足長手長

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歌川国芳 『浅草奥山生人形』

足長手長(あしながてなが)は、九州に伝わる妖怪。1種のみの妖怪ではなく、足長人(あしながじん)と手長人(てながじん)の2種の総称である。江戸時代の百科事典『和漢三才図会』などに記載されている。

概要[編集]

水木しげるロードに所在する「足長手長」の像
和漢三才図会の長脚(右)と長臂(左)

足長人は「足長国」の住民、手長人は「手長国」の住民。その名の通り、それぞれ脚と手の長さが体格に比較して非常に長いとされる。海で漁をする際には、常に足長人と手長人の1人ずつの組み合わせで海へ出て、足長人が手長人を背負い、手長人が獲物を捕らえるという。

『和漢三才図会』では足長は長脚(あしなが)、手長は長臂(ちょうひ)とされ、それぞれ脚の長さが3丈、腕の長さが2丈とある。

また、松浦静山による随筆『甲子夜話』では、ある者が月の綺麗な夜に海で夜釣りをしていたところ、九尺(約2.7メートル)もの脚を持つ者が海辺をさまよっており、ほどなく天候が急転して土砂降りに遭ったという逸話が語られている。その者の従者の語るところによれば、それは足長(あしなが)と呼ばれる妖怪で、足長が出没すると必ず天気が変わるとされている。

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]