野村剛史

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野村 剛史(のむら たかし、1951年2月19日[1]‐ )は、日本言語学者東京大学名誉教授。専門は日本語文法史

人物[編集]

東京都生まれ。東京都立大学附属高等学校卒、1975年京都大学文学部国文科卒業。80年同大学院文学研究科博士課程満期退学。安田章などに師事。大谷女子大学助教授京都府立大学教授、1999年東京大学総合文化研究科言語情報科学専攻教授。2016年定年退任、名誉教授[2]

主に古代から現代までの日本語の文法などを研究している。日本語学会評議員などを務めた。

社会的活動では、東京都立大学 (1949-2011)に対する文部科学大臣への要望書、国立大学法人化と授業料値上げ、NHKへの政治介入、イラク拉致事件とメディア・バッシング、早稲田大学文学部ビラ撒き逮捕などへの意見を共同声明・賛同者として表明した。

著書[編集]

  • 『話し言葉の日本史』吉川弘文館 歴史文化ライブラリー 2011
  • 『日本語スタンダードの歴史 ミヤコ言葉から言文一致まで』岩波書店 2013

参考[編集]

東京大学エグゼクティブ・マネジメント・プログラム公式サイト(講師紹介)–2010年5月15日閲覧

脚注[編集]

  1. ^ 『駒場2001』
  2. ^ 名誉教授