防水

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防滴 から転送)

防水(ぼうすい)とは、外界からが入り込まないように加工すること。ウォータープルーフ(英語: waterproof)とも。

目次

[編集] 概要

一般には、防水の程度を表す用語として、完全防水(かんぜんぼうすい)や生活防水(せいかつぼうすい)、日常生活防水(にちじょうせいかつぼうすい)といった用語が用いられるが、これらの用語は何らかの規格に基づくものではない。

日本工業規格(JIS)においては、電気機械器具の外郭による保護等級#水の浸入に対する保護等級(JIS C 0920)のうちの水の浸入に対する保護等級(通称、JIS防水保護等級またはJIS保護等級)として0級から8級までの防水性能が規定されている(詳細は#防水に関する規格及び電気機械器具の外郭による保護等級#水の浸入に対する保護等級参照。)。近年では、完全防水や生活防水という用語に代えてJIS防水保護等級での表示が用いられたり、生活防水の表示とJIS防水保護等級での表示とが併記されていることが多い。 また、建築業界ではビルなどの屋根から下階に雨水が浸透しないように施す処置や地下階の居室に地下水が浸透しないように施す処置も防水と呼ばれる。 土木業界ではこれらは止水と呼ばれるが考え方は同じである。

[編集] 完全防水

完全防水という語は、現在では、メーカーによって用いられることはほとんどなく、製品を紹介する雑誌やウェブサイトにおいて、一般に、JIS防水保護等級8級などの製品に対して用いられることが多い。

完全防水の製品は、外板に特別厚いものを用い、またOリングガスケットなどを用いて製品の隙から内部の構造に水が入り込まないような加工がしてあり、対水圧を高めてあるものが多い。

[編集] 「完全防水」の使用例

公式サイト[1]では用いられていないが、毎日コミュニケーションズによる水中撮影の記事[2]で用いられている。
公式サイト[3]では用いられていないが、日経BP社による紹介記事[4]で用いられている。
公式サイト[5]では用いられていないが、RBB TODAYによる紹介記事[6]で用いられている。

[編集] 生活防水

生活防水または日常生活防水とは、電気製品などに採用されている簡易な防水機能。身につける腕時計や携帯するカメラ携帯電話のように、生活の上で小雨に濡れたり、ちょっとした汚れがついても、水洗いできるように加工したもの。水中での使用には適さない。

完全防水とは異なり、現在でもメーカーによって製品の説明に用いられるが、JIS防水保護等級での表示とが併記されていることが多い。生活防水をうたった製品は、4級のものが多いが、この場合には水洗いはできないことになる。JIS防水保護等級での表示がなされていない場合、生活防水の正確な解釈はメーカーによって異なるため、詳細はメーカーに問い合わせる必要がある。


[編集] 「生活防水」の使用例

  • サンヨー Xacti DMX-CA6
公式サイト[7]において生活防水である旨が表示されるとともに、JIS防水保護等級4級相当である旨が注記されている。
公式サイト[8]において生活防水である旨が表示されるとともに、JIS防水保護等級4級相当である旨が注記されている。

[編集] 防水に関する規格

IEC (国際電気標準会議) 60529:2001
Degrees of protection provided by enclosures (IP Code)
JIS C0920:2003
電気機械器具の外郭による保護等級(IPコード)
(内容は IEC 60529:2001 と同等)
保護等級 意味 種類
0 無保護 -
1 垂直に滴下する水に対して保護されている。 防滴I形
2 15°以内で傾斜しても垂直に滴下する水に対して保護されている。 防滴II形
3 散水に対して保護されている。 防雨形
4 水の飛まつに対して保護されている。 防まつ形
5 噴流に対して保護されている。 防噴流形
6 暴噴流に対して保護されている。 耐水形
7 水に沈めても影響がないように保護されている。 防浸形
8 潜水状態での使用に対して保護されている。 水中形
- 相対湿度90%以上の湿気の中で使用できるもの。 防湿形

[編集] 脚注

[編集] 関連項目