銀河鉄道の夜 (ZABADAKの曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
銀河鉄道の夜
ZABADAK楽曲
収録アルバム光降る朝
リリース1996年10月14日
規格CD
ジャンルプログレッシブ・ロック
時間4分30秒
レーベルポリスター
作詞者Cara Jones
作曲者吉良知彦
その他収録アルバム
STORIES
光降る朝収録曲
  1. 「光降る朝」
  2. 「ロプノール」
  3. 「双子の星(Remix)」
  4. 「Riddle Linda」
  5. 銀河鉄道の夜
  6. 「グスコーブドリの伝記」
  7. 「月の瞳」
  8. 「よだかの星」
  9. 「水仙月の四日」
  10. 「光降る朝 REPRISE」
光降る朝収録順
「Riddle Linda」
(4)
銀河鉄道の夜
(5)
「グスコーブドリの伝記」
(6)

銀河鉄道の夜」(ぎんがてつどうのよる)は、日本の音楽ユニット、ZABADAK1996年に発表した楽曲。作曲は吉良知彦、作詞はCara Jones[1]。アルバム『光降る朝』及び『STORIES』収録。

概要[編集]

楽曲自体の初出は、1995年に発表されたアルバム『賢治の幻燈』の「Prologue」である。『賢治の幻燈』は宮澤賢治生誕100周年を記念して作られたコンセプチュアル・アルバム[2]であり、その中からいくつかのトラックを所収したアルバムが1996年発表の『光降る朝』である。その際、「Prologue」に入っていた宮澤賢治の短編集『注文の多い料理店』の序を用いたモノローグ部を外して改題したものが今作となっている[3]

アレンジ[編集]

吉良知彦による同メロディのアレンジが幾つか存在する。

「Prologue」
アルバム『賢治の幻燈』収録。作詞・コーラス:Cara Jones、ナレーション:原マスミ。モノローグ部は『注文の多い料理店』の序より[4]
「エピロヲグ〜銀河鉄道の夜〜」
アルバム『賢治の幻燈』収録。メロディ全体に歌詞が付けられたギターアレンジ。「銀河鉄道の夜」というタイトル自体はこの楽曲が初出。英語作詞・コーラス:Cara Jones、日本語作詞:小峰公子[5]
「サザンクロスの彼方まで」
サウンドトラック『ケンジ先生』収録。演劇集団キャラメルボックスの演劇『ケンジ先生』用にアレンジされたもの。メロディ全体に歌詞が付けられ、楽器の追加やサウンドエフェクトなどのアレンジがなされている。作詞:成井豊

脚注[編集]

  1. ^ 『光降る朝』CDブックレット p.4
  2. ^ ZABADAK OFFICIAL HOMEPAGE
  3. ^ アルバム『光降る朝』の帯より。
  4. ^ 『賢治の幻燈』CDブックレット pp.2,4
  5. ^ 『賢治の幻燈』CDブックレット p.21