大阪大学
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| 大阪大学 | |
|---|---|
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大阪大学吹田キャンパス
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| 大学設置 | 1931年 |
| 創立 | 1724年 |
| 学校種別 | 国立 |
| 設置者 | 国立大学法人大阪大学 |
| 本部所在地 | 大阪府吹田市山田丘1番1号 |
| キャンパス | 吹田(大阪府吹田市) 豊中(大阪府豊中市) 箕面(大阪府箕面市) 中之島(大阪市北区) |
| 学部 | 文学部 人間科学部 外国語学部 法学部 経済学部 理学部 医学部 歯学部 薬学部 工学部 基礎工学部 |
| 研究科 | 文学研究科 人間科学研究科 法学研究科 経済学研究科 理学研究科 医学系研究科 歯学研究科 薬学研究科 工学研究科 基礎工学研究科 言語文化研究科 国際公共政策研究科 情報科学研究科 生命機能研究科 高等司法研究科 |
| ウェブサイト | 大阪大学公式サイト |
大阪大学(おおさかだいがく、英語: Osaka University)は、大阪府吹田市山田丘1番1号に本部を置く日本の国立大学である。1931年に設置された。大学の略称は阪大(はんだい)。
目次 |
[編集] 概観
[編集] 大学全体
大阪大学は1931年に帝国大学令に基づいて8番目の帝国大学として創設された。1949年に新制大学へ移行、2004年には国立大学法人化した。大学院重点化が完了している。
一般に「理系に強い大学」と称されてきた本大学の文系分野のさらなる強化と世界を舞台に活躍できる人材の育成という観点から、2007年10月に大阪外国語大学と統合し、外国語学部外国語学科(旧大阪外国語大学外国語学部地域文化学科の諸専攻)および法学部国際公共政策学科(旧大阪外国語大学外国語学部国際文化学科の国際関係専攻など)、大学院言語文化研究科言語社会専攻、大学院文学研究科文化動態論専攻、大学院人間科学研究科グローバル人間学専攻を新設。加えて、大阪外国語大学外国語学部の定員のうち一部が、理学部・基礎工学部の一部学科に振り分けられる。国立大学法人として外国語学部を設置しているのは、大阪大学の他に東京外国語大学しかなく、日本の国立総合大学で唯一外国語学部を擁するようになった。また、統合後の規模は、東大を抜いて国立大学で最大となった。
2007年、総長に就任した鷲田清一は大阪大学史上初の文系出身の総長である。大阪外国語大学との統合を機に、大阪大学の文系分野を今以上に強化・国際化・多様化することで、文系・理系共に日本最高レベルの大学としての地位を確立することが期待されている。
2007年度のThe Times Higher Education Supplementの世界大学ランキングによると世界46位、日本においては3位であり、1位の東大、2位の京大と共に、他の旧帝大の中でも抜きん出ている。ただしノーベル賞受賞者はまだ輩出してはいない(しかしながら、湯川秀樹は大阪帝大時代の論文でノーベル賞を受賞している。レポート用紙には、"DEPARTMENT OF PHYSICS OSAKA IMPERIAL UNIVERSITY."の文字がある[1])。アジアでは8位であり今後の飛躍が注目される。 同ランキングの論文被引用率の部門では世界24位日本1位である[1]
[編集] モットー
「地域に生き世界に伸びる」(英語:Live Locally, Grow Globally)
[編集] ポジティブ・アクション
男女共同参画社会基本法に基づくポジティブ・アクションに取り組んでおり、理工系部局における常勤女性研究者の人数を3年以内に現在より3割増加させるとの数値目標を掲げて推進している。
[編集] 沿革
[編集] 略歴
大阪大学は、旧制大阪医科大学を母体に8番目(内地6番目)の帝国大学として1931年に開設された。開設当時の学部は医学部と理学部の2学部であった。
大阪大学では、自らの起源を1724年設立の懐徳堂と1838年に緒方洪庵により設立された適塾としている。ただし、適塾も懐徳堂も私塾であるため、官立の大阪帝国大学に至る系譜とは一線を画しており、また、後継教育機関がないまま閉鎖されているため、形式的または法的な直接のつながりはない。
しかし、これらの私塾と大阪大学との繋がりは、適塾においては、適塾から大阪医学校に大半の教師・塾生がとも移籍することによって実質的かつ直接的に歴史が繋がっている。一方、懐徳堂においては、1869年の閉校によって一度途絶えた伝統を、1910年に懐徳堂記念会の設立と1916年の重建懐徳堂の設立によって再興した。戦後の1949年に、懐徳堂記念会が懐徳堂蔵書を大阪大学に寄贈したことで、大阪大学と懐徳堂の繋がりが出来た。懐徳堂自体、現代まで歴史的連続性がないが、現在、大阪大学が初期の懐徳堂に関するものも含めて管理しているため、本稿では、大阪大学の公式見解に従って、懐徳堂が設立された1724年を創立年、帝国大学が設立された1931年を大学設置年としている。また、現在は適塾の管理・保存も行い、大阪大学総合学術博物館にて、「大阪大学の系譜」という形で、それらの詳しい沿革と本学との繋がりを紹介している。
1933年には、旧制大阪工業大学を合併、新制大学への改組を経て現在は国立大学法人化された。
[編集] 年表
- 1724年(享保9年) 漢学塾懐徳堂が設立される。
- 1838年(天保9年) 緒方洪庵によって蘭学塾適塾が設立される。
- 1869年(明治2年) 大阪府が上本町の大福寺に仮病院と仮医学校を設立。緒方洪庵の子である緒方惟準ら適塾の関係者が設立に参加。
- 1880年(明治13年) 仮病院と仮医学校を大阪府立大阪病院と大阪府立大阪医学校として正式に発足。
- 1896年(明治29年) 大阪工業学校設立、その後、大阪工業大学となる。
- 1915年(大正4年) 大阪府立大阪医学校を大阪府立大阪医科大学へ改組(専門学校令準拠のまま改称、大学令による旧制大学では無い)。
- 1919年(大正8年) 大阪医科大学に改称(大阪府立のまま改称、大学令に準拠の旧制大学となる)。
- 1921年(大正10年) 林蝶子女史の寄付を基に国立の大阪外国語学校設立(旧・大阪外国語大学、現・大阪大学外国語学部の前身)。
- 1931年(昭和6年) 大阪医科大学を母体に医学部と理学部からなる大阪帝国大学が設立される(官立移管されると同時に、帝国大学令に準拠の帝国大学となる)。
- 1933年(昭和8年) 大阪工業大学を工学部として吸収。
- 1947年(昭和22年) 大阪大学と改称。
- 1949年(昭和24年) 旧制大阪高等学校・旧制浪速高等学校・大阪薬学専門学校などを統合し、文学部・法経学部・理学部・医学部・工学部の5学部と一般教養部からなる新制大阪大学が発足。
- 1953年(昭和28年) 法経学部を法学部と経済学部に分離。
- 1955年(昭和30年) 薬学部を設置。
- 1960年(昭和35年) 歯学部を設置。
- 1961年(昭和36年) 基礎工学部を新設。
- 1972年(昭和47年) 文学部から人間科学部を分離設置。
- 1991年(平成3年) 現学章とスクールカラーを制定。
- 1993年(平成5年) 医学部保健学科設置。医学部附属病院が移転し、吹田・豊中両キャンパスへの統合完了。
- 1994年(平成6年) 教養部を廃止。
- 1997年(平成9年) 大学院重点化完了。
- 2004年(平成16年) 国立大学法人法の規定により国立大学法人大阪大学となる。
- 2007年(平成19年) 国立大学法人大阪外国語大学と統合、外国語学部を設置(10月~)。関西大学と包括学術交流協定を締結。
[編集] 基礎データ
[編集] 所在地
[編集] 象徴
[編集] 学章
大阪大学の学章(校章)は、大阪の象徴である銀杏の葉を題材にしたもので、制作は田中一光(グラフィックデザイナー)。1991年(平成3年)に創立60周年を記念して制定された。大学関係者からは、しばしば「銀杏マーク」と称される。
なお、現学章の制定以前には、交差した二枚の銀杏の葉の意匠に「大学」の文字が重ねられた紋章(以下「旧学章」という)が存在した。これは、旧制大阪医科大学で用いられていた銀杏マークを基にして、大阪帝国大学時代に制作されたもので、正式の学章として定められたものではなかったが、体育会系クラブの部旗や学生証の刻印等、随所に多く用いられ、正式なものに準じた扱いであった。この旧学章は、現在でも人間科学部正面玄関の屋根部レリーフに見ることができる他、歯学部附属病院のエレベータ扉にも類似の意匠が施されている。
[編集] スクールカラー
スクールカラーは、スカイブルー。現学章の銀杏マークの色もこのスカイブルーを採用している。Munsell Book of Color(マンセル色体系)の色番7.5 PB3/12が標準とされる。学章と同じく、平成3年に制定。
[編集] 学歌
大阪大学には、正式に定められた学歌(校歌)は存在しない。入学式等では、代わりに「大阪大学学生歌」が歌われる。その他、主に体育会関係者に愛唱される幾つかの応援歌がある。
[編集] イメージキャラクター
大阪大学創立70周年を記念して創作されたイメージキャラクターとして、マチカネワニ「まっち」が挙げられる。学内からの公募で採用された学生の作品に、デザイナーが手を加えることで2000年に完成した。豊中キャンパス内の待兼山で出土した化石「マチカネワニ」が題材である。
但し、この「まっち」は、あくまで創立70周年記念イメージキャラクターであって、大学そのもののイメージ作りを目的としたマスコットキャラクターという位置付けではない。
[編集] 入学状況
2007年度の入学者2,694人中、出身地別の内訳は、近畿地方(三重県を除く)が56.8%(大阪府24.9%)と最も多く、以下、中部地方(三重県を含む)14.9%、中国地方10.7%、四国地方6.8%、九州・沖縄地方5.9%、関東地方2.4%、北海道・東北地方0.8%となっている(→帝国大学#入学状況)。
[編集] 学生定数
文系学部は戦後発足であり、1958年の1学年定員は 文60 法100 経済125 理85 医80 歯30 薬60 工440 と少数精鋭であった[2] 。しかし理工系学部は高度経済成長期の1960年代前半に、文系学部は団塊世代が大学に入学する1960年代後半以降に大幅に増加や学部新設となり現在に至っている。 なお、大学院重点化時に学部の定員を大学院に割り当てている他、外大との合併時に、外国語学部の定員の他学部への割り当てなども行われている。
- 学部の入学定員
- 総計:3,235人(国立大学で最大)
- 文学部165、人間科学部130、外国語学部570、法学部250、経済学部220、理学部255、医学部250(医学科90、保健学科160)、歯学部60、薬学部80、工学部820、基礎工学部435
[編集] 教育および研究
[編集] 組織
[編集] 学部
- 文学部
- 人文学科
- 哲学・思想文化学専修
- 倫理学専修
- 中国哲学専修
- インド哲学専修
- 日本史学専修
- 東洋史学専修
- 西洋史学専修
- 考古学専修
- 日本学専修
- 人文地理学専修
- 日本語学専修
- 日本文学・国語学専修
- 比較文学専修
- 中国文学専修
- 英米文学・英語学専修
- ドイツ文学専修
- フランス文学専修
- 美学・文芸学専修
- 音楽学・演劇学専修
- 美術史学専修
- 人文学科
- 人間科学部
- 人間科学科
- 人間行動学講座
- 行動生態学講座
- 社会環境学講座
- 基礎人間科学講座
- 臨床教育学講座
- 教育環境学講座
- ボランティア人間科学講座
- グローバル人間学講座(※仮称、ボランティア人間科学講座を発展させ新設予定)
- 人間科学科
- 外国語学部(※旧大阪外国語大学地域文化学科を継承)
- 外国語学科
- 中国語専攻
- 朝鮮語専攻
- モンゴル語専攻
- インドネシア語専攻
- フィリピノ語専攻
- タイ語専攻
- ベトナム語専攻
- ビルマ語専攻
- ヒンディー語専攻
- ウルドゥー語専攻
- アラビア語専攻
- ペルシア語専攻
- トルコ語専攻
- スワヒリ語専攻
- ロシア語専攻
- ハンガリー語専攻
- デンマーク語専攻
- スウェーデン語専攻
- ドイツ語専攻
- 英語専攻
- フランス語専攻
- イタリア語専攻
- スペイン語専攻
- ポルトガル語専攻
- 日本語専攻(※旧大阪外国語大学国際文化学科日本語専攻を継承、留学生向けの専攻語日本語とは別の専攻)
- 外国語学科
- 法学部
- 法学科
- 国際公共政策学科(※旧大阪外国語大学国際文化学科を発展、2008年度に新設)
- 経済学部
- 経済・経営学科
- 理学部
- 数学科
- 物理学科
- 化学科
- 生物科学科
- 生物科学コース
- 生命理学コース
- 医学部
- 医学科(6年制)
- 保健学科
- 看護学専攻
- 放射線技術科学専攻
- 検査技術科学専攻
- 歯学部
- 歯学科(6年制)
- 薬学部
- 薬学科(6年制)
- 薬科学科
- 工学部
- 応用自然科学科
- 応用化学科目
- 応用生物工学科目
- 精密科学科目
- 応用物理学科目
- 応用理工学科
- 機械工学科目
- マテリアル生産科学科目
- マテリアル科学コース
- 生産科学コース
- 電子情報工学科
- 電気電子工学科目
- 情報通信工学科目
- 環境・エネルギー工学科
- 環境・エネルギー工学科目
- 地球総合工学科
- 船舶海洋工学科目
- 社会基盤工学科目
- 建築工学科目
- 応用自然科学科
- 基礎工学部
- 電子物理科学科
- エレクトロニクスコース
- 物性物理科学コース
- 化学応用科学科
- 合成化学コース
- 化学工学コース
- システム科学科
- 機械科学コース
- 電子システム学コース
- 生物工学コース
- 情報科学科
- 計算機科学コース
- ソフトウェア科学コース
- 数理科学コース
- 電子物理科学科
[編集] 大学院
以下、特記していない専攻は博士前期課程・博士後期課程である。
- 文学研究科
- 文化形態論専攻
- 文化表現論専攻
- 文化動態論専攻(※統合にともない、2007年10月1日より新設)
- 人間科学研究科
- 人間科学専攻
- グローバル人間学専攻(※統合にともない、2007年10月1日より新設)
- 法学研究科
- 法学・政治学専攻
- 経済学研究科
- 経済学専攻
- 経営学専攻
- 政策・ビジネス専攻
- 理学研究科
- 数学専攻
- 物理学専攻
- 化学専攻
- 生物科学専攻
- 高分子科学専攻
- 宇宙地球科学専攻
- 医学系研究科
- 歯学研究科
- 統合機能口腔科学専攻(4年制博士課程)
- 分子病態口腔科学専攻(4年制博士課程)
- 薬学研究科
- 分子薬科学専攻
- 応用医療薬科学専攻
- 生命情報環境科学専攻
- 工学研究科
- 生命先端工学専攻
- 応用化学専攻
- 精密科学・応用物理学専攻
- 知能・機能創成工学専攻
- 機械工学専攻
- マテリアル生産科学専攻
- 電気電子情報工学専攻
- 環境・エネルギー工学専攻
- 地球総合工学専攻
- ビジネスエンジニアリング専攻
- 基礎工学研究科
- 物質創成専攻
- システム創成専攻
- 機能創成専攻
- 言語文化研究科
- 言語文化学専攻
- 言語社会専攻(※統合にともない、2007年10月1日より新設。母体は大阪外国語大学言語社会研究科。なお、現言語文化学専攻は言語文化専攻となる。)
- 国際公共政策研究科
- 国際公共政策専攻
- 比較公共政策専攻
- 情報科学研究科
- 情報基礎数学専攻
- 情報数理学専攻
- コンピュータサイエンス専攻
- 情報システム工学専攻
- 情報ネットワーク学専攻
- マルチメディア工学専攻
- バイオ情報工学専攻
- 生命機能研究科(5年一貫制博士課程)
- 生命機能専攻
- 高等司法研究科(専門職学位課程、法科大学院)
[編集] 附属機関
[編集] 学部附属施設
- 医学部附属病院
- 医学部附属動物実験施設
- 歯学部附属病院
- 歯学部附属歯科技工士学校
[編集] 大学院研究科附属施設
- 人間科学研究科附属
- 比較行動実験施設
- 法学研究科附属
- 法政実務連携センター
- 理学研究科附属
- 原子核実験施設
- 分子熱力学研究センター
- 医学系研究科附属
- 共同研究実習センター
- 子どものこころの分子統御機構研究センター
- 薬学研究科附属
- 薬用植物園
- 実践薬学教育研究センター
- 工学研究科附属
- 超精密科学研究センター
- 原子分子イオン制御理工学センター
- フロンティア研究センター
[編集] 附置研究所
- 微生物病研究所
- 附属感染動物実験施設
- 附属感染症DNAチップ開発センター
- 附属難治感染症対策研究センター
- 附属遺伝情報実験センター
- 附属感染症国際研究センター
- 産業科学研究所
- 附属材料解析センター
- 附属産業科学ナノテクノロジーセンター
- 附属新産業創造物質基盤技術研究センター
- 蛋白質研究所(全国共同利用研究所)
- 附属プロテオミクス総合研究センター
- 社会経済研究所
- 附属行動経済学研究センター
- 接合科学研究所(全国共同利用研究所)
- 附属スマートプロセス研究センター
[編集] 学内共同教育研究施設
- 低温センター
- 超高圧電子顕微鏡センター
- ラジオアイソトープ総合センター
- 環境安全研究管理センター
- 留学生センター
- 生物工学国際交流センター
- 極限量子科学研究センター
- 太陽エネルギー化学研究センター
- 総合学術博物館
- 大学教育実践センター
- 先端科学イノベーションセンター
- 保健センター
- 臨床医工学融合研究教育センター
- コミュニケーションデザイン・センター
- 金融・保険教育研究センター
- 科学教育機器リノベーションセンター
- グローバルコラボレーションセンター
- 世界言語研究センター
- 日本語日本文化教育センター
- サステイナビリティ・デザイン・オンサイト研究センター
[編集] 全国共同利用施設
- サイバーメディアセンター
- 核物理研究センター
- レーザーエネルギー学研究センター
[編集] 附属図書館
附属図書館は、豊中本館・生命科学分館・吹田分館・箕面分館の4つがある。特に豊中本館は蔵書数222.1万冊と、日本第五位の規模。
図書の返却は借りた館以外でも可能で、上記4館に加え、人間科学研究科図書室・薬学研究科図書室・微生物病研究所図書室・蛋白質研究所図書室・産業科学研究所図書室が「どこでも返却サービス参加館」である。
[編集] 総合学術博物館
大阪大学総合学術博物館は、待兼山修学館に開設されている。待兼山修学館は、旧大阪大学医学部附属病院石橋分院の建物を使用している。
[編集] 研究
[編集] 21世紀COEプログラム
21世紀COEプログラムの採択数は15件で、採択件数は東京大学・京都大学に次ぐ第3位だった。
| 採択年度 | 分野 | プログラム名 |
|---|---|---|
| 平成14年度 (2002年度) |
生命科学 | 生体システムのダイナミクス |
| 細胞超分子装置の作動原理の解明と再構成 | ||
| 化学、材料科学 | 自然共生化学の創成 | |
| 構造・機能先進材料デザイン研究拠点の形 | ||
| 情報・電気・電子 | ネットワーク共生環境を築く情報技術の創出 | |
| 人文科学 | インターフェイスの人文学 | |
| 学際、複合、新領域 | 新産業創造指向インターナノサイエンス | |
| 平成15年度 (2003年度) |
医学系 | 感染症学・免疫学融合プログラム |
| 疾患関連糖鎖・タンパク質の統合的機能解析 | ||
| フロンティア・バイオデンティストリーの創生 | ||
| 数学、物理学、地球科学 | 究極と統合の新しい基礎科学 | |
| 物質機能の科学的解明とナノエ学の創出 | ||
| 機械、土木、建築、その他工学 | 原子論的生産技術の創出拠点 | |
| 社会科学 | アンケート調査と実験による行動マクロ動学 | |
| 平成16年度 (2004年度) |
革新的な学術分野 | 細胞・組織の統合制御にむけた総合拠点形成 |
[編集] グローバルCOEプログラム
グローバルCOEプログラムの採択件数は7件(平成19年度)で、全国1位となっている。
| 採択年度 | 分野 | プログラム名 | 拠点部局(専攻) |
|---|---|---|---|
| 平成19年度 (2007年度) |
生命科学 | 高次生命機能システムのダイナミクス | 生命機能研究科生命機能専攻 |
| 化学、材料科学 | 生命環境化学グローバル教育研究拠点 | 工学研究科生命先端工学専攻 | |
| 構造・機能先進材料デザイン教育研究拠点 | 工学研究科マテリアル生産科学専攻 | ||
| 情報、電気、電子 | アンビエント情報社会基盤創成拠点 | 情報科学研究科マルチメディア工学専攻 | |
| 次世代電子デバイス教育研究開発拠点 | 工学研究科電気電子情報工学専攻 | ||
| 人文科学 | コンフリクトの人文学国際研究教育拠点 | 人間科学研究科人間科学専攻 | |
| 学際、複合、新領域 | 医・工・情報学融合による予測医学基盤創成 | 臨床医工学融合研究教育センター |
[編集] 教育
大阪大学の授業科目は「共通教育系科目」「専門教育系科目」「教職教育科目」「国際交流科目」「コミュニケーションデザイン科目」で構成されている。そのうち、「共通教育系科目」と「専門教育系科目」のうちの「専門基礎教育科目」は、「全学共通教育科目」と呼ばれ、大学教育実践センターによって実施される。なお、平成19年度入学生から、科目と区分が再編された。
- 全学共通教育科目
- 共通教育系科目
- 教養教育科目
- 言語・情報教育科目
- 基礎セミナー
- 健康・スポーツ教育科目
- 専門教育系科目
- 専門基礎教育科目
- 共通教育系科目
なお、学部学生、院生、教職員にIDとパスワードが付与されていて、IT化が進められている。
- 履修登録などをWEB上で行うための学務情報システム。
- 授業をIT面からサポートするためのシステム。講義資料などをWEB上に掲載する。
[編集] 採択されているプログラム
- 現代的教育ニーズ取組支援プログラム
- 特色ある大学教育支援プログラム
- コアリッションによる工学教育の相乗的改革(平成16年度・共同)
- 大学対抗交渉コンペティション(平成16年度・共同)
- 進化する理学教育プログラム(平成16年度)
- 大学教育の国際化推進プログラム
- 融合科学を国際的視野で先導する人材の育成(平成17年度)[5]
- 法科大学院等専門職大学院形成支援プログラム
- 実務技能教育教材共同開発共有プロジェクト(平成16年度・共同)
- 科学技術リテラシーを備えた先端的法曹養成(平成16年度・単独)
- 魅力ある大学院教育イニシアティブ
| 採択年度 | 分野 | 教育プログラム名 |
|---|---|---|
| 平成17年度 | 人社系 | ソーシャルネットワーク型人文学教育の構築 |
| 「実践的研究者」養成をめざす人間科学教育 | ||
| 存在感ある若手研究者養成のための教育改革 | ||
| 理工農系 | インタラクティブ大学院教育 | |
| 学習コミュニティに基盤を置く大学院教育 | ||
| 先導的教育研究融合プログラム | ||
| 実践力向上のメンター制とPBリーダー養成 | ||
| 統合デザイン力教育プログラム | ||
| 学際新領域を先導する21世紀基礎工学教育 | ||
| ソフトウェアデザイン工学高度人材育成コア | ||
| 平成18年度 | 人社系 | 国際公益セクターの政策エキスパート養成 |
| 理工農系 | 生命先端工学国際創造教育プログラム | |
| 先端通信エキスパート養成プログラム |
[編集] 学生生活
[編集] 部活動・サークル活動
豊中キャンパスにクラブ・サークルの部室として使用される明道館という建物がある。共通教育機構イ号館とともに旧制浪速高校の遺構のひとつ。当時は学生寮であった。明道館の建物は老朽化しており、危険が予てから指摘されている。建て替えの要望は少なくとも1980年代からたびたび出ているが、いまだ明道館が建て替えられる兆候はない。コンセントにたまった埃が原因と思われる火災が発生したことがある[要出典]。なお、最近改装された。
- 主な部・サークル
[編集] 学園祭
大阪大学では春と秋にそれぞれ学園祭を開催。現行のものは、いちょう祭・まちかね祭・中之島祭の3つ。
[編集] いちょう祭
5月1日の大阪大学記念日(創立記念日)を祝い、例年4月30日から5月1日にかけ実施される創立記念祭の愛称。新入生を歓迎する催しとしての意味もある他、豊中・吹田の両地区で大学施設の一般公開も行われ、小さな学園祭の様相を呈する。模擬店などの諸行事は豊中キャンパスで開催される。秋に開催するまちかね祭と異なり、あまり知られていない。大阪大学に複数ある公認大学祭のうち、大阪大学の正式な大学祭とされているものはこのいちょう祭であり、授業は休講となるが、大学祭としてはまちかね祭の方が盛大に開催される。学部によってはいくつかの研究室が毎年輪番で研究室の研究内容を公開する。マチカネワニがみられる数少ない機会の一つであったが、2004年総合学術博物館の改装により常に見られるようになった。
[編集] まちかね祭
11月初め頃に行われる大学祭の愛称。豊中キャンパスを主会場として開催される。ながらく大学当局に公認されず、「体育文化週間」と名付けられた秋の一斉休講という位置付けであったが、現在では公認の大学祭となっている。いちょう祭よりも大規模に開催され、大学祭らしい雰囲気となる。待兼山からとられた名前は1996年に公募で決定。
[編集] 中之島祭
医学部が主催。吹田キャンパスで11月中旬に行われる。医学部・医学部附属病院が中之島にあったことに由来する。
[編集] 夏まつり
外国語学部が主催し、箕面キャンパスで開催される行事。6月の終わりか7月初めの土曜日に1日のみ開催される。旧大阪外国語大学時代から開催されていた非公認の学園祭であるが、公認学園祭であった「間谷祭」よりも大規模であった。大学の統合により継続が危ぶまれたが、2008年以降も外国語学部独自の行事として開催されることになった。昼の民族衣装ステージや夜の盆踊りをメイン行事とし、各サークルによるパフォーマンスや展示が行われるほか、模擬店では各語学科の言語が話されている国の民族料理が名物となっている。この料理は場合によっては当該の国からやってきた留学生の協力を得ている。
[編集] 間谷祭
旧大阪外国語大学公認学園祭。2007年度の統合後、大阪大学外国語学部となった箕面キャンパスで最終回が1回のみ外国語学部主催の大阪大学公認学園祭として開催された。詳細は大阪外国語大学の記事を参照。
[編集] その他
その他、小規模な学祭もある。
- 人科祭
- 阪歯祭
[編集] スポーツ
- 体育会各部は全国七大学総合体育大会に参加している。
[編集] 大学関係者と組織
[編集] 大学関係者組織
[編集] 生活協同組合
大阪大学には大学生協(大阪大学生活協同組合、略称・阪大生協)があり、各キャンパスに店舗(食堂や売店も含む)があり、サービスを提供している。
なお2008年2月28日までは、大阪外国語大学生活協同組合も並存し、箕面キャンパスで営業を続けていた。これは、阪大と外大が合併したものの、生協の合併は両生協の組合員総会の承認がないと、行なうことができないためであった。2007年11月の両生協の臨時総会において統合が正式に決定し、2008年3月1日に統合した。
[編集] 同窓会
平成17年7月25日に「大阪大学同窓会連合会」[6]が設立された。
学部・研究科・専門ごとに細かく、数多くの同窓会がある。代表的なものは以下の通り。
- 青雲会(大阪大学法学部同窓会)[7]
- 大阪大学工業会(工学部/工学研究科同窓会)[8]
- 医学振興銀杏会(大阪大学医学部学友会)[9]
- 咲耶会(大阪外国語大学同窓会。2007年大阪大学との統合後も、大阪大学外国語学部の同窓会として存続する。)
[編集] 大阪大学出版会
大阪大学事務局内に事務所がある。詳細は大阪大学出版会の項を参照。
[編集] 学士会
社団法人学士会は、旧帝国大学出身者、教授・准教授(助教授)・総長(経験者含む)で構成されており、大阪大学の卒業生も加盟することができる。詳細は、学士会を参照。
[編集] 大学関係者一覧
[編集] 施設
[編集] キャンパス
かつて大阪大学は、その創設の地である大阪・中之島[10]を本拠とし、多数の部局が大阪各所に点在する典型的な蛸足大学であったが、1993年の医学部及び医学部附属病院を最後に、豊中キャンパスと吹田キャンパスの2キャンパス(ともに千里丘陵に位置する)への移転統合を完了した。2007年10月1日から、大阪外国語大学との統合に伴い、箕面キャンパスが発足した。なお、旧キャンパスであった中之島には、2004年4月に「中之島センター」(キャンパス・イノベーションセンター)が開設された。大阪大学の関係者は、同センターが「社会との交流・情報発信の場としての機能」を果たすことを期待している。
移転により研究環境は改善したが、医学部、歯学部の場合には、大阪中心部から郊外への移転により、患者の利便性に支障をきたしたことは否めない[3]。また、福島区にあった医学部の跡地は、現在再開発工事が行われており、2008年には朝日放送の本社・スタジオが移転してくるほか、約1200席のホールや高層マンションも建設される。医学部附属病院が移転するまでドキュメントが「巨大病院が動いた!阪大病院移転」と言うタイトルでテレビ放送された。
[編集] 吹田キャンパス
- 使用学部:人間科学部、医学部、歯学部、薬学部、工学部
- 使用研究科:人間科学研究科、医学系研究科、歯学研究科、薬学研究科、工学研究科、情報科学研究科の一部及び生命機能研究科
- 使用附属施設:全国共同利用情報基盤センター(サイバーメディアセンター)本館、核物理研究センター、微生物病研究所、産業科学研究所、 蛋白質研究所、社会経済研究所など
- 最寄り駅:大阪モノレール阪大病院前駅に隣接、阪急千里線北千里駅から東へ徒歩15分(医学部へは徒歩30分)、阪急バス 阪大本部前下車徒歩5-15分、近鉄バス 阪大本部前下車徒歩5-15分。阪急バスは北大阪急行千里中央駅、阪急千里線山田駅あるいは北千里駅から、近鉄バスはJR茨木駅もしくは阪急京都線茨木市駅より発車。
大阪大学の本部事務局は吹田キャンパスに設置されている。吹田キャンパスは、大阪府吹田市および大阪府茨木市にまたがる。敷地内は、北部の大半を工学部、東部を医学部、南部を薬学部・歯学部・人間科学部が占める形になっている。区域内には医学部附属病院と歯学部附属病院がある。かつて医学部移転前は微生物病研究所に附属病院が設置されていたが、医学部附属病院と統合されて廃止された。
公共交通機関の利用が非常に不便な位置にあるため、自動車・バイク・自転車での通勤・通学者が多い。そのため、学内をヘルメットをかぶらずにバイクで移動する学生の姿もしばしば見られる。なお、大阪大学でのサークル活動は基本的に豊中キャンパスで行われることが多いが、多くのテニスコートがあるためにテニスサークルの一部は吹田キャンパスで活動を行っている。また体育会系サークルも吹田キャンパスで活動を行なっている。
食堂は生協が運営する学生向けのものだけで6箇所あるが、工学部には千里阪急ホテル直営のレストランもある。
「たけのこ保育園」と「まきば保育所」がキャンパス内に設置されている。
[編集] キャンパス内交通
- 正門
- 自動車入構管理ゲート有り
- 至近:人間科学研究科・人間科学部
- 万博外周道路(府道1号)から正門通りに接続。
- 開門時間:平日の7:00-20:00
- 東門
- 千里門
- 西門
- 自動車入構管理ゲート有り
- 至近:歯学研究科・歯学部・歯学部病院・レーザーエネルギー学研究センター
- 府道120号から北環状通りに接続。
- 開門時間:平日の7:00-22:00
- 北門
- 小野原口
- 万博口
- 歩行者通用門
- 至近:グラウンド
- 万博外周道路(府道1号)から入構。
- キャンパス内道路
- 正門通り
- 南環状通り
- 東西通り
- 北環状通り
- 中通り
- 美穂ヶ丘北通り
- 病院東通り
[編集] 豊中キャンパス
- 使用学部:文学部、法学部、経済学部、理学部、基礎工学部
- 使用研究科:文学研究科、法学研究科、経済学研究科、理学研究科、基礎工学研究科、国際公共政策研究科、言語文化研究科の一部、情報科学研究科の一部、高等司法研究科(法科大学院)
- 使用附属施設:図書館本館、大学教育実践センター、全国共同利用情報基盤センター(サイバーメディアセンター)豊中分館、科学教育機器リノベーションセンター、総合学術博物館など
- 最寄り駅:阪急宝塚線石橋駅東口から徒歩20分、大阪モノレール柴原駅から徒歩5分、阪急バス 阪大豊中学舎前停留所から徒歩1分、柴原駅前停留所から徒歩5分
大学教育実践センター(全学共通教育を担当)や共通教育棟が置かれており、全学共通教育は主として豊中キャンパスで実施される。このため、全学部の新入生が豊中キャンパスに通うことになる。
敷地面積は445,851.08m²。公的文書等では、「石橋団地」と称される。
[編集] 歴史
豊中キャンパスは、待兼山の大阪医科大学予科校舎に始まる。
同予科は、大阪帝国大学の発足に伴い、1931年に廃止されることになるが、同じ待兼山の地に七年制の大阪府立浪速高等学校が設立されたことにより(1926年)、現在のキャンパスの土台が出来上がった (後に、池の埋め立てや、待兼山に連なる丘陵部の造成により、キャンパスは徐々に拡張・整備されていく)。
現在、キャンパスのシンボルとなっている「イ号館」(大学教育実践センター共通教育本館、総合学術博物館を併設)は、この浪速高等学校の高等科本館として、1929年に竣工したものである、。ネオゴシック様式を持つ学内最古の建物だが、比較的きれいに整えられている。イ号館は2004年、国の登録有形文化財となった。
また、前述の予科跡地には、1932年に大阪帝国大学医学部附属医院石橋分院が設置された。この分院は1968年に廃止されたが、その建物は、医療技術短期大学部本館を経て、大阪大学総合学術博物館(待兼山修学館)として改装され、現在に至っている(現在、マチカネワニはここで展示されている)。
長らく古びた学舎群でやってきたが、近年は、建替え・改装の他、研究棟や福利棟の新築も進んでいる。
[編集] サークル
文系学部が集まっており、共通教育棟が存在することやサークル活動の拠点となる明道館も設置されていることから、吹田キャンパスに比べて華やかな雰囲気が強い。また人数の割に狭いキャンパスであるため、昼休みになると学内道路にまで学生が溢れかえり、交通に支障を来たすこともしばしばである。
[編集] 周辺環境
石橋駅から石橋の街中を通り、国道171号と国道176号の交差点から登っていく「阪大坂」が、多くの学生にとって馴染み深い通学路である(詳細は阪大坂を参照)。なお、2007年8月に、大阪大学総合学術博物館がリニューアルし、ミュージアムカフェSAKAもオープンした。
大阪府道2号大阪中央環状線(中環)に面した入口が正門で、柴原駅や豊中学舎前停留所からはほぼここを通る(柴原駅方面からの抜道あり)。ただし正門は自動車中心の出入口であり、石橋に面する阪大坂に比べ人通りは少ない。1990年代後半のある深夜、正門西側に大学名を刻んだ石柱が立てられたものの、大阪大学内部ではデザイン等が不評で「墓石」などと呼ばれている(画像左側参照)。なお大学名の石碑は阪大坂下の路傍にも小さなものがあり、こちらには大阪大学のモットー「地域に生き世界に伸びる」が添え書きされている。
[編集] 豊中キャンパスの門
- 正門
- 自動車入構管理ゲート有り
- 至近:理学研究科・理学部
- 大阪中央環状線(府道2号)に面している。
- 柴原門
- 石橋門
- 歩行者通用門
- 至近:総合学術博物館・共通教育本館(イ号館)・大学教育実践センター
- 国道176号と国道171号の石橋阪大下交差点から阪大坂を歩く途中。阪急電鉄宝塚線石橋駅に近い。
- 石橋駅に近く、入口には駐輪場もあるため、最も歩行者通行の多い門である。この門から入構すると、大学名を刻んだ大岩と待兼山庭園の奥にイ号館が見え、キャンパスのシンボル的景観となっている。
- その他、刀根山寮や国際交流会館の脇にも出入口がある。