遊星王子

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遊星王子
ジャンル テレビドラマ
放送時間 火曜[3](30分)
放送期間 1958年11月11日 - 1959年9月4日(48回)
放送国 日本の旗 日本
制作局 日本テレビ
監督 藤田潤一
原作 伊上勝
脚本 伊上勝
出演者 三村俊夫
オープニング 『遊星王子の歌』
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遊星王子』(ゆうせいおうじ)は、1958年昭和33年)11月11日 - 1959年(昭和34年)9月4日日本テレビ系で放映された日本の特撮連続テレビ映画であり、1959年製作・公開、若林栄二郎監督による日本の劇場用映画である。主人公の名称を題名としたものであり、テレビ映画の製作は宣弘社、提供は東京芝浦電気(現在の東芝)一社であった。

内容・概要[編集]

宣弘社のテレビヒーロー第2弾であり、和製テレビヒーロー第2弾。地球を宇宙連邦に加えるべく、遊星と呼ばれる星からやってきた遊星王子の地球での活躍の物語。伊上勝の脚本家デビュー作である[2]

本作は東芝商事による子供向けテレビドラマ台本の懸賞募集が基になっている。当時明治大学を卒業し、宣弘社に入社したばかりの伊上勝が一晩で書きあげた脚本が入選し、そのまま原作採用されて番組化したものである。伊上は本作を「和製スーパーマン物」と呼んでいる[4]

前作『月光仮面』は「和製スーパーマン」を目指したが、本作ではよりSF色を強め「和製スーパーマン」の色合いをさらに強めた[5]。これは本作の頃には『スーパーマン』などのアメコミヒーローが日本に上陸しており、日本の子供達に人気を博していたためである[6][7]。第4部ではSF要素は薄まり、インドを舞台とした秘境ものになっている[5]

劇場版では、コスチュームが違っていたり宇宙船を所有したりと、テレビ版とは全く違うヒーローとなっていた。

矢島利一による漫画版が『少年』に連載された[8]

キャスト[編集]

  • 遊星王子・ワクさん - 三村俊夫(現:村上不二夫
    • 遊星からやって来た王子。地球での仮の姿は、銀座の街角で靴磨きをしているワクさんという青年。王子だが子どもには「おじさん」と呼ばれることが多い。
    • 顔が隠れていないコスチュームでありながら、あくまでその正体は不明である。村上が実際にスーツに入って演技している。

スタッフ[編集]

放映リスト[編集]

遊星王子篇[編集]

  1. プロローグ・宇宙の果から - 1958年11月11日放映
  2. 怪盗X
  3. 消えたホームラン王
  4. ロボット設計図
  5. 二人の王子
  6. 暗殺者
  7. まぼろし大使(前篇)
  8. まぼろし大使(中篇)
  9. まぼろし大使(后篇)
  10. 遊星王子の贈物
  11. 人工衛星ブルーバード号(前篇)
  12. 人工衛星ブルーバード号(后篇)
  13. 幽霊屋敷の怪

恐怖奇厳城篇[編集]

  1. 恐怖奇巌城 第1回
  2. 恐怖奇巌城 第2回
  3. 恐怖奇巌城 第3回
  4. 恐怖奇巌城 第4回
  5. 恐怖奇巌城 第5回
  6. 恐怖奇巌城 第6回
  7. 恐怖奇巌城 第7回
  8. 恐怖奇巌城 第8回
  9. 恐怖奇巌城 第9回
  10. 恐怖奇巌城 第10回

大空魔団篇[編集]

  1. 張られた罠
  2. ロボット兵団
  3. 宇宙戦争
  4. 追われる男
  5. 空中飛行術
  6. 新らしい敵
  7. 暗黒兵団出現す
  8. 三つの死闘
  9. 死の放射能
  10. 地球の危機
  11. 第不敵な挑戦
  12. 月世界基地
  13. 魔団の破滅

魔境黄金洞篇[編集]

  1. 呪いの宝石
  2. バラモンの妖術
  3. 魔の手はのびる
  4. ブラックハートの挑戦
  5. 遊星王子の危機
  6. 三番目の宝石
  7. 正義か悪魔
  8. 假面の正体
  9. 魔境の秘密
  10. グラマ暗殺団
  11. 死のロッククライミング
  12. クマウン滝の決戦
  13. さよなら遊星王子 - 1959年9月4日放映

映像ソフト化 [編集]

  • それぞれ「…篇」という題名ごとに、2002年9月25日 - 同年11月25日にDVD-BOXが発売されているが、遊星王子の2話 怪盗Xと13話 幽霊屋敷の怪はフィルム紛失のため未収録。
  • 2011年12月23日に第1部 遊星王子篇 全3巻、第2部 恐怖奇巌城篇 全3巻、第3部 大空魔団篇 全4巻、第4部 魔境黄金洞篇 全4巻の各篇のDVDセットで再発売

劇場版[編集]

遊星王子
監督 若林栄二郎
脚本 森田新
原作 伊上勝
製作 園田実彦
出演者 梅宮辰夫
岡譲司
音楽 服部克久
主題歌 『遊星王子の歌』
歌唱 大江洋一上高田児童合唱団
作詞 伊上勝
作曲 服部克久
撮影 飯村雅彦
照明 銀屋謙蔵
編集 長沢嘉樹
製作会社 東映東京撮影所
配給 日本の旗 東映
公開 日本の旗 1959年5月19日
日本の旗 1959年5月25日
上映時間 57分 正
64分 続
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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テレビ版の好評をうけて劇場版が2作品製作された。テレビ本編の劇場版ではなく、基本設定のみを活かし、出演者やコスチュームデザイン、細部設定は一新されている。

  1. 遊星王子』(ゆうせいおうじ、1959年5月19日公開) - 正
  2. 遊星王子 恐怖の宇宙船』(ゆうせいおうじ きょうふのうちゅうせん、1959年5月25日公開) - 続

アメリカでは、『プリンス・オブ・スペース』のタイトルで二作を一本にまとめた83分の再編集版が1962年にテレビ放映された[2]。配給はウォルター・マンレイ・エンタープライジーズ[2]

スタッフ・作品データ[編集]

キャスト[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 全怪獣怪人』上巻、勁文社1990年3月24日、40頁。C0676。ISBN 4-7669-0962-3
  2. ^ a b c d e 超人画報 1995, p. 38
  3. ^ 『全怪獣怪人 上巻』では「火曜19:30 - 20:00」[1]、『超人画報』では「火曜18:15 - 18:45」[2]と記載している。
  4. ^ 『TOWNMOOK増刊 仮面ライダー』(徳間書店)
  5. ^ a b c 石橋春海 『'60年代 蘇る昭和特撮ヒーロー』 コスミック出版〈COSMIC MOOK〉、2013年12月5日、25-27頁。ISBN 978-4-7747-5853-4
  6. ^ 岩佐[2001], p..
  7. ^ 書籍によっては、『バック・ロジャース英語版』や『ザ・ファントム』からの影響も指摘いている[2][5]
  8. ^ 超人画報 1995, p. 45.
  9. ^ 伊上は『TOWNMOOK増刊 仮面ライダー』のインタビュー記事で、この映画版のシナリオについて「そちらも私がやりました」とコメントしている。

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

日本テレビ 火曜19:30枠[要出典]
前番組 番組名 次番組
遊星王子
(1958年11月)
日本テレビ 水曜18:15 - 18:45枠[要出典]
遊星王子
(1958年12月 - 1959年9月)