編集]

脚注[編集]