重箱読み
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重箱読み(じゅうばこよみ)は、日本語における熟語の変則的な読み方の一つ。語の前半を音として、後半を訓として読む「重箱」(ジュウばこ)のような熟語の読みの総称である。原則として規範的な読み方ではないとされるが、現代の日本語においては、和語と漢語が結合した混種語も日常語として深く浸透しており、慣用になっているものも少なくない。
これに対して、前半が訓、後半が音とする読み方を湯桶読みという。
[編集] 概説
後半が濁音化する例が多く見られる。
なお、重箱とは、何段か積み重ねられた食物を入れる箱であり、お節料理や行楽によく使われている。
[編集] 重箱読みの例
- 重箱(ジュウばこ)
- 音読み(オンよみ)
- 額縁(ガクぶち)
- 客間(キャクま)
- 経木(キョウぎ)
- 金玉(キンたま)
- 金星(キンぼし)
- 香醋(コウず)
- 工場(コウば)
- 残高(ザンだか)
- 桟橋(サンばし)
- 新顔(シンがお)
- 雑木(ゾウき)
- 総花(ソウばな)
- 台所(ダイどころ)
- 大横綱(ダイよこづな。「おおよこづな」とも読む)
- 反物(タンもの)
- 団子(ダンご)
- 蝶番(チョウつがい。「チョウバン」という読みもある)
- 賃上げ(チンあげ)
- 頭突き(ヅつき)
- 等幅フォント(トウはば - )
- 豚汁(トンじる)
- 番組(バンぐみ)
- 本棚(ホンだな)
- 本屋(ホンや)
- 役場(ヤクば)
- 路肩(ロかた)
以下は漢字の選ばれ方に語義との脈絡が乏しく、当て字の性格が強いもの。当て字の結果たまたま重箱読みに見える形になった例である。考察するにあたって日本語の語生成を論じる必要がなく、単に「当て字の当て方」を論ずればこと足りるという点で、典型的な重箱読みとはやや異質なものである。
以下は固有名詞の例。 一般に固有名詞における漢字の読み方は非常に多様で、分類も困難であり、通常はこれらを重箱読みとは呼ばない。