連合王国の戴冠宝器

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Coronation Chair and Regalia of England

イギリスにおける戴冠宝器(たいかんほうき:Crown Jewels)は、141点にわたる歴史的な儀式用の物品で、イギリス王戴冠式において用いられるレガリアや祭服も含まれる。より具体的には、聖エドワード王冠を中心とする王冠、(もしくは十字架の)王笏宝珠カーテナなど)、指輪、聖油を入れる容器と聖別のためのスプーン拍車、Colobium sindonis(王妃が着るドレス)、ダルマティカ、Armill(ブレスレット)、ローブまたはイス(玉座)、その他式典に際して着込む物がある。[1]

歴史[編集]

最古の歴史[編集]

イギリスのレガリアの最古の使用は、ディール,ケント (Deal,_Kentで1988年の考古学者に発見された"ミルヒル戦士"墓内部の『ブロンズ王冠、剣、鞘、ブローチや儀礼用盾』から紀元前200〜150年頃であるとされている。さらにノーフォーク地方イーリーとセットフォード近郊 (Hockwold cum Wiltonで『多くのサークレットと顔の装飾がなされた青銅製の王冠』が見つかった。[2]

参考資料[編集]

  1. ^ Official Royal Family website: the Crown Jewels http://www.royal.gov.uk/The%20Royal%20Collection%20and%20other%20collections/TheCrownJewels/Overview.aspx
  2. ^ Parfitt, Iron Age Burials from Mill Hill, Deal, and Keith Parfitt, personal communication, January 2009

関連項目[編集]