長田幹彦

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長田 幹彦(ながた みきひこ、1887年3月1日 - 1964年5月6日)は、日本の小説家、作詞家。

人物[編集]

  • 当時新進の谷崎潤一郎とともに耽美的作風を併称され、幹彦潤一郎と呼ばれた。1912年夏、谷崎が京都に遊んだ際には連れ立って遊興したが、次第に関係が悪化し、以後、両者の交遊は疎になる。
  • 1913年(大正2年)の『祇園情話』などの「祇園もの」でも人気を博し、花柳の巷を舞台として吉井勇と併称されたが、1916年(大正5年)、赤木桁平から「遊蕩文学」として攻撃され、以後も多量の作品を書いたが、次第に文壇の最前線からは遠ざかった。昭和に入るとビクター専属の作詞家となり、「祇園小唄」「島の娘」などを作詞。また全集も出た。
  • 戦後は心霊学に関心を持ち、「超心理現象研究会」を主宰していた。また、阿部定と組み「昭和一代女」という阿部定事件を演じる劇団を旗揚げしたこともある。

著作[編集]

1913年
1914年
1915年
1916年
1917年
1918年
  • 草笛 春陽堂(自然と人生叢書)
  • 書簡文の準備 春陽堂 (文芸研究叢書)
  • 不知火 前後編 玄文社
1919年
  • 若き妻 春陽堂
  • 呼子鳥 玄文社
  • 絵日傘 1-5巻 玄文社
1920年
  • 師匠の娘 春陽堂
  • 金色夜叉終編 春陽堂
  • 白鳥の歌 玄文社
  • 夜の鳥 春陽堂
  • 恋ごろも 玄文社
1921年
1922年
1923年
  • 幻の塔 玄文社
  • 幹彦全集 第1-4巻 春陽堂
1924年
1925年
  • アルト・ハイデルベルヒ フェルステル 文芸日本社 世界文芸映画傑作集
  • 悲しき遍路・復讐・霧 春陽堂 (ラヂオドラマ叢書)
1926年
1927年
  • 緑の処女 春陽堂
1928年
1930年
1931年
1932年
  • 虹の歌 春陽堂
1933年
  • 神風連 春陽堂
1934年
  • 情話新集 1-3 新小説社
  • 祇園囃子 新小説社
  • 島の娘・月夜烏 新小説社
1936年
  • 長田幹彦全集 全15巻別冊 非凡閣
1942年
1946年
1948年
  • 祇園のお雪 モルガン夫人の生涯 滝書店
1949年
1950年
1952年
  • 幽霊インタービュー 出版東京
  • 青春時代 出版東京
1953年
  • 人間叙情 要書房
  • 文豪の素顔 要書房
  • 霊界 大法輪閣
1955年
1959年
  • 霊界五十年 大法輪閣, 1959

関連項目[編集]