阪神高速8号京都線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
都市高速道路市道
阪神高速8号標識
阪神高速8号京都線
地図
8号京都線ルート図
路線延長 9.9 km
制定年 1987年
開通年 2008年 - 2011年
起点 山科出入口
京都府京都市山科区
終点 第二京阪道路接続部
(京都府京都市伏見区
接続する
主な道路
記法
名神高速道路 : 予定
第二京阪道路
Template(ノート 使い方) ウィキプロジェクト 道路
京阪神地域におけるルート図。赤線が阪神高速。
北側からの遠望。新油小路通から大きくカーブし、稲荷山トンネル方面(左手)へつながっている。左手のループは鴨川西出入口。(京都タワーより撮影。手前の建物は京都駅
城南宮北出入口(下り線)付近。右奥には京セラの本社ビルが見える。

阪神高速8号京都線(はんしんこうそく8ごうきょうとせん、Route 8 Kyoto Line)は京都府京都市を通る阪神高速道路の路線である。

概要[編集]

京都市初の都市高速道路であり、全通した2011年3月時点では京都市唯一でもある。地域高規格道路の計画路線「京都高速道路」に指定されている。開通によって国道1号が南北に走る京阪国道南区伏見区周辺での渋滞解消・低減が確認されている[1]

路線名[編集]

本路線の正式名称は京都市道高速道路1号線及び京都市道高速道路2号線が付与[2]されており、道路法上は市道である。路線呼称とトンネルおよび各出入口の名称は2007年8月28日に決定された。

京都市道高速道路1号線
京都市山科区西野山桜ノ馬場町山科出入口)から同市伏見区深草西川原町鴨川東出入口)に至る延長2.8kmの区間。基本計画の路線名は新十条通であった。
京都市道高速道路2号線
京都市伏見区深草西川原町(鴨川東出入口)から同区向島大黒第二京阪道路接続部)に至る延長7.3kmの区間。基本計画の路線名は油小路線であるが、2008年に供用を開始した二区間を接続する鴨川東出入口 - 上鳥羽出入口の1.9kmは油小路線斜久世橋区間として事業された。

独立した料金設定[編集]

この路線は阪神地区の他の路線とは直接接続しておらず、料金設定(料金圏)においても独立した区間となっている。なお、それぞれの阪神高速道路を利用して両地区を往来する場合は他の有料道路(第二京阪道路・近畿自動車道および京滋バイパス・名神高速道路、それぞれ別料金)または一般国道などを経由することとなる。

道路規格[編集]

  • 道路区分 : 第2種第2級
  • 設計速度 : 60km/h
    • 出入口 40km/h
  • 車線数 : 4車線(鴨川東出入口-上鳥羽出入口間は暫定2車線)

車線・最高速度[編集]

区間 車線[3]
上下線=上り線+下り線
最高速度[4]
山科出入口 - 鴨川東出入口 4=2+2 60km/h
鴨川東出入口 - 上鳥羽出入口 2=1+1
上鳥羽出入口 - 城南宮北出入口 4=2+2
城南宮北出入口 - 第二京阪道路接続部 80km/h

出入口など[編集]

出入口番号欄の背景色がである部分については道路が供用開始済みの区間を示している。また、施設名欄の背景色がである部分は施設が供用開始されていない、または完成していない事を示す。なお、未開通区間の名称は仮称である[5]

油小路線のほぼ中間地点には名神高速道路との接続地点となる京都南ジャンクション (JCT) が事業中だが、着工が遅れたことから供用開始は2021年の予定となっている。

出入口番号 施設名 接続路線名 起点から
(km)
備考
8-01 山科出入口 勧修寺今熊野線新十条通
8-02 鴨川東出入口 十条通
師団街道
山科方面のみ出入り可能
8-03 鴨川西出入口 竹田街道 第二京阪道路方面のみ出入り可能
- 上鳥羽JCT 京都高速道路堀川線
京都高速道路久世橋線
計画中
8-04 上鳥羽出入口 油小路通 第二京阪道路方面のみ出入り可能
- 京都南JCT 名神高速道路 建設予定
2021年供用開始予定
8-06 城南宮北出入口 油小路通 山科方面のみ出入り可能
8-07 城南宮南出入口 第二京阪道路方面のみ出入り可能
8-08 伏見出入口 油小路通
外環状線
山科方面のみ出入り可能
第二京阪道路 門真方面

沿革[編集]

2008年平成20年)1月19日上鳥羽出入口から第二京阪道路接続部までの区間(油小路線)が、同年6月1日山科出入口から鴨川東出入口までの区間(新十条通、稲荷山トンネル)が、それぞれ供用を開始した。のちの2011年3月27日に、残る鴨川東出入口から上鳥羽出入口までの区間(油小路線斜久世橋区間)が供用開始され、全線が開通した。

年表[編集]

  • 1995年平成7年)
    • 3月 : 山科出入口 - 鴨川東出入口間(新十条通)が着工される[6]
  • 2000年(平成12年)
    • 1月 : 上鳥羽出入口 - 第二京阪道路接続部間(油小路線の一部)が着工される[7]
  • 2006年(平成18年)
    • 1月 : 十条換気所施設内に「京都高速 工事情報館」がオープン[8](平成20年7月に閉鎖)。
    • 12月 : 稲荷山トンネル(西行)が貫通する[9]
  • 2007年(平成19年)
    • 8月 : 路線・トンネル名と各出入口の名称が決定する。
    • 12月 : 稲荷山トンネル(東行)が貫通する。
  • 2008年(平成20年)
    • 1月19日 : 上鳥羽出入口 - 第二京阪道路接続部間の供用を開始する[10]
    • 6月1日 : 山科出入口 - 鴨川東出入口間の供用を開始する。
    • 11月 : 鴨川東出入口 - 上鳥羽出入口間(油小路線・斜久世橋区間)が着工される[11]
  • 2011年(平成23年)
    • 3月27日 : 鴨川東出入口 - 上鳥羽出入口間の供用を開始する。城南宮北出入口 - 第二京阪道路接続部間の最高速度が60km/hから80km/hに引き上げられる[12]
  • 2021年末 : 京都南JCTの供用を開始予定。

交通量[編集]

平日24時間交通量(台)(上下合計)[13]

  • 斜字は推計値を示す。
区間 平成22年度(2010年度) 備考
台数 混雑度
山科出入口 - 鴨川東出入口 2,065 0.04
鴨川東出入口 - 鴨川西出入口 未開通
鴨川西出入口 - 上鳥羽出入口
上鳥羽出入口 - 城南宮北出入口 14,966 0.23
城南宮北出入口 - 城南宮南出入口 14,717 0.23
城南宮南出入口 - 伏見出入口 17,602 0.28
伏見出入口 - 終点(第二京阪接続部) 15,648 0.25

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 阪神高速8号京都線・第二京阪道路上鳥羽出入口~巨椋池インターチェンジ開通後の交通状況について (PDF) 阪神高速株式会社
  2. ^ 京都市認定路線網図提供システム - 京都市(2012年9月8日閲覧)
  3. ^ 路線網図 京都詳細図 (PDF, 5.3MB) - 阪神高速道路ドライバーズサイト(2011年3月29日閲覧)
  4. ^ 制限速度区分図 - 阪神高速道路ドライバーズサイト(2011年3月29日閲覧)
  5. ^ 京都高速道路 油小路線斜久世橋区間 (PDF, 3.0MB) (斜久世橋区間パンフレット) - 阪神高速道路(2009年7月発行、2010年10月5日閲覧)
  6. ^ 京都高速道路って?(新十条通) - 阪神高速道路(2011年5月13日閲覧)
  7. ^ 京都高速道路って?(油小路線) - 阪神高速道路(2011年5月13日閲覧)
  8. ^ 京都高速 工事情報館パンフレット (PDF) - 阪神高速道路
  9. ^ 新十条通シールドトンネル工事の情報 - 阪神高速道路
  10. ^ 同時に、第二京阪道路起点 - 巨椋池IC間も供用開始。
  11. ^ 京都高速道路って?(油小路線・斜久世橋区間) - 阪神高速道路(2011年5月13日閲覧)
  12. ^ 阪神高速道路8号京都線の最高速度規制の見直しについて - 阪神高速道路ドライバーズサイト(2010年3月29日閲覧)
  13. ^ 平成22年度道路交通センサス 一般交通量調査 箇所別基本表(京都府) (PDF)”. 国土交通省道路局. p. 1. 2012年5月23日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]