金関寿夫

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金関寿夫
人物情報
生誕 (1918-02-17) 1918年2月17日
日本の旗 日本島根県松江市
死没 1996年7月6日(1996-07-06)(78歳)
出身校 同志社大学
学問
研究分野 英文学
研究機関 神戸大学東京都立大学
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金関 寿夫(かなせき ひさお、1918年2月17日 - 1996年7月6日)は、日本の英文学者翻訳家東京都立大学名誉教授。専門はアメリカ現代詩先住民の詩。数多くの翻訳で知られる。

経歴[編集]

1918年、島根県松江市生まれ。同志社大学文学部英文科卒業。神戸大学教授、旧・東京都立大学教授、駒澤大学教授を務めた。

アメリカの現代詩、口承詩に関する著作を多く書いており、詩人の谷川俊太郎と友人であった。

受賞・栄典[編集]

家族・親族[編集]

  • 兄:金関丈夫は医師、人類学者。
  • 甥:金関毅は医師。佐賀医科大学名誉教授。
  • 甥:金関恕は考古学者。

著作[編集]

著書[編集]

  • 『アメリカ現代詩ノート』研究社出版, 1977
  • 『アメリカ・インディアンの詩』中公新書, 1977
  • 『ナヴァホの砂絵 詩的アメリカ』小沢書店, 1980
  • 『アメリカは語る 第一線の芸術家たち』講談社現代新書, 1983
  • 『魔法としての言葉 アメリカ・インディアンの口承詩』 思潮社, 1988 (平凡社ライブラリー, 2000)
  • 『異神の国から 文学的アメリカ』南雲堂, 1990
  • 『現代芸術のエポック・エロイク パリのガートルード・スタイン 青土社, 1991
  • 『雌牛の幽霊』 谷川俊太郎遊牧民訳 思潮社, 1997
  • 『アメリカ現代詩を読む』思潮社, 1997

翻訳[編集]

参考資料[編集]

  • 角地幸男「金関先生のこと」『城西文学』金関寿夫先生追悼号、城西大学女子短期大学部文学会、85-93頁、1997年7月。ISSN 0917-8783http://libir.josai.ac.jp/il/meta_pub/G0000284repository_JOS-09178783-1997toku-85 

脚注[編集]

  1. ^ (角地幸男 1997)でドナルド・キーン氏との交遊が書かれている。

外部リンク[編集]