長崎ロープウェイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
長崎ロープウェイのゴンドラ

長崎ロープウェイ(ながさきロープウェイ)は、長崎県長崎市稲佐山にある索道(ロープウェイ)路線である。

長崎市が保有し、同市が出資する財団法人長崎ロープウェイ・水族館に運行を委託している。

概要[編集]

  • 機器定員 - 31名
  • 営業時間 - 9:00~22:00 毎年12月上旬に定期整備のため運休期間あり。また、1月1日には初日の出に合わせて6:00より営業。
  • 運行間隔 - 通常20分、18時~22時まで15分間隔で運行。多客の場合や団体客利用ありの場合はこの限りではない。
  • 所要時間 - 約5分

路線データ[編集]

  • 駅数 - 2駅(起終点駅含む)
  • 路線距離 - 1,090m
  • 高低差 - 298m
  • 最急勾配 - 27度
  • 運転速度 - 18kmh(5m/s)

沿革[編集]

ゴンドラ車内。
2011年10月末まで運行していたゴンドラ。
  • 1957年(昭和32年)2月16日 - 長崎市議会臨時会において、稲佐山開発公園化事業の一環として理事者から提案された稲佐山ロープウェー事業経営(予算1億2,000万円)を可決。
    • 稲佐山ロープウェー建設の建設認可をめぐっては、長崎市と長崎電気軌道、稲佐山ロープウェー建設発起人が名乗りを上げ、三つ巴の争奪戦を展開した。
  • 1958年(昭和33年)
    • 3月28日 - 長崎観光開発株式会社が創立。
      • 創立目的 - 長崎の観光資源開発のため、長崎水族館・稲佐山ロープウェー架設事業を計画。
      • 資本金 - 2,500万円
      • 取締役 - 田川務(長崎市長)
      • 社長 - 中部悦良(長崎商工会議所会頭)
    • 12月20日 - 田川務市長、12月市議会定例会の総務委員会で、稲佐山ロープウェー架設問題について、市営架設案の早期実現は難しく、佐藤勝也長崎県知事の斡旋による長崎、長崎自動車、長崎電気軌道、稲佐山ロープウェー株式会社、長崎観光開発株式会社の5者共同出資、長崎観光開発株式会社の経営案を了承したいと答弁。
  • 1959年(昭和34年)
    • 10月4日 - 長崎観光開発株式会社により、長崎ロープウェー開通式を挙行、営業開始。
      • 淵神社・稲佐山頂上間にゴンドラ2台運行。工費1億2,000万円。
    • 10月15日 - 稲佐山展望台落成、ロープウェー開通祝賀会式を挙行。
  • 1990年平成2年)7月27日 - 長崎スカイウェイが開業。山頂駅・中腹駅を新設。
  • 1998年(平成10年)4月1日 - 長崎市に無償譲渡される。
  • 2000年(平成12年)10月1日 - 長崎市より長崎ロープウェイ・水族館に運行を委託される。
  • 2002年(平成14年)- 老朽化した施設の大規模改修を実施し、最新コンピューターシステムが導入された。
  • 2008年(平成20年)3月31日 - 長崎スカイウェイを廃止。
  • 2011年(平成23年)11月1日 - ゴンドラ(2台)がリニューアルされる。360度ガラス張りのデザイン。
    • 設計 - 奥山清行山形県出身)
    • 市民への公募で、「星のしずく」・「月のしずく」という愛称に決定した。

駅一覧[編集]

淵神社駅[編集]

  • ふもとの駅
    • 所在地 - 〒852-8012 長崎市淵町8-1(地図

稲佐岳駅[編集]

  • 山頂の駅
    • 所在地 - 〒852-8011 長崎市稲佐町364-1(地図

長崎スカイウェイ[編集]

  • 稲佐山中腹の駐車場から山頂を結ぶロープウェイ。利用者減少および老朽化のため、2008年(平成20年)3月31日に廃止された。

廃止された駅[編集]

  • 中腹駅
  • 山頂駅

淵神社駅へのアクセス[編集]

  • 長崎バス
    • 「ロープウェイ前」バス停 徒歩5分
    • 長崎駅方面から、3番・4番系統(下大橋行き、小江原ニュータウン行き、相川行きなど)のバスに乗車。
    • 浦上駅方面からは10番・20番系統(長崎新地ターミナル行き、中央橋行き、茂木行きなど)のバスに乗車後、「宝町」バス停で下車し道路反対側のバス停(ベストウェスタンプレミアホテル長崎前)で上記のバスに乗車。
長崎電気軌道路面電車)の1番「正覚寺下」行きまたは3番「蛍茶屋」行きに乗車し、宝町電停で下車後上記のバスに乗車する方法もある他、宝町電停より徒歩10分、長崎駅前から徒歩15分で行く事もできる)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]