金正浩

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金 正浩
各種表記
ハングル 김 정호
漢字 金 正浩
発音: キム・ジョンホ
日本語読み: きん せいこう
ローマ字 Kim Jeong-ho
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金 正浩(キム・ジョンホ、生没年不詳)は、李氏朝鮮の実学者、地理学者。朝鮮において初めて精巧な全国地図『大東輿地図』を作成した人物として知られているが、その詳しい経歴についての記録は残っていない。生没年不詳(1800年頃から1864年頃)。は伯元、白溫、伯之。は古山子。

経歴[編集]

黄海道で生まれたとされる。漢陽に上京、1834年純祖34)に『青邱線表図』(『青邱図』『青丘要覧』とも呼ばれる)2冊を作成し、ついで『地球図』、1861年哲宗12)に『大東輿地図』『新増大東輿地図』を作成・印刷した。『東国輿地攷』『大東地誌』も編集した。彼の作成した『大東輿地図』を興宣大院君に献上したところ、その精巧な地図を見て、国家機密を漏らしたという罪で投獄され、その版木は没収焼却された[1]と言うが、事実ではない。崇実大学校高麗大学校に『大東輿地図』の木版が残っていて、『大東輿地図』の製作を後援した崔漢綺、申櫶も処罰されなかった。韓国歴史学では朝鮮総督府の捏造と見ている。[2]

脚注[編集]

  1. ^ 朝鮮総督府編、『朝鮮語読本 5』、朝鮮総督府、1934、p. 23 - 24。
  2. ^ 이상태, 〈古山子 金正浩의 生涯와 思想〉, 《지리학 44》, 1991, pp. 141.