銀食器

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銀食器(ぎんしょっき、Silverware)とは製の食器のことである。

欧米では古来から「家庭にある銀食器を見れば、その家の文化程度がわかる。ピカピカに磨いている家庭は文化程度が高く質の良い家である」とされている。しばしば上流階級の象徴とされ、「銀の匙を咥えて生まれてくる(上流階級に生まれる)」などの慣用句に使われている。 銀食器が広く使用されるようになったのは、紀元前200年頃のローマ帝国の貴族からであり、やがてインド中東中国にも伝わった。ヨーロッパ人がアメリカ大陸へ渡ると、北米へも銀食器の文化が広がった。日本の家庭でもごく一部の層で銀食器が用いられているが、磨いて輝きを保つように努める文化はあまり根付いていない。

貴重な貴金属を使う食器が普及した理由は、当時、家督争いなどをめぐる暗殺に多用された砒素化合物に含まれる不純物に反応して変色するという性質にある。

長い伝統を有する銀食器には、公的な等級が存在し、最上級は英国、「ロンドン」の「レオパルド」での頭のマークである。他には優れた順に、3つの塔を持った城の「エジンバラ」、錨の「バーミンガム」、薔薇の「シェフィールド」という英国政府認定の等級が存在しており、銀食器に刻印される。 [1]

出典 [編集]

  1. ^ 山口英一監修、非鉄金属研究会編著、『非鉄金属の本』、日刊工業新聞社、2010年8月30日初版1刷発行、ISBN 9784526065149

関連項目 [編集]