重言
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重言(じゅうげん、じゅうごん)は、「馬から落馬する」のように、同じ意味の語を重ねた言葉。二重表現、重複表現ともいう。
「巨大」など類義の漢字を重ねた熟語は、重言としないことが多い。ただし、同じ漢字を重ねた「悠々」などの熟語を、畳語の類義語として重言(じゅうげん)ということがある。
一般的には好ましくない語法とされるが、「歌を歌う」のように定型句として定着している表現や「元旦の朝」のように言葉の意味の変化とともに二重表現とされなくなってきた例もある。さらに「きつねうどん」のように地域によって正誤の差がある場合もある。
[編集] 初出
「浄瑠璃『鑓の権三重帷子(やりのごんざかさねかたびら)』(近松門左衛門作、1717年初演)の次のフレーズが、重言」という言葉の初出である[要出典]。この作品に何度か出てくる「馬から落ちて落馬」というフレーズは有名で、典型的な重言の例として頻繁に言及される。
竜の駒にもけつまづき、馬から落ちて落馬いたしたと、片言やら重言やら
これが現代にも伝わり、「古の昔、武士の侍が―」と頭に挿入される言葉遊びになった。
[編集] 荘子の「重言」
荘子は、自著『荘子』にて寓言、重言、卮言という3つの文章術を提示したが、ここでいう重言とは古の偉人の言葉を引用して説得力を増す話法を指し、同義語の重複表現とは無関係である。
[編集] 関連項目