路傍の石

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文学
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路傍の石』(ろぼうのいし)は、山本有三の代表的な小説である。1937年に『朝日新聞』に連載。翌1938年には『主婦の友』に「新篇」として連載。しかし、当時の時代背景の影響(検閲など)もあり、1940年に山本は断筆を決意。最終的には未完に終わった。

東京帝國大学ドイツ語専攻した山本は、当時ドイツで流行した教養小説の影響を受けてこの作品を書いたとされる。大正期の社会主義個人主義の対立を背景に据えていることも、重要なポイントである。

近年では、いわゆる機能不全家族アダルトチルドレン)との関連で、一部で再び評価されつつある。

戦前、戦後を含め4回に渡り映画化された。

目次

[編集] あらすじ

主人公の愛川吾一は勉強がよくでき、級長を務めるほどの優等生で、中学への進学を熱烈に希望していたが、がならず者で貧しかったために呉服商に奉公に出されてしまう。勉強をしたい一心で奉公先から逃亡し身寄りのないまま上京、様々な紆余曲折を経ながら人間として成長していく姿が描かれている。吾一の生き様は、山本自身の生い立ちと重なる部分も多いが、本人はそれを否定しており、実際、細部において山本の生き方とは異なる。

[編集] 出版

[編集] 映画

[編集] 1938年版

1938年公開。日活製作。この作品は文部省推薦映画の第1号に指定されており、キネマ旬報ベストテンでは1938年度の第2位に入っている。

[編集] キャスト

[編集] スタッフ

[編集] 1955年版

1955年公開。製作は松竹

[編集] キャスト

[編集] スタッフ

[編集] 1960年版

1960年公開。製作は東京映画、配給は東宝

[編集] キャスト

[編集] スタッフ

[編集] 1964年版

1964年公開。製作は東映

[編集] キャスト

[編集] スタッフ

[編集] テレビドラマ

1966年にNHKで連続ドラマとして放送された。出演は花森常雄冨田浩太郎ら。

[編集] テレビアニメ

1986年、日本テレビの「青春アニメ全集」の枠でアニメ化された。前編「中学志望」、後編「つらい日々」の2話からなる。声の出演は鳥海勝美(愛川吾一)、池田秀一(次野先生)、宗形智子(愛川れん)、小磯勝弥(秋太郎)ら。

[編集] 関連項目