近鉄内部線
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内部駅付近を走る260系
(2007年) |
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| 路線総延長 | 5.7 km | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 軌間 | 762 mm | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 電圧 | 750 V(直流) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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内部線(うつべせん)は、近鉄四日市駅から内部駅までを結ぶ近畿日本鉄道(近鉄)の鉄道路線。全線が三重県四日市市内を走る。
目次 |
[編集] 概要
軌間762mmという特殊狭軌の軽便鉄道として建設され、現在も当時のままの軌間で運行される。近鉄四日市駅 - 日永駅間には、同じく軌間762mmの八王子線の列車が直通しており、同線と合わせて内部・八王子線と総称される。
ローカル線の加算運賃が適用されている。パールカードで自動券売機による乗車券の購入ができるが、2007年4月1日から近鉄の他の路線でサービスを開始しているICカード「PiTaPa」には非対応である。
[編集] 路線データ
全線、名古屋輸送統括部(旧名古屋営業局)の管轄である。
[編集] 運行形態
「近鉄内部・八王子線#運行形態」を参照
[編集] 使用車両
「近鉄内部・八王子線#使用車両」を参照
[編集] 施設
「近鉄内部・八王子線#施設」を参照
[編集] 歴史
内部線は、1912年に開業した三重軌道(後の三重鉄道)が1922年に開業させた鈴鹿支線の一部である(後に敷設免許失効)。1915年に鉄道院(後の国鉄)関西本線の四日市駅西口まで延伸されるが、現在の近鉄名古屋線の前身である伊勢電気鉄道の桑名延伸(泗桑線)の際に路線敷を伊勢電鉄に譲渡し、諏訪駅 - 四日市駅間を1927年度に廃止した。
戦時統合で1944年三重交通の路線となり、戦後1956年に四日市市内でカーブが連続していた名古屋線海山道駅 - 川原町駅間の経路を変更した折、かつて伊勢電鉄に譲渡した区間が廃止された。この時に内部線の起点が諏訪から近畿日本四日市駅(現在の近鉄四日市駅)となった。その後、三重電気鉄道を経て1965年に近畿日本鉄道の路線となった。
なお、かつては現在の八王子線と湯の山線を合わせて三重線と総称し、列車も湯の山駅(現在の湯の山温泉駅) - 四日市駅 - 内部駅を通し運転していたが、同線改軌時に新たに内部・八王子線として独立した路線名が与えられている。
[編集] 年表
- 1912年(大正元年)10月6日:三重軌道が南浜田駅 - 日永駅間を開業[1]。
- 1913年(大正2年)5月16日:諏訪前駅 - 南浜田駅間が開業[1]。
- 1915年(大正4年)12月25日:四日市市駅 - 諏訪前駅間が開業[1]。
- 1916年(大正5年)7月19日:三重鉄道に移管。
- 1916年(大正5年)12月1日:軌道条例に基づく軌道から軽便鉄道法に基づく軽便鉄道に変更。
- 1922年(大正11年)1月10日:日永駅 - 小古曽駅間が開業(鈴鹿支線)。
- 1922年(大正11年)6月21日:小古曽駅 - 内部駅間が開業。追分駅開業。
- 1928年(昭和3年)1月29日:諏訪前駅廃止、同駅西方の四日市鉄道諏訪駅に統合。四日市市駅 - 諏訪駅間が廃止、伊勢電気鉄道に跡地譲渡。
- 1928年(昭和3年):ガソリン動車のシハ31形31 - 34(日本車輌製)使用開始。
- 1931年(昭和6年)3月1日:三重鉄道が四日市鉄道を吸収合併する。
- 1943年(昭和18年):諏訪駅が移転、0.1km短縮。
- 1943年(昭和18年)12月25日:諏訪駅 - 内部駅間が電化。
- 1944年(昭和19年)2月11日:三重鉄道ほか6社が合併し三重交通が発足。湯の山線・八王子線と合わせて三重線となる。
- 1944年(昭和19年)3月1日:内部線の路線名称制定。
- 1944年(昭和19年)7月1日:諏訪駅 - 赤堀駅間の南浜田駅、追分駅 - 内部駅間の小古曽駅休止。
- 1944年(昭和19年)11月1日:諏訪駅 - 赤堀駅間の南浜田駅を廃止する。赤堀駅を四日市方に0.1km移設。
- 1946年(昭和21年)10月3日:浜田変電所(185kW水銀整流器1台)新設運用開始。
- 1949年(昭和24年)3月26日:モニ220形228・229(近鉄モニ220形228・229、現在のサ120形122・123)の2両を新製配置。
- 1950年(昭和25年)6月16日:サ101形101 - 103の3両を新製配置。
- 1950年(昭和25年)12月15日:サ150形161 - 164(近鉄サ150形161 - 164)の4両を新製配置。
- 1951年(昭和26年)1月17日:サ150形165 - 166(近鉄サ150形165 - 166)の2両を新製配置。
- 1951年(昭和26年)5月5日:浜田変電所に300kW水銀整流器1台を増設、運用開始。
- 1954年(昭和29年)8月17日:サ360形361 - 364(近鉄サ130形131 - 134)の4両を新製配置。
- 1954年(昭和29年)10月20日:サ360形365・366(近鉄サ130形135・136)の2両を新製配置。
- 1954年(昭和29年)11月19日:サ360形367・368(近鉄サ130形137・138)の2両を新製配置。
- 1956年(昭和31年)9月23日:名古屋線四日市駅付近経路変更に伴い、諏訪駅 - 赤堀駅間が廃止、近畿日本四日市駅(現在の近鉄四日市駅) - 赤堀駅間の新線が開業。
- 1956年(昭和31年)12月:泊駅に列車行き違い設備を設置。
- 1959年(昭和34年):架線電圧を600Vから750Vに昇圧。
- 1959年(昭和34年)5月1日:休止していた小古曽駅を内部方に0.1km移設の上営業再開。
- 1959年(昭和34年)8月7日:4400形4401M1+4401T+4401M2(近鉄モ200・サ100形、現在のク200・サ100・サ200形201+101+202)を新製配置。
- 1959年(昭和34年)8月24日:近畿日本四日市駅 - 赤堀駅間に南浜田信号場を新設。同時に近畿日本四日市駅 - 日永駅間を単線自動閉塞化の上、同区間に高圧配電設備(信号・駅舎電源)を設置。
- 1959年(昭和34年)11月5日:浜田変電所に500kW水銀整流器1台を増設、運用開始。185kW水銀整流器1台撤去。
- 1960年(昭和35年)6月1日:サ2000形2001(近鉄サ140形141)を1両を新製配置。
- 1960年(昭和35年)8月27日:サ2000形2002 - 2004(近鉄サ140形142 - 144)の3両を新製配置。
- 1961年(昭和36年)8月27日:サ2000形2005・2006(近鉄サ140形145・146)の2両を新製配置。
- 1962年(昭和35年)10月1日:サ2000形2007(近鉄サ140形147)の1両を新製配置。
- 1962年(昭和37年):サ150形157(166を改番。近鉄サ150形157)が北勢線に転属。
- 1964年(昭和39年)2月1日:三重交通が鉄道事業を三重電気鉄道に分離譲渡。
- 1964年(昭和39年)3月:サ360形363 - 368(近鉄サ130形133 - 138)、サ2000形2001 - 2007(近鉄サ140形141 - 147)、4400形4401M1+4401T+4401M2(近鉄モ200・サ100形:現ク200・サ100・サ200形201+101+202)の16両が北勢線に転属。
- 1964年(昭和39年)3月23日:湯の山線の改軌に伴い、同線との直通運転廃止。
- 1965年(昭和40年)4月1日:近畿日本鉄道が三重電気鉄道を合併。
- 1970年(昭和45年)3月1日:近畿日本四日市駅を近鉄四日市駅に改称。
- 1974年(昭和49年)6月29日:内部線の近鉄四日市駅が移設、0.1km短縮。
- 1977年(昭和52年):モニ220形225 - 227、サ130形133、サ150形151 - 157の11両が北勢線より転入。
- 1978年(昭和53年):車両の連結器をピン・リンク式(通称:朝顔式)から柴田式自動連結器を小型化したもの(柴田式3/4上作用自動連結器〈CSC91形自動連結器〉)に交換する。
- 1982年(昭和57年)11月25日:モ260形261・262、ク160形161・162の4両を新製配置。
- 1983年(昭和58年)4月7日:モ260形263 - 265、ク160形163の4両を新製配置。
- 1986年(昭和61年)8月28日:南浜田信号場廃止。
- 1989年(平成元年)3月17日:全線において単線自動閉塞化。自動列車停止装置 (ATS) 使用開始。列車運転間隔を25分→30分に。
- 1989年(平成元年)6月1日:ワンマン運転開始。各駅にホームミラー設置。
[編集] 駅一覧
[編集] 営業中の区間
- 全駅三重県四日市市に所在。
- 普通列車のみ運転、全列車が各駅に停車する。
- 駅員が配置されている駅は*印を付け、駅名を強調文字で示す。
- 小古曽駅以外の全駅に自動券売機を配置、磁気券を発売。
- 線路…◇・∨・∧:列車交換可能、|:列車交換不可。
| 駅名 | 駅間キロ | 営業キロ | 乗降人員 -2008年- |
接続路線・備考 | 線路 |
|---|---|---|---|---|---|
| 近鉄四日市駅* | - | 0.0 | - | 近畿日本鉄道:名古屋線・湯の山線 | ∨ |
| 赤堀駅 | 1.0 | 1.0 | 562人/日 | | | |
| 日永駅 | 0.8 | 1.8 | 930人/日 | 近畿日本鉄道:八王子線(直通あり) | ◇ |
| 南日永駅 | 0.7 | 2.5 | 1,036人/日 | | | |
| 泊駅 | 1.1 | 3.6 | 790人/日 | ◇ | |
| 追分駅 | 0.7 | 4.3 | 1,099人/日 | | | |
| 小古曽駅 | 0.7 | 5.0 | 330人/日 | | | |
| 内部駅* | 0.7 | 5.7 | 1,105人/日 | ∧ |
[編集] 廃駅
廃止区間の駅は次節を参照。
- 南浜田駅(諏訪駅 - 赤堀駅間) - 1944年休止、同年廃止。
[編集] 廃止区間
[編集] 脚注
- ^ a b c 公式サイトによる。ただし駅名は『日本鉄道旅行地図帳 8号 関西1』新潮社、pp.31-32、および『全国鉄道いろは順線別駅名鑑』鉄道公認運送取扱人組合中央会、1920年、p.187(国立国会図書館 近代デジタルライブラリーより)による。
[編集] 参考文献
- 近畿日本鉄道公式サイト「近鉄ストーリー」
- 今尾恵介『日本鉄道旅行地図帳 8号 関西1』新潮社、2008年、ISBN 978-4-10-790026-5
- 和久田康雄『私鉄史ハンドブック』電気車研究会、1993年、ISBN 4-88548-065-5
[編集] 関連項目
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