超幾何分布

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超幾何分布(ちょうきかぶんぷ、英:Hypergeometric distribution)は、離散型確率分布である。母集団がN\!個の要素を持ち、ある属性を持つ要素がそのうちM\!個あるとする。この母集団からk\!個の要素を取り出したとき(非復元抽出)、その属性を持つ要素がx\!個含まれている確率が超幾何分布で表される。

目次

定義と性質 [編集]

超幾何分布の確率関数(試行により確率変数 x の値が X をとる確率を表す)は以下の式で定義される。

P(X=x)=\frac{\binom{M}{x}\binom{N-M}{k-x} }{\binom{N}{k}}

また確率の期待値は以下で表される。

E(P(X))=\frac{kM}{N}

N\!が大きくなると、二項分布に近づいていく。またN\!M\!の比が小さく、サンプル数(k\!)が大きいとき、ポアソン分布に近づく。

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たとえば赤い玉10個と白い玉20個を混ぜた、計30個のものから5個の球を取りだすとき、赤い玉が一つだけである確率は

\frac{\binom{10}{1}\binom{30-10}{5-1} }{\binom{30}{5}}=\frac{8075}{23751}\approx 0.34

であり、何度も試行を行う場合の赤い玉の個数の期待値は

\frac{5\times 10}{30}\approx 1.67

である。

参考文献 [編集]

  • 蓑谷千凰彦, 統計分布ハンドブック, 朝倉書店 (2003).
  • B. S. Everitt (清水良一訳), 統計科学辞典, 朝倉書店 (2002).
  • M. Galassi et al. (富永大介訳), GNU Scientific Library リファレンスマニュアル ver. 1.8, p. 199 (2006).

関連項目 [編集]

外部リンク [編集]