銀座三四郎

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銀座三四郎
監督 市川崑
脚本 八田尚之
原案 富田常雄
製作 青柳信雄
出演者 藤田進志村喬河村黎吉
音楽 飯田信夫
撮影 安本淳
編集 長田信
配給 新東宝
公開 日本の旗 1950年4月9日
上映時間 82分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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銀座三四郎』(ぎんざさんしろう)は、1950年4月9日に公開された新東宝製作の日本映画

解説[編集]

姿三四郎』の富田常雄の原案による柔道映画。現存するのは1960年5月7日に『銀座の猛者』と改題されて再公開された65分の短縮版のみである[1]。前作の『果てしなき情熱』が酷評され、自信喪失していた監督の市川崑に「くよくよしないで、こういうものを撮って気分転換しなさい」と製作を担当した青柳信雄が持ち込んだ企画で、黒澤明監督の『姿三四郎』を意識した原作と脚本だったが、藤田進のための企画だと理解していた市川は、青柳の温情に向いるために監督を引き受け、現代劇という事もあり、テンポよく展開するよう心掛けたという[2]

あらすじ[編集]

スタッフ[編集]

キャスト[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 『完本 市川崑の映画たち』、2015年11月発行。市川崑・森遊机、洋泉社、P491
  2. ^ 『完本 市川崑の映画たち』、2015年11月発行。市川崑・森遊机、洋泉社、P50~51