金持神社

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金持神社
所在地 鳥取県日野郡日野町金持
主祭神 天之常立神八束水臣津野命淤美豆奴神
社格 村社
創建 810年
例祭 4月25日7月25日10月25日12月31日1月3日
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金持神社(かもちじんじゃ)は、鳥取県日野郡日野町金持(かもち)にある神社旧社格は村社。

概要[編集]

その縁起のよい名前から、金運・開運祈願の神社として広く信仰を集めている。このため、ジャンボ宝くじ発売シーズンになると参拝者が増える。

金持(かもち)とは、古くは、玉鋼の産地で、原料の砂鉄のこと)が採取できる谷を多くっていた事に由来する。近隣にある金屋子神よりも古いが、スサノオ神よりも新しい神である。

810年大同5年~弘仁元年出雲国神官の二男が、伊勢神宮参拝のため、この地(当時は伯耆国日野郡金持郷)を通りかかったところ、お守りとして身につけていた玉石が急に重くなり、この地に宮造りしたといわれている。鎌倉時代南北朝時代にかけての武将金持氏の信仰が篤かったと伝えられている。

境内には、鳥取県銘木百選中、サワラチャンチンの2本の木が植えられている。縁起物として、金持箸(350円)や金運招福ケースが販売されている。

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