都市伝説一覧

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都市伝説一覧(としでんせついちらん)は、都市伝説の主な事例を一覧にしたものである。

目次

[編集] 有名な都市伝説

[編集] 近代の都市伝説

偽汽車
明治時代、存在しないはずの機関車が線路を走るという噂が流れた。
西郷星
西南戦争の混乱の中、「火星の赤い光の中に西郷隆盛の姿が見えた」という噂が流れた。
電線に処女の生き血
明治時代は、絶縁の為電線にコールタールを塗布していたが、それが誤って伝わったと思われる。噂の流行当時、妙齢の女性は既婚者に見られる様に丸髷お歯黒引眉を施し、地味な着物を着たとされる。
スリーピー・ホロウ
ニューヨーク近郊に伝わる首なし騎士の伝説。映画『スリーピー・ホロウ』の題材にもなった。
テコムサの呪い
アメリカ先住民酋長の呪いにより、20で割り切れる年に選出された大統領は不慮の死を遂げる、というもの。実際に1960年選出のジョン・F・ケネディまで、該当する年に選出された大統領に悲劇が起こっていたが、1980年選出のロナルド・レーガンが任期を全うした為、単なる偶然に過ぎなかったという結論になった。
バネ足ジャック
切り裂きジャックより数十年前に囁かれた都市伝説。
チョコレートの原料
明治時代の日本では、チョコレート(「貯古齢糖」と表された)は、「牛の血を固めたもの」という誤った認識の為、売れ行きが芳しくなかった。
種痘を接種すると牛になる
牛痘を発祥した人が天然痘に罹らないことから、18世紀末に医師エドワード=ジェンナーにより種痘が考案されたが、当時は「接種すると牛になってしまう」という噂の為、拒否する人も大勢いた。

[編集] 迷信や誤解に由来する都市伝説

対象物への知識不足により、本来ならあり得ない事象が事実として語り継がれる事がある。単なる迷信との区別は明確ではない。

幸せのにんじん
「幸せのにんじんの手足や頭が取れていると当たった人も将来そうなる」、「噛まずに飲み込まないと自分も死ぬ」、「丑の刻参りの藁人形に模して作られたもので当たると死ぬ」等。植物の根に特別な魔力があると信じられていることからか。
黄色い救急車
頭のおかしい人の所には黄色い救急車が来て、鉄格子付きの病院に連れて行かれる、というもの。

詳細は黄色い救急車を参照。

○○公園の池のボートに恋人同士で乗ると、離別する
井の頭公園東山公園等、著名な公園が舞台にされる。
手こぎボートの操縦は案外難しく、水が撥ねてずぶ濡れになった、レンタル時間内に戻れなかった等のトラブルが不仲の原因になるから、との説もあるが、それはどの公園であろうと変わらないはずである。
また特定の遊園地等に行ったカップルは別れるという噂もあるが、こちらも統計的な根拠は全くない。
井の頭公園に関しては、池に祀られている弁財天が嫉妬深い女神である為、カップルを別れさせるのだ、との説が古来より伝わっている。ボートに乗った後に参拝すれば大丈夫との説もあるが、同じく弁才天を祀る江島神社にはカップルで訪れるだけで離縁させられるとの伝承がある。
サーカスは人拐い
サーカス団員は、親に売られたり団に誘拐されてきた人達だ、というもの。
最近はまず聞かない話ではあるが、昭和の終盤頃までは「悪い子はサーカスに連れて行かれるよ」、「売り飛ばすよ」と親が子供を叱る場面が見受けられた。これらは各地を巡業しているサーカス団に対して定住生活者が抱いた偏見が背景にあり、ヨーロッパでロマジプシー(放浪民)と差別されたのと本質的に同じであろうと思われる。
墾田永年私財法は現在でも有効
詳細不明。明示的に廃止された形跡がない事を根拠とする冗談と思われる。
日本の近代土地所有権は明治政府による官民有区分や下戻処分によって創設され、それが民法上の所有権になったとの考え方が多数説である。
飛脚のふんどし
佐川急便トラックの車体に描かれている飛脚や尻に触れると幸運が訪れる、というもの。

詳細は飛脚のふんどしを参照。

コアラのマーチ
眉毛のあるコアラのマーチを見つけると幸せになれる、というもの。
腹部に傷がある「盲腸コアラ」を見つけると不幸になる、盲腸にかからない、と言われる事も。
最近ではメーカーが遊び心や話題性狙いで製品自体やラベル・個装に何らかの違いがある『見つけられたら幸福になるプレミア品』を仕込む事が多くなった。エスキモーPinoの『星pino』やヱビスビールの『ラッキーヱビス』が有名。
看板のへそ
すかいらーくの看板に描かれている鳥にへそがない事を指摘すると料金が無料になる、というもの。吉野家の丼にも同様の噂がある。
日本のろう学校手話禁止
手話が出来ない健常者に合わせる為、障害者側は読唇術を強制されている、というもの。
1933年頃に、ろう教育界で手話が抑圧された事実はあるが、1990年代頃から再び広まり、現在では手話を使えない教員はいるものの、禁止している学校は存在しない。一部のろう運動家が、意図的に広めたものとされる。
電化製品は叩けば直る
初期の頃のテレビは、ソケットを介して真空管を使用していた為、接触不良が多発した。またその他の古い電化製品も機械的接点を持つ為、劣化や磨耗等が原因の接触不良が多かった。これらが叩く・蹴る等の衝撃によりたまたま改善された事例が誤解を生んだと思われる。
これらは偶発的、かつ一時的なもので根本的に「直った」とはいえない。また電子制御が主流となった最新の電化製品や、パソコン等の精密機械までも叩いて直そうとする人がいるが、衝撃を与える行為は本来正常な部分にまで不具合を発生させ、最悪の場合短絡による火災事故につながる恐れもある為、不具合が発生した場合は修理または買い替えすべきである。Wiiリモコン等、叩いて直る事をメーカーが明言しているもの以外ではするべきではない。

[編集] 事実認定が困難なため都市伝説化しつつある話

調べればすぐに分かる内容でも、一見それらしく思えるものは事実として伝えられ伝説化しやすい。また、事実である一部分が誇張され伝えられる事で伝説化する場合もある。

幽霊指揮者
廉価版CDに記載される指揮者に関する噂。
ガンダム裁判
機動戦士ガンダム』の版権所有社が韓国における商標登録訴訟で、「我国では『ガンダム』は空想ロボットを指す一般名詞」という理由で敗訴し、後に逆転勝訴した、というもの。
その経緯が韓国司法当局のサイトに掲載されていたとされるが、そのURLが現存しない為、現在これを事実だと証明するソースはない。但し、日本政府関係の会合で「韓国において一度は商標登録を断られた」という趣旨の発言が為されている[1]事から、何らかのトラブルがあったであろう事は推察できる。
金色公衆電話
金色の公衆電話にギザ十を入れて片思いの相手と通話すると恋が叶う、というもの。東京の四谷にあるとされる。
皇太子ご成婚パレードの際には、実際に金色の公衆電話が設置された。
生まれてきたのは…
プロ野球選手ができちゃった結婚をするものの、生まれた子供が黒人だった為「とりあえず、お疲れ」と妻に声を掛けて離婚した、というもの。
酒鬼薔薇聖斗
世間を震撼させた少年Aが、出所後自分の住んでいる街で暮らしている、というもの。
「ファンタ ゴールデンアップル」が実在した
清涼飲料水ファンタには多様な種類が存在した為、架空の種類が喧伝された。噂が現実化した稀有な例である。

詳細はファンタ#ファンタゴールデンアップル論争を参照。

ゆとり教育」の円周率は3

詳細は円周率は3を参照。

死を招くネックレス
少女が恋人から青白い宝石のついたネックレスをプレゼントされ、とても喜びずっと身に着けていた。数日後、体調を崩した少女を友人が見舞いに行くと、ネックレスの周りの皮膚が赤く腫れ上がっている。友人は心配するが、少女は大事なものだから離したくないと言う。間もなく彼女は死んでしまい、そのネックレスが気になっていた友人が詳しく調べたところ、宝石に見えたそれはウランの結晶であった、というもの。
青白く光る放射性物質を身につけ被爆した事例は実在し、1987年ブラジルの廃病院に放置されていたセシウム137を「光る粉」として体に塗ったり飲んだりした住民250名が被曝、4人が死亡した[2]。この他にも、1962年メキシコで、前の居住者の不注意で残されたコバルト60をその家の息子が発見し、遊んでいたため父を残す一家全員が死亡するという事故があった。
メン・イン・ブラック
地球外生命体や地球外技術に関する極秘事項などを知り得た者は、黒尽くめの衣装の男に襲われ、記憶を消されたり証拠品を奪われる、というもの。映画メン・イン・ブラック』の題材にもなった。
MJ-12
12人からなる米国政府直属の秘密委員会がUFOや宇宙人との接触、交渉、調査を行っている、というもの。
アロエビクスマン
近畿地方で流布した都市伝説。
横田基地は米国カリフォルニア州に含まれる
実際の地名は「東京都福生市横田基地」。アメリカの州に属した事はない。
1990年まで軍事郵便の番号にサンフランシスコのコードが入っていたのは事実である[3]
リカちゃん電話
特殊な方法でリカちゃん電話に繋ぐと何かが起こる、というもの。ダイアル回線、特に旧型の黒電話等でフックスイッチを素早く数回連打すると、交換器がその操作を回数に相当したダイアルパルスと認識し、正しい番号にかかる可能性があった。
公表されない大地震
大地震は事前に予知されているが、パニック回避の為、一部の有力者以外には公表されないと、というもの。現在の技術では数日単位での地震予知は不可能とされている(地震宏観異常現象を参照)。
2005年に東京で中規模な地震が発生した際、災害対応要員用官舎に住み、ポケットベルの常時携帯が義務づけられていた都職員の多くが非常召集に応じなかったばかりか連絡もとらず、問題になった。
運転免許証の番号
免許番号には個人の犯歴や特定政党・団体所属歴等の情報が含まれ「要注意人物」を判別できる、というもの。
今後予定されている運転免許証のICチップ搭載化に対して、様々な個人情報が書き込まれる可能性がある、と危惧する声もある。ちなみにICチップを読み出せるのは警察関係者(全ての情報)と、所持者本人が警察施設内設置の専用端末を使い表面の印刷情報との同一性確認の範囲で閲覧する場合である[4]

詳細は運転免許証#番号の属性を参照。

エロマンガ島水没
南太平洋に存在する同島が、地球温暖化による海面の上昇で既に水没した、というもの。一部マスコミが報じた事に加え、同島の表記が「イロマンゴ島」に変更された事も原因か。同島には標高800m近い火山が存在する為、数m程度の海面上昇で全島が水没することはあり得ない。
なめ猫
ツッパリ学生に模した子猫キャラクターが1980年代にヒットしたが、猫を直立させる為に尻から割り箸を差し込んだ、または針金を体内に埋め込んだという説が囁かれた。実際には衣装に仕掛けがあり、猫の体に負担をかけずに撮影した。
くぅーちゃん死亡説
消費者金融アイフル」のCMに出演していたチワワのくぅーちゃんが死んだという噂。その後の続編に出演しているのは別の犬で、バレない様に出演時間も若干少なくしている、と続く場合も。
この噂は、写真週刊誌[要出典]が、当時このCMの影響で流行していたチワワをペットショップで購入したが、すぐに病死してしまったという記事を載せた際、その見出しを「くぅちゃんが死んじゃった」とした為に起きた誤解であると考えられる。また、彼女の妹にあたる犬が、犬種品評会でモノのように扱われていた映像が流れた事から、彼女も業界に酷使されたのでは、と考えられた可能性も。いずれにしても消費者金融業についての悪いイメージがもたらした都市伝説であると言えよう。
彼女はCM降板後の2006年に雄雌双子の子供を産み、親子写真集も発売された。
尚、ほねっこ(サンライズ)のゴン太は、1歳を目前に撮影された1993年のCMから、画面でも白毛が目立つ様になった2004年のCMまで、同じ1頭のラブラドール・レトリバーで撮り続けられてきた。この偉業は、逆の意味で伝説だと言えよう。
スピード写真のネガは、密かに回収されモンタージュ写真に使われる
旧式の銀塩やインスタントのスピード写真は直焼きであり、元々ネガが存在しない。また最新のデジタルプリント方式では、ブースの中にデジカメと写真紙プリンターが組み込まれている為、やはりネガは存在しない。
近年では、「撮影ブースからインターネット回線経由で警察に送られる」という噂もあるが、たとえ技術的には可能でも、街頭防犯カメラの設置に対してすら神経質な反応を見せる日本で強行されるとは考えにくく、発覚した時のリスクを考えればあり得ないと考えて良い。
ラッキーストライク」は原爆投下を記念して誕生
他にも「日の丸を元にデザインされた」など多数の流説がある。
実際は戦前から生産されており、19世紀にアメリカ西部で金鉱を掘り当てた男が叫んだ言葉が商品名の元。
クローン携帯
携帯電話機には、正規品と全く同じ識別情報を持つ違法端末があり、その使用料金は正規端末の所有者に請求される、というもの。

詳細はクローン携帯を参照。

TWガール
1999年にインターネット上で公開された、ある巨乳女性に纏わる様々な憶測。
フォント「Wingdings」
NewYorkCityの頭文字「NYC」をフォント「Wingdings」で入力すると、髑髏・ダビデの星・親指を立てたマークになるのはマイクロソフト社ユダヤ人迫害思想に基づくものだ、というもの。これについて同社はただの偶然だと否定した。
以後の改定で導入された新しい絵文字フォント「WebDings」では、同様に入力すると目・ハート・ビルのマーク=アイ、ラブ、ニューヨークと解釈できるマークが表示される様になったが、「Wingdings」は今でも髑髏などのマークが出る。
また「世界貿易センタービル(WTC)の住所である「Q33NY」を「Wingdings」で変換すると飛行機・二つのビル・髑髏・ダビデの星が表示されるのはアメリカ同時多発テロ事件と何らかの関係がある」との噂が流布された。実際には、ビルとされる形は書類を示す絵文字であり、そもそも「Q33NY」はWTCの住所ではない。住所の代わりに、ハイジャックされた飛行機の便等を対象とする同様の噂もある。アメリカ同時多発テロ事件#都市伝説アメリカ同時多発テロ事件陰謀説も参照。
格段に優れた新製品
購入した新車の燃費効率が極めて優秀で喜んでいると、後日メーカーの人間が「販売してはいけないものを手違いで売ってしまった」と高額の迷惑料と共に回収に来た、というもの。
既存製品より燃料消費率の格段に優れた内燃機関が既に完成しているが、石油産業からの圧力や配慮により公表されていないという陰謀論的な要素も含んでいる。同様の話は「洗剤不要の洗濯機」、「切れない蛍光灯」、「エイズの特効薬」等が存在する。ロバート・A・ハインラインの小説『光あれ』のモチーフにもなった。
地下の核施設
某大学の地下にはのマークがついた古い扉があり、その先は核施設になっている、というもの。
実際に東京大学京都大学近畿大学が各々研究用の原子炉を持っている(武蔵工業大学立教大学は廃炉)。但し、何れも発電用や産業用の原子炉と比較すれば遥かに小規模で、出力も僅かなものである。
出玉の遠隔操作
パチンコ屋は遠隔操作で出玉を調整し、定期的に当たりを出す事で客をパチンコ依存症にしている、というもの。
悪のローカル掲示板運営者
ある電子掲示板(地域BBS)はカルト宗教が、世界征服の一貫として運営している、というもの。以下はその噂の例。
・自分達の都合の良い様に情報をコントロールする。
・過去の書込みを分析し、利用者の個人データーを作成。また、IPアドレスを元に投稿者の住所を割り出し、身辺調査等を行なう。
・これらを調べ始めると、身の周りに不可解な事件や事故・嫌がらせが発生、最終的に行方不明になってしまう。
相対性理論の理解者
アルベルト・アインシュタイン提唱のこの理論が極めて難解である為、正確に理解出来ているのは世界に3人しかいない、というもの。
この話を聞いたアーサー・エディントンが「はて、3人目は誰だろう?(アインシュタイン自身と自分以外に、他に誰がいるのか?)」と答えた、というエピソードは有名である。

[編集] 生体、心理、医学に関する都市伝説

瞼の痙攣は災難の前触れ
瞼がピクピク動くのは嫌な事が起こる前触れ、というもの。当然ながら根拠はない。『ドラえもん』で取り上げられた事があり、これを信じた人も多い。
皮膚呼吸
全身に金粉などを塗り、皮膚呼吸を妨げると死に至る、というもの。
007シリーズ第3作『007 ゴールドフィンガー』で取り上げられ有名になった。漫画『ターヘルアナ富子』(徳弘正也)、『ベロベロベースボール』(河合じゅんじ)等の作品でもモチーフとされている。

詳細は皮膚呼吸#人間と皮膚呼吸の迷信007 ゴールドフィンガー#その他をそれぞれ参照。

扇風機をつけたまま寝ると死ぬ
扇風機の風を浴びながら就寝すると、徐々に体温が奪われ、皮膚が窒息状態になり、無意識のまま死亡する、というもの。

詳細は扇風機の都市伝説を参照。

殺人者を判別する心理テスト
「夫の葬儀の参列者に一目惚れした未亡人が、数日後自分の息子を殺害した。それはなぜか?」という心理テストにまつわる噂。
多くの人は「息子が邪魔になるから」と答えるが、嗜虐嗜好が極端に強い人間は「息子の葬式でもう一度その人に会えるから」と答えるという。「かの麻原彰晃酒鬼薔薇聖斗が後者を選んだ」という解説が付く事も。また『ハローバイバイ関暁夫の都市伝説 信じるか信じないかはあなた次第』には、このテストは宮崎勤が考案したとの記述があるが、いずれにしても犯罪者に対し精神鑑定と称して信憑性がない手段を使うとは考えにくい、とするのが正論であろう。
八百屋お七』の伝承はまさにこの心理をベースとしたものであり、桜庭一樹の『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』、PS2ソフト『月の光~沈める鐘の殺人~』、『夜想曲2』等にもモチーフとして使われている。またフロイトの「夢判断」の伝承として同様の話が伝わっている。
2005年10月放送の『やりすぎコージー』で、千原ジュニアは後者の答えを選んだとされる。
しゃっくりが100回続くと死ぬ
2007年にフロリダ州在住の、しゃっくりが止まらない15歳の少女のニュースが報じられている。[5]彼女のしゃっくりは1分間に50回というハイペースで、あらゆる治療を試みたものの効果は無く、世界中が少女の身を案じたが、発症から約5週間後に突然止まった。本人の談話からもその辛さは充分感じ取れるが、少なくとも100回程度であれば生命には別状が無い事が図らずして確認されたと言える。ちなみにギネスブック認定の「しゃっくり継続記録」は68年間である。
尺取虫が頭の天辺まで這い上がると死ぬ
棺桶のサイズは尺取虫のサイズを元に作られている、という噂が元ネタか。
点滴中に気泡が混じると死ぬ
点滴の際に少量の空気が入る事は良くあるが、少量であれば気泡は肺の毛細血管に小さな塞栓を形成するだけであり、死に至るには故意に大量の空気を送り込まなければならない。
血液型性格分類
この性格判断が行われているのは日本及び韓国・台湾だけで、それらも日本の影響という説が有力。
民族学的見地を絡め、血液型と性格の関係を医学的に検証しようという研究もあるが、完全に証明されるには至っていない。
満月の夜には犯罪が増える
ヨーロッパを中心に根強く伝わる説。狂気や精神異常を意味するlunaticの語源が、luna()+atic(…に影響された)である事からも見てとれる。
これを統計的に裏付けるデータが存在すると語られる事も多いが、月の引力が人間の性質にまで影響を及ぼすという科学的な証明はなされていない。
大気汚染の酷い地域に住むほど鼻毛が伸びる
広域的かつ長期間にわたる調査・研究を実施した例が無い為、実証はされていない。
探偵!ナイトスクープ』の独自調査では、山間部の空気の綺麗な場所では鼻毛が短い人が多く、逆に都市部になるほど長い人が多く見られた、という結果が報告されている。
都会から農村に来た鼻毛の長いカップルが鼻毛の短い農村の人々を嘲笑するという小松左京の短編小説がある。
壁に耳あり
解剖実習時に献体から切除した耳を壁に貼り付け、「壁に耳あり」とふざけた医学生が不謹慎として退学になった、というもの。

詳細は壁に耳ありを参照。

死体回収のアルバイト
鉄道事故の轢死体を回収する高報酬のアルバイトが存在する、というもの。別名「マグロ拾い」。また回収の際に手袋をするのは死者に対して失礼に当たる為、素手で回収する、と続く場合も。
轢死体回収は警察や消防署の立会いの下で行われる重要な職務であり、かつ故人や遺族のプライバシーに配慮が必要なデリケートな側面を持つ為、鉄道会社の職員が担当し、アルバイトに委託する事はない。
骨折実験
完治までの臨床データを提供する為、骨折させられるアルバイトが存在する、というもの。実際には骨折治療患者の膨大な臨床報告例が蓄積されている為、わざわざ人体実験まがいの行為をする必要はないとするのが正論であろう。
死体洗いのアルバイト
病院等で遺体をホルマリンで洗う高報酬のアルバイトが存在する、というもの。

詳細は死体洗いのアルバイトを参照。

○○の子供は女の子が多い
電磁波・高周波・有機溶剤・X線・放射線などの研究者や技術者、アマチュア無線愛好家、パソコン好きの人には女児が生まれやすい、というもの。「統計上明かだ」とまことしやかに語られる事もあるが、データそのものが示された事はない。また男児が生まれた場合、周囲から仕事への取り組み方が悪いのではないかと揶揄される事もある。
電磁波等が男女の出生に影響するならば、携帯電話や微弱電磁波を出すCRTや電子レンジ等の急激な普及により、世界的規模で統計上有意に現れてくるはずだが、日本の人口統計によれば人口の男女性比は1965年前後から男性の比率が大きくなり、最近は男性:女性は105:100で飽和している。
徳田忠成著『ハロー、こちら機長席』(イカロス出版)に、筆者の航空自衛隊時代に知ったエピソードとして「強い電磁波を使用する対潜哨戒機の乗員の子供の8割が女の子だ」と記述しているが、根拠は示されていない。
真空状態で破裂
生物が真空状態に置かれると、が破裂したり目玉が飛び出したり血液が常温沸騰して体が破裂する、というもの。実際には体内の空気やガスは口や肛門から排出され、血液も血圧により常温沸騰には至らず、破裂することはない。これらは動物実験でも実証されている。またソユーズ11号の事故の際の搭乗員の死因は窒息であり、噂の様な事象は起こっていない。
深海から魚を急激に引き上げると、消化管内の微量な発酵ガスの膨張によって口から内臓が出る事象からの発想だと思われるが、水深10m毎に1気圧増加する水圧と比べ真空状態のそれは極めて少ない減圧である。
メンソールタバコを吸うとインポになる
米国都市伝説の研究書「消えたヒッチハイカー」に黒人社会発の噂として収録されている。当時、黒人にメンソール煙草の愛用者が多かった為、広まったものか。
白人による黒人断種政策の一環だとする陰謀論として語られる場合もあり、日本では、同様に「米国が日本民族の弱体化を目的に仕掛けた」とされるが、メンソール煙草は世界各国(無論米国でも)で販売されている。
骨髄移植ドナーには重大な後遺症が残る
骨髄移植のドナーは、ドリルで何百箇所も骨盤に穴を開けられる為、骨がボロボロになる、というもの。脊椎に穴を開けられる、脊髄を傷つけられて下半身不随になるとされる場合や、「健康被害を受けた人は多額の金銭と引き替えに口止めされている。」という派生系も存在する。
実際には骨髄液は骨盤から採取する為、脊髄を傷つける事はなく、ドリルではなく中空になった3~4ミリの針を使用する。また針は2~4箇所程度に刺すのみである。
骨髄採取の入院が予定より長引いたり、麻酔による合併症の可能性がある事からの誤解と思われる(麻酔事故による死亡例が2件確認されている)が、それらは骨髄移植に限った話ではない。

詳細は骨髄バンク骨髄移植をそれぞれ参照。

腐らない死体
防腐剤が大量に含まれている食品を摂取している現代人の死体腐敗し難くなっている、というもの。「葬儀の際、遺体に副えられるドライアイスの使用量が○年前の半分になった」などと続く場合も。
漫画XXXHOLiCでも使われた。
焦げと発癌性
動物性たんぱく質の焦げた部分には発癌性物質が含まれている為、食べ過ぎるとになってしまう、というもの。

[編集] 事故に関する都市伝説

舌からゴキブリ
切手を舐めたところ誤って舌を切ってしまう。しばらくして舌が腫れてきたので病院で調べたところ、切手に付着していたゴキブリの卵が入り込み、舌の中で成長していた、というもの。
活きのいいマムシ酒
マムシ酒を飲もうと一升瓶の蓋を開けたところ、マムシが飛び出してきて咬み付き、その人は死んでしまった、というもの。
マムシ酒を作る際、排泄物を出し切る為に一ヶ月程絶食させてから焼酎に漬けるが、大抵の場合はその後しばらくは生きている事象から生まれた話と思われる。
回さないで、外さないで
バイクライダーが転倒時にフルフェイスヘルメットが反対を向いた状態で気絶する。駆けつけた救急隊員が頭が回ってしまったと勘違いし、頭部を反対側にまで回してしまう、というもの。
また、ツーリング中に転倒した友人のフルフェイスヘルメットを急いで外したところ、外傷は無く安心するが、その直後、ライダーの頭部がみるみる変形し最後には破裂してしまう。衝撃を受けた頭部がヘルメットによって辛うじて形を保っていたのだ、というものも。
赤ちゃんミンチ
車が赤ちゃんを挟んだ状態で走行し、引きずられた赤ちゃんが、ミンチ状になってしまった、というもの。
ショック死
夫婦喧嘩の腹いせに妻を驚かせてやろうと考えた夫は、巧妙に首吊り自殺を装い、外出した妻を待った。帰宅した妻は悲鳴を上げ卒倒する。ここまでは夫の思惑通りだったが、この悲鳴を聞きつけた隣人が駆けつけてしまった。電話を探そうと室内を見渡した隣人は、以前から夫が大切にしていた記念のホームランボールを見つけてしまい、魔が差した彼はそれをこっそり持ち帰ろうとする。ボールを盗られる瞬間を目の当たりにした夫は思わず大声を上げてしまい、隣人は死んだと思い込んでいた夫の声に驚きショック死してしまった、というもの。
米国のTV番組で検証された結果、この夫はハンガリー人(あるいはハンガリー移民)という設定で、ハンガリー(Hungarian)とハンガー(hanger=首吊り)をかけた洒落ではないかという結論に落ち着いている。この話は日本のTV番組「世界まる見えテレビ特捜部」でも紹介された。尚、首を吊った様に見せかけるにはまず身体全体を浮かさなければならず、素人が思いつきで実行するのは困難であろうと思われる。
東野圭吾の小説『予知夢』、及びそれを原作としたドラマ『ガリレオ』では首吊り自殺に見せかける為、ER流体を使用するトリックが登場する。
日焼けサロン
日焼けサロン好きの人が体調を崩し、医者の診察を受けたところ「あなたの内臓は焼け爛れています。治療はできません。一度焼いたステーキ肉を生肉に戻すことができますか?」と言われた、というもの。
角膜融合
溶接作業中の男の目に火花が入った結果、角膜コンタクトレンズが溶接されてしまい、レンズを外そうとしたら角膜も一緒に剥れてしまった、というもの。この様な事例はあり得ないが、コンタクトレンズと角膜が張り付いてしまい外科的手術によって取り除いた例は実際にある。中国においては、三枚重ねで半年間使用したレンズの1枚目を取り除く手術を行ったという事件が起こっている。
フジツボ
海で負った切り傷を放置していると、入り込んだフジツボの卵が体内で孵り繁殖する、というもの。「膝の皿の内側にびっしりとフジツボが」と続く場合も。
体液は生理食塩水だから、フジツボは固着性や繁殖性が強いから、と理由付けられる事が多い。またクジラの皮膚にフジツボが寄生している絵図もイメージ促進の一助となっている可能性もある。
フジツボは甲殻類であり、幼生期はカニ・エビ等と同様にプランクトンとして浮遊生活を送り、その後変態して固着生活に入るという生活史を持つ。実際に動物の体内でフジツボが生息する事は不可能であり、条件が揃えば繁殖は可能である、という説も、フジツボの生態に関する無知に由来するものと思われる。
桜玉吉の『しあわせのかたち』や岡野剛の『未確認少年ゲドー』でも採り上げられた。
見るなよ
轢死体の首が、野次馬に対して「こっち見るなよ」と言った、というもの。声は肺からの空気で声帯を振動させて出す為、首だけになった人間がしゃべる事は不可能。
ギロチンによって切断された頭部が、何かを語りかけるように口をパクパクさせたという伝承もあるが、斬首の瞬間の急激な血圧変化の為、意識を失うというのが医学的通説である(ギロチンの項参照)。
「列車事故で切断された首が27回まばたきをした」という噂もあるが、その様な状況で冷静に数えられる人物がいるかどうかは疑問である。
耳から白い糸
耳に開けたピアスの穴から白い糸が出きたので引っ張ったところ、突然眼球が裏返しになり、失明してしまった、というもの。

詳細は耳から白い糸を参照。

人間シチュー
入浴中に急死した人が、発見された時には煮込まれてシチューの様になっていた、というもの。実際、入浴中に急死するケースは多く、かなり崩れた状態で遺体が発見される例も少なくない。「いい匂いがした」などの表現は誇張であるとしても、話としては事実に基づいていると言えよう。[6]
爆乳
豊胸の為に体内に封入したシリコンが、飛行機の離陸の際に生じる気圧差で膨張し、胸が破裂する、というもの。

[編集] 生物、自然現象に関する都市伝説

5秒ルール
地面に落下した食べ物に雑菌が付着するまで5秒かかるので、それ以内に拾い上げれば害なく食べられる、というもの。時間は3~15秒まで諸説ある。
2004年、この「理論」の妥当性の研究に対してイグノーベル賞が贈られた。
下水道に棲む巨大(白い)ワニ
ペットとして仔ワニを飼っていた人間が、持て余して下水道に捨てたところ、暖かく栄養も豊富な下水の環境に適応して巨大に成長してしまった、というもの。
石神井公園の三宝池で巨大ワニの目撃証言が相次いだ為、マスコミが連日報道し、罠を仕掛けるなどの大騒動になったが、結局発見されなかった(1993年8月)。
以下の創作物のモチーフとなっている。
百匹目の猿現象
ニホンザルの観察において、特定の行動を取るサルが一定数を上回った時その行動が群れ全体ないし他の群れのサルに伝播する現象が見られた、というもの。
ヘビイチゴには毒がある
実際は無毒。但し、味はあまり無くスカスカなので食用には適さない。
リンゴの蜜
蜜入りリンゴは蜂蜜等を注射器で注入している、というもの。
レミングの大量死
レミング(タビネズミ)は個体数が一定以上に達すると集団で海や川に飛び込んで死ぬ、というもの。レミングの個体数の変動に基づく説だが、実際は食物連鎖による捕食者数増加が原因。また、昔アトランティス大陸に泳いで渡っていた名残である、とする説もある。ジェイムズ・サーバー「Interview with a Lemming」(1942年)、アーサー・C・クラーク「憑かれたもの」(1953年)、リチャード・マシスン「Lemmings」(1957年)らが同様のモチーフを扱った小説を発表しており、その後1958年の記録映画「白い荒野(原題:White Wilderness)」の中で実際の集団自殺の光景を収めたとされる映像が存在するが、レミングを追い立てて撮影した捏造だと判明している。
集団自殺の行軍は、ゲームレミングスのモチーフとなっている。
カンガルーは「分からない」という意味の現地語が語源
西洋人がカンガルーを指して「あの動物は何と言うのか」と訊いたところ、現地人が「分からない」という意味で「カンガルー」と答え、これがこの動物の名となったというもの。

詳細はカンガルー#語源を参照。

地震雲
地震予知に関する俗説のひとつで、地震が起こる前兆として色や形が特異な雲が現れるというもの。地上で目撃(撮影)されたものが主だが、天気予報用の衛星写真から見つけようとする研究者もいる。
地震による岩盤破壊に伴い放出された電磁波が地震雲を生み出す可能性はあるが、現時点では科学的に立証されておらず、地震後に目撃例が出てくる「後付けの理屈」である観は否めない。尚、ギリシアでは電磁波を用いた地震予知法が実用化されている。
神の手雲
山の上に空を裂くように二つの手が映った写真を、携帯で複数人に送ると受けた人が幸せになる、というもの。実際は海外で作られた合成画像。
南極のニンゲン
ニンゲンヒトガタは南極に現れるとされる未確認動物。特徴は、体長は数十メートルで遠くから見ると氷山のように見える、色は白色または透明で写真に撮影出来ない等。[7][8]
日本の調査捕鯨隊が目撃したとされる。また、これを基にした動画や写真が多数作られている。
ムー2007年11月号にはGoogle Earthにニンゲンが写りこんでいるという記事がある。[9]
原発周辺の巨大生物
原子力発電所の構内や周辺で、通常よりも明らかに巨大な動植物や魚を目撃した、というもの。
常識的には、放射線の影響ではなく原発からの廃熱(冷却水など)が原因だ、と解釈される事が多い。たがみよしひさが短編『収穫の季節』で用いた。
ケムトレイル
時間がたっても消えることの無い飛行機雲に関する噂。毒雲説や、アメリカ軍の化学実験説などがある。
排水口に出来る渦は北半球と南半球で逆になる
浴槽・洗面台・トイレ等で排水する際に出来る渦はコリオリの力により回転する向きが決まる、というもの。
実際にはそのような小規模の環境には影響を及ぼさないと言って良い。

コリオリの力#現象を参照。

また赤道上にある観光地などでは、バケツに汲んだ水を底に開けた穴から流し、赤道の北側と南側とで渦の向きが変わるというパフォーマンスをすることがあるが、これも観光客に分からないよう渦の向きを調整しているだけである。
富士の樹海では方位磁針が正常に動作しない
かの地は溶岩の上に出来た地形で磁鉄鉱が多い為、方位磁針が役に立たないというもの。実際には磁鉄鉱により僅かな狂いは生じるものの、方位が分からなくなる程ではない。これは『トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜』でも「ガセビア」として紹介された。

詳細は青木ヶ原#青木ヶ原にまつわる俗説を参照。

また、樹海は一度迷うと脱出困難な為、遭難者や自殺未遂者が集まって自給自足している村落があるという噂もある。(高橋留美子の漫画『ダストスパート!!』はこの説に似たストーリー)

[編集] 犯罪、事件、裁判に関する都市伝説

猫レンジ
米国で、濡れた猫を電子レンジで乾かそうとして死なせてしまった人物が、「取扱説明書に『ペットを乾かす為に使ってはいけない』と明記しなかったメーカーの責任」と訴え、勝訴して莫大な賠償金を得た、というもの。
「訴訟大国アメリカ」を揶揄する際によく使われるが、日本弁護士連合会・消費者問題副委員長が米国弁護士協会に照会したところ、「そのような判例は聞いた事が無い」との回答を得た[10]
この話はPL法実施以前からあり、さらに古いものは、動物ないし子供が誤ってオーブンに入ってしまう内容である。
米国ではこのような注意書きは存在しないが、英国では実際に書かれている。
この話は『焼きたて!!ジャぱん』、『さよなら絶望先生』でもネタにされた。
カナダでは強盗に入った13~15歳の少年が実際に猫を電子レンジに入れて殺害したという事件が、また2007年5月にはテキサス州で精神障害を持つ男が生後2カ月の娘を電子レンジで加熱し、大火傷を負わせるといった事件が起きている。
コーヒーで火傷して3億円訴訟
マクドナルド・コーヒー事件」を参照の事。
後ろの男
女性が車を運転していると不審な車に後をつけられる。怖くなった彼女が速度を上げると不審車も速度を上げてくるではないか。意を決した彼女が車を止め、後続車の運転手を問い詰めると男は言った。「貴女の車の後部座席に不審な人が乗っている。貴女は危ないところだったんだ。」
テロリストのお礼
親切に接した外国人から、「当分は○○(鉄道や飛行機)に乗らない方が良い」と告げられる。後日テロ事件が発生し、その実行犯が件の外国人であった、というもの。地名・施設名が挙げられ、「当分は○○に行かない方が良い」と言われるバージョンもある。
テロ事件やそれに類する事件が起こる度に形を変えて流布される傾向にあり、「外国人」が「オウム信者」、「北朝鮮の工作員」等に置き換えられる場合もある。
オウム真理教による一連の事件が報道されていた頃には、「○月○日に○○で信者が事件を起こす」、「水道水に毒を混入する」等の噂が相次いで流布された結果、実際に警察による厳重な警備が行われるなど社会問題にまで発展した。
オウム・サリン事件への北朝鮮の関与
北朝鮮工作員サリン事件に使用されたサリンの製造に関与していたというもの[11]。サリンは海外から持ち込まれたものと合わせて、現在も日本に秘匿されているという説もある[11]
消えた我が子
遊園地で迷子になった娘を探していると、トイレから短髪の子供を抱いた男が出てきた。その子が娘と同じ靴を履いている事に気づき、逃げる男を捕まえてみたら、その子供は髪を切られた我が娘であった。男は臓器密売人で娘に男の子の服を着せて誘拐し、臓器を売ろうとしていたのである、というもの。野沢尚の小説『リミット』に、同様の手口で犯行を重ねる臓器密売目的の誘拐犯が登場する。
当たり屋グループ
「当たり屋グループにご注意を」という趣旨の文章とともに、車のナンバーが列挙(殆どが架空ナンバー)されている怪文書が1985年頃から流通し続けている。
橘あゆみ
チェーンメールによって広まった、強姦事件の被害者だとされる名前。同名のキャラクターが、ゲーム『ファミコン探偵倶楽部』に登場するが、関連性は不明。
黒いキューピー人形
女手ひとつで赤ちゃんを育てていた母親が一人で外出した際、不幸にも事故死し、身元不明の無縁仏とされてしまう。
数ヶ月後、家賃督促の為、部屋を訪れた大家が見つけたものは黒いキューピー人形。だがよく見るとそれは、ハエやゴキブリがたかり黒く見えた、変わり果てた赤ちゃんの姿だった。
ベッドの下の男

詳細はベッドの下の男を参照。

ルームメイトの死
ルームメイトが殺人鬼によって殺されたのを知らずに翌朝までその部屋で過ごす、というもの。
逆探知
アメリカを舞台とする都市伝説。ある女性宛のイタズラ電話が次第にエスカレートしていき、ついには殺人を仄めかすようになる。怖くなった女性が電話で警察に相談すると「次に電話が掛かってきた時に逆探知をする。しっかり施錠をして誰も家に入れるな。家にいる限りは安心だ。」と言う。女性が電話を切ると、すぐにまた殺人を予告する電話かが掛かってくる。女性がその電話を切ると、今度は逆探知をしていた警察から電話が掛かってくる。警官は焦った口調で、先程とは打って変わりこう言った。「早く家から出て!犯人はあなたの家の二階から電話を掛けています。」
1970年代に流行し、二階に寝かして子供が惨殺される、女性はベビーシッターで電話が掛かってくるのは自宅ではない。等の様々なパターンが存在する。ルームメイトの死のエピソードが織り込まれる事もある。
M資金
秘密裏に運用されている巨大ブラックマネーが存在する、というもの。第二次世界大戦以降、詐欺事件の口上に利用された例も多く、小説等でも題材とされている古典的都市伝説である。同様の話として山下財宝があり、マルタ騎士団フリーメイソンと関連付けられる場合もある。
赤マント
赤いマントの誘拐犯が少女をさらい、暴行して殺すというもの。
サンチアゴ航空513便事件
1989年10月12日にブラジルのの空港に、35年前に西ドイツを飛び立ち行方不明となっていた飛行機が突如現れて着陸したが、乗客乗員全員が白骨化していた、というもの。同様の話としてソ連の飛行場に白骨死体の乗ったナチスドイツの戦闘機が着陸したというものもある。これらは逆バミューダ現象だとされる事が多い
フィラデルフィア計画
マンハッタン計画と並行して行われたとされる。米国では未来へタイムスリップするストーリーとして映画化もされた(『フィラデルフィア・エクスペリメント』)。
怖い道路標識
「歩行者専用」の道路標識は、子供を誘拐する犯人の姿を元にデザインされた、というもの。

詳細は歩行者専用道路#道路標識を参照。

借金で首が回らなくなるとマグロ漁船に乗せられる
マグロ漁従事者は高給なので、債権者が負債者を強制的に乗船させ働かせるという噂。実際に従事するには、遠洋マグロ漁船乗船資格を始めとする資格・免許の取得や知識・技術の習得(水産高校卒業資格等)が必要で、何ら資格や技術のない素人を従事させる事はまず不可能である。また最近では外国人労働者が従事するケースが増え賃金が下がっており、債権回収の手段としては非現実・非効率的であると言えよう。
但しこれらは債権者が法を遵守するという前提での話であり、非合法手段で無資格者を従事させる事はあり得るとの説もある。また非合法な回収手段として、生命保険をかけて海へ突き落とし殺害するという噂もあるが、現在に至るまで摘発例はない。
しかし債権者が「マグロ漁船に乗せるぞ」と負債者を脅迫し逮捕された例や、実際に乗せようとしたが、旅券取得に失敗した為、未遂で逮捕された例はある。
漫画『マグロ一本釣り伝説 じょっぱれ瞬!』はこの話を基にしたと思われる内容。
偽の警察官
殺人事件の聞き込みに来る警官が真犯人であり、訪問を受けた目撃者がテレビニュースでそれを知る、というもの。
外国航路船の簡易便所
遠洋漁船や外国貨物船の甲板隅に簡易便所として設けられた極狭空間に、拉致して来た女性を監禁し、航海中に船員がかわるがわる凌辱した挙句、最後は海に廃棄する、というもの。北芝健が著書で実話として紹介している。
中国奥地の達者だるま
拉致された日本人が両手両足を切断され見世物にされる、というもの。だるま女と呼ばれる女性が闇ルートで売買されているというものもある。
忽然と客の消えるブティック
ブティックの試着室に入った客が次々と行方不明になる、というもの。その後の行方には諸説あるが、中国奥地の達者等の人身売買話につながる場合が多い。
フランスの「オルレアンの噂」と呼ばれる似た話が元になったものか。
漫画『シティーハンター』の第1巻に同様の話がある。
スナッフフィルム
実際の殺人の様子が収められた映像が裏社会で流通している、というもの。
悪魔の密輸
赤ん坊の腹を切り、中に麻薬を詰め込んで密輸する、というもの。『ワシントン・ポスト』がこの噂を事実だと誤認して1985年3月25日に新聞に掲載し、3月30日に訂正した。2000年代には欧州で生きた犬の腹部にコカインを隠して持ち込もうとした事件もあった。
ダン・シモンズの小説『Song of Kali』には、密輸目的の為、主人公の子供が殺害される描写がある。
車道男(シャドウマン)
アイスバーン状態の車道のセンターライン上をスケート選手並の速度で駆け抜けて行く男がおり、すれ違う車や通行人を大声で驚かす事もある、というもの。北海道帯広市に出現するとされる。また、二人存在する説もある。
三億円事件の真実
犯人は、警察幹部の息子だった、というもの。その息子は父親が青酸カリで殺した、と続く場合もある。
事件自体が新左翼アジトを一斉捜査する為に公安警察により仕組まれたもの、という説もある。事実、近辺ではローラー作戦と呼ばれる全世帯に対する聞き込み捜査が行われ、多くの過激派アジトが摘発されている。
胎児を殺すと殺人罪
刑法上では堕胎罪となる。
胎児を法律上人間とみなすか否かは刑法・民法で判断体系が異なり、判例も多種多様である(人の始期の項目参照)。日本の民法では生きている限りは人間とみなされ、胎児の段階で遺産も受け取れる。
死ななかった死刑囚は釈放
明治5年、絞首刑執行後に蘇生した人物が、司法省を通じ太政官正院より放免と原籍編入を指示された実話が形を変えて流布したものか。[12]
1984年12月、ジョージア州で、電気椅子による放電が6分間行われたものの死に至らず、さらに20分間再放電されて執行完了となった事例や、1983年7月、イランで絞首刑執行後20分経過しても死なかった死刑囚を、1度刑を科したら再度は出来ないイスラム法に基づき放免したとされる事例、1884年、絞首台の落とし戸が3度も開かなかった英国の男が減刑され22年後に出所した事例[13]等が元ネタの可能性もある。[14]
太田蘭三著『白の処刑』を原作とした「無実の罪で死刑に処せられた男が生き延びた為に密かに釈放され、復讐を果たす」という2時間ドラマが三浦友和主演で製作された。また元死刑囚監房掃夫によるノンフィクション『そして、死刑は執行された』(合田士郎著 恒友出版)には、この噂に最後の望みを託し、その真偽を監房掃夫に問う死刑囚の姿が描写されている。また同書には、昭和40年代の宮城刑務所では、執行後に医師が毒薬や空気を注射し、蘇生しないよう処置していたとの記述がある。
汚物ばらまき事件
既存店舗の意を受けた者が、排泄物等をばらまきパチンコ店等の新規開店を妨害する、というもの。
具体的な被害店舗名をあげて語られる事が多いが、この様な行為は犯罪(威力業務妨害・器物破損等)であり、実際に起こっていれば、そのインパクトも相まって大きく報道されるはずだが、多くの場合は文字通り「噂止まり」である。
新規開店ではないが嫌がらせとして風俗店にバキュームカーを乗り付けて汚物を店内に噴射した事件は実際に発生しており、泉麻人の『B級ニュース図鑑』(新潮文庫、1990年)でも新聞記事を引用し紹介されている。
ラストダンスは私の部屋で
何が撮られているか解らないビデオテープを見てみると、どこかの部屋で男が踊っている。面白かったので、友人達にも見せたところ、一人の女の子が青ざめこう言った。「これ、私の部屋だ…」。
テレビドラマ『踊る大捜査線』の第5話「彼女の悲鳴が聞こえない」に同様のシーンがある。

[編集] 国家・政治・軍事に関する都市伝説

首都高速戦車走行説
首都高速道路有事の際、戦車の走行が可能な様に高架が頑丈にできている、というもの。総重量が50t程の戦車の通行を可能とする為にはある程度の強度が必要ではあるが、特別高強度が必要なわけではない。海外では、滑走路にもなるドイツアウトバーンなど、有事の際の軍事利用を前提に設計された道路が存在し、日本でも横浜の海軍道路などの例がある。
国道16号首都圏防衛ライン説
国道16号は有事の際の首都圏防衛ラインとなり、戦車を走行させる為道幅を広げている、というもの。陸上自衛隊習志野駐屯地は国道16号と接する国道296号沿いにある。また、国道16号沿いには在日米空軍の基地、横田基地がある。直、実際、相模原市中央部は道幅が広いが、これは戦時中に軍都計画が持ち上がった際、緊急時に滑走路として使えるようにした為である(上記にあるドイツのアウトバーンや海軍道路と同じ理由)。
丸の内線核シェルター説
丸ノ内線(特に国会議事堂前駅)は、国会議員や都庁関係者用の核シェルターである、というもの。海外の地下鉄や地下街などには、実際に核シェルターの機能を果たすものもある。日本国内においては存在しないが現在消防庁が有事に備えて地下鉄をシェルターにする構想を発表している。
有楽町線軍用路線説
有楽町線は有事の際、防衛省(旧・東部方面総監部)のある市ヶ谷駐屯地に近い市ヶ谷駅と、平和台駅第1師団司令部が置かれている練馬駐屯地)・陸上自衛隊朝霞駐屯地東部方面総監部がある)に近い和光車庫・さらには、西武鉄道池袋線稲荷山公園駅航空自衛隊入間基地)との間で、軍事物資や人員を運搬する為に作られた、というもの。
東京地下鉄の謎の連絡線
東京の地下鉄には、政治家の避難を目的とした「脇線」と呼ばれる、蜘蛛の巣よりも複雑な線路が存在する、というもの。東京地下秘密路線説も参照。
複数路線の車両整備の一元化や新車搬入の為に、各路線間を結ぶ「連絡線」は実在し、イベント列車の運行で使用される事もある。
但し集電装置架空電車線方式の路線と第三軌条方式の路線に分かれているので、両者間相互乗り入れは困難。
秋庭俊の著書『帝都東京・隠された地下網の秘密』(2002年)で紹介されている他、以下の創作物のモチーフとなっている。
内堀通滑走路
皇居外苑から日比谷公園にかけての内堀通から祝田通にかけての区間は直線である為、有事の際は、代替滑走路として使用され、桜田門警視庁庁舎が管制塔として使用される、というもの。実際には警察無線の設備しかない警視庁本庁を使うよりも、自衛隊の移動管制塔を使用する方が実用的である(防災訓練では自衛隊機に対して同様の運用がされている)上、総延長も2キロメートルないので離陸は出来ず、実用性は疑問である。
尚、大韓民国は現在でも戦時下である為、ソウル特別市では滑走路に転用可能な広い道路を都市計画の段階で設けている。
JR中央本線沿線は有事の際の臨時政府の施設が密集している。
「謎の連絡線」に似た説。「立川市国営昭和記念公園の地下に政府の重要拠点がある」とさんま・福澤のホンマでっか!?ニュースにて語られたが政府が正式に認めているわけではなく真偽は不明。近くに米軍横田基地がある事や、太平洋戦争時、昭和天皇長野県松本市に避難する際に使用されたのが中央線に近い甲州街道だった事実がこの説の信憑性を高めている。尚、災害時に国の中枢機能を代替できる立川広域防災基地は存在するが、いわゆるバックアップサイトであり、普段は防災広報行政などを行っている。
札幌市営地下鉄南北線軍事路線説
札幌市営地下鉄は、他の都市のそれに比べて大きめの規格で作っており、有事の際は、真駒内駐屯地営門すぐ向かいの南北線自衛隊前駅から大型車両や戦車がそのまま線路に乗り入れられるようになっているというもの。施設隊員が大通駅の南北線ホームの一部を壊してスロープを作り、ホームの壁のある場所を壊せば、札幌市営大通地下駐車場に抜けられ、そのまま地上に出られるようになっているという説も。実際には自衛隊前駅は高架駅で車両の乗り入れが不可能な上、駐屯地から中心部に続く国道230号線(石山通)を封鎖して使用した方がはるかに現実的であろう。
将軍様の不死身部隊
朝鮮民主主義人民共和国には 麻薬で神経系を麻痺させて痛みを感じ難くした兵士で編成した部隊があるという話。ナチス・ドイツ大日本帝国陸軍にも似た話もあるが、現時点では確認されていない