錦渓鎮

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
中華人民共和国 江蘇省 錦渓鎮
錦渓古鎮
錦渓古鎮
錦渓古鎮
簡体字 锦溪
繁体字 錦溪
拼音 Jĭngxī
カタカナ転写 ジンシー
国家 中華人民共和国の旗 中華人民共和国
江蘇
地級市 蘇州市
県級市 崑山市
行政級別
面積
総面積 90.6 km²
人口
総人口(2011) 6.6 万人
経済
電話番号 025
郵便番号 215300
ナンバープレート 蘇E
公式ウェブサイト http://www.chinajinxi.cn/

錦渓鎮(きんけい-ちん)は、中華人民共和国江蘇省崑山市に位置する。崑山市の西南部25kmに位置する。江南の歴史文化が残る町並みを活かし「中国民間博物館の郷」として観光開発を推進している。五保湖の一角に運河が形成されており、代に建築された36の石橋が保存されていて、その風情を小舟でも遊覧できる。同じ湖国の風景を共有するため、2020年から滋賀県高島市今津町と友好交流の町として提携している。

1162年紹興32年)、南宋孝宗の愛妃陳妃がこの地で病死し、妃が愛した五保湖で水葬され、湖に陳妃水塚が造られたことに因んで「陳墓」と呼ばれていた。また、菩提のため孝宗は蓮池禅院を建立した。以来800年間陳墓と呼ばれたが、1993年美しい水郷を保存しようと旧名に復した。

観光スポット[編集]

  • 五保湖(陳妃水塚が湖の小さな島にある)
  • 古蓮池(蓮池禅院、文昌閣)
  • 中国古磚瓦博物館

交通[編集]

崑山駅より107系統周荘行き路線バスで錦渓バス停下車、所要40分。上海虹橋駅より直通観光バスで錦渓バスターミナルまで、所要1時間。

外部リンク[編集]