軍事参謀委員会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
軍事参謀委員会
概要 国際連合安全保障理事会組織
略称 MSC
状況 実質的に休眠状態
活動開始 1946年
本部 ニューヨーク国際連合本部ビル
母体組織 安全保障理事会
国際連合の旗 Portal:国際連合
テンプレートを表示

軍事参謀委員会(ぐんじさんぼういいんかい Military Staff Committee,MSC)とは、国際連合安全保障理事会下の組織。安全保障理事会に対して、軍備規制・縮小に関する助言や国連軍編成に関する助言およびその指揮を執る。

国際連合憲章第7章第47条に基づき設置されている。憲章第26条において、安全保障理事会に対し軍備規制・縮小に関する助言を与えることが規定されている。また、憲章第7章の強制措置に関連して、各国から憲章第43条の特別協定に基づき、安全保障理事会に提供される兵力に対し、憲章第45条憲章第46条により、兵力使用計画作成の助言を行なう。また、第47条では第7章の強制措置に基づき編成された国連軍の指揮を執ることが定められている。

1946年1月25日採択の国際連合安全保障理事会決議1は、軍事参謀委員会に関するものであり、委員会の召集・設立を命じている。

しかしその後、冷戦等の理由で、国際連合憲章が予定していた第43条から第47条に基づく、加盟国からの特別協定による兵力提供を受けた国連軍の設立およびそれを用いた強制措置による軍事制裁は一度も行われておらず、軍事参謀委員会もほぼ形骸化している。2005年にはコフィ・アナン事務総長が国連改革の一環として軍事参謀委員会の廃止を提言するなど、委員会のあり方が議論の対象となっている。

関連項目[編集]