過酸化マグネシウム

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過酸化マグネシウム
識別情報
CAS登録番号 1335-26-8
PubChem 159386
EINECS 238-438-1
特性
化学式 MgO2
モル質量 56.3038 g/mol
外観 白色の粉末
密度 3 g/cm3
融点

223℃

沸点

350℃(分解)

への溶解度 不溶
構造
結晶構造 立方晶, cP12
空間群 Pa-3, No. 205
危険性
主な危険性 酸化性 (O)
NFPA 704
NFPA 704.svg
0
2
1
OX
Rフレーズ R8
Sフレーズ S17, S36
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

過酸化マグネシウム(かさんかマグネシウム、: magnesium peroxide)はマグネシウム過酸化物で、化学式 MgO2 で表される無機化合物加水分解により酸素を放出する。

MgO2+ 2 H2O → Mg(OH)2 + H2O2
2 H2O2 → 2 H2O + O2

用途[編集]

制御しやすい酸化剤として、過酸化カルシウム同様に農業化粧品医薬品環境分野で使用される。土壌に対し、バイオレメディエーションや農作物の成長促進目的で使用される。医療分野では、便秘薬[1]制酸薬としての効果がある。

法規制[編集]

日本の消防法において、第一類危険物(酸化性固体)である無機過酸化物に属する。

脚注[編集]