遁術

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[編集] 概要

遁術(とんじゅつ)は、忍術のうち、敵から隠れたり逃げたりするための術。 五遁三十法とも呼ばれ、天遁十法・地遁十法・人遁十法の計三十の術からなる。

[編集] 天遁十法

天候を利用して逃げる方法。これらを効果的に使用するために忍者は空模様からのちの天気を知る訓練をする。

  • 日遁-太陽を利用。(例)太陽を背にして敵の目をくらます。
  • 月遁-月を利用。(例)月が雲に隠れて暗くなったすきに逃げる。
  • 星遁-星を利用。
  • 雲遁-雲を利用。
  • 霧遁-霧を利用。
  • 雷遁-雷を利用。
  • 電遁-電気を利用。(例)静電気で敵がひるんだすきに逃げる。
  • 風遁-風を利用。
  • 雨遁-雨を利用。
  • 雪遁-雪を利用。

[編集] 地遁十法

物や地形を利用して逃げる方法。

  • 木遁-木を利用。(例)立てかけてある材木を倒す。
  • 草遁-草を利用。(例)草を結んでつまずかせる。
  • 火遁-火を利用。(例)火事を起こす。
  • 煙遁-煙を利用。(例)煙幕をはる。
  • 土遁-土を利用。(例)相手に土をかける。
  • 屋遁-建物を利用。(例)床下に逃げ込む。
  • 金遁-金物を利用。
  • 石遁-石を利用。(例)相手に石をぶつける。
  • 水遁-水を利用。(例)水音を立てて相手の注意をそらす。
  • 湯遁-湯を利用。(例)相手に熱湯をかける。

[編集] 人遁十法

人や動物を利用して逃げる方法。

  • 男遁-男性を利用。
  • 女遁-女性を利用。
  • 老遁-老人を利用。(例)変装。
  • 幼遁-子供を利用。(例)子供を囮に使う。
  • 貴遁-身分の高い人を利用。
  • 賎遁-身分の低い人を利用。
  • 禽遁-鳥を利用。(例)鷹を囮にする。
  • 獣遁-動物を利用。(例)馬を暴れさせ、騒ぎを起こす。
  • 虫遁-虫や爬虫類、両生類を利用。(例)蛇を投げつける。
  • 魚遁-魚を利用。

[編集] 補足

漫画やゲーム等数多くのメディアで、戦闘の際相手にダメージを与える為に使用する描写が見られる(火遁=口から火を吹くなど)が、あくまで相手の行動を阻害して遁走するための技術であり、攻撃を目的とした行動ではない。


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