酪酸アミル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
酪酸アミル
amyl butyrate[1]
識別情報
CAS登録番号 540-18-1
特性
化学式 C9H18O2
モル質量 158.24
外観 無色の液体
匂い 果実臭
沸点

186℃

屈折率 (nD) 1.410-1.414
危険性
引火点 53℃
関連する物質
関連物質 酪酸イソアミル
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

酪酸アミル(らくさんアミル: oamyl butyrate)は、化学式C9H18O2で表される酪酸エステルの一種。酪酸ペンチルとも呼ばれる。食品用香料などに用いられる。IUPAC名ではブタン酸ペンチル(pentyl butanoate)。

用途[編集]

アンズバナナパイナップルに似た甘いフルーツの香りを持つ。香料としては各種フルーツバターバニラフレーバーとして、チューインガムに800ppm、その他の用途で70ppm程使用される。酪酸イソアミル は本剤の異性体であり、「酪酸アミル」と表示されている製品には、酪酸イソアミルを主体としたものもある[1]

安全性[編集]

日本の消防法では危険物第4類・第2石油類に分類される。皮膚や眼に対する刺激性がある[2]

関連項目[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b 『合成香料 化学と商品知識』印藤元一著 2005年増補改訂 化学工業日報社 ISBN 4-87326-460-x
  2. ^ 酪酸アミル(東京化成工業)