逆コンパイラ

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逆コンパイラ(ぎゃくこんぱいら、Decompiler)とは機械語で記述されたオブジェクトコードを解析し、人間にわかりやすいソースコードを作成するプログラムである。

概要[編集]

人間がプログラムを作成するときはCJavaといった高級言語を用い、それをコンパイラによって機械語へ翻訳することで、コンピュータが理解できるオブジェクトコードが作成される(コンパイル)。逆コンパイルとはその名の通り、オブジェクトコードを解析し、ソースコードを作成することであり、それを行うプログラムを逆コンパイラという。

「逆-」という名称が用いられているが、むろん完全にもとのソースコードが再現されるわけではなく、コメント変数名はコンパイル時に完全に失われているため、元に戻すことは不可能である。しかしJavaの実行ファイルはかなり高い再現度でソースコードを作成することが出来る。

なお、ソフトウェアの開発元によっては、公開されているプログラムに対して、逆コンパイル等のリバースエンジニアリングを行うことを禁じている場合がある。

EU では Directive on the legal protection of computer programs[1]の6条において、いくつかの条件のもとで逆コンパイルに権利者の許可が不要であると規定している。また、9条の規定で6条に反する契約条項は無効 (null and void) とされている。

主要な逆コンパイラ[編集]

脚注[編集]

関連項目[編集]