賛称

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Himnusz
和訳例:賛称
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オリジナルの楽譜

国歌の対象
ハンガリーの旗 ハンガリー

別名 Isten, áldd meg a magyart
(神よ、マジャール人を祝福し給え)
作詞 キョルチェイ・フェレンツ1823年
作曲 エルケル・フェレンツ1844年
採用時期 1903年
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賛称 (Himnusz) は、ハンガリー国歌。「神よ、マジャール人を祝福し給え (Isten, áldd meg a magyart)」で始まる歌で、この名称でも知られている(Hu-Isten áldd meg a magyart.ogg 参照[ヘルプ/ファイル])。8番まであるが、通常は1番のみが公式に歌われる。作詞はキョルチェイ・フェレンツ (Ferenc Kölcsey) 、作曲はエルケル・フェレンツ (Ferenc Erkel)。この曲は1903年に正式に国歌として認められた。

また、第二の国歌として「訓辞 (Szózat)」と呼ばれ、「汝マジャール人よ、故国に揺るがず誠実たれ (Hazádnak rendületlenül légy híve óh magyar)」で始まる歌もある。この歌は憲法によって「賛称」とほぼ等しい法的、社会的地位を得ている。

ラコッツィ行進曲」という曲も知られており、これは作曲者が不明の短い歌詞のない曲である。この曲は軍の行事にしばしば用いられる。

国歌としては珍しく、国民の誇りを宣言するのではなく、神への直接の抗弁を表現している。

歌詞[編集]

ハンガリー語歌詞[編集]

Isten, áldd meg a magyart
Jó kedvvel, bőséggel,
Nyújts feléje védő kart,
Ha küzd ellenséggel;
Bal sors akit régen tép,
Hozz rá víg esztendőt,
Megbűnhődte már e nép
A múltat s jövendőt!

Őseinket felhozád
Kárpát szent bércére,
Általad nyert szép hazát
Bendegúznak vére.
S merre zúgnak habjai
Tiszának, Dunának,
Árpád hős magzatjai
Felvirágozának.

Értünk Kunság mezein
Ért kalászt lengettél,
Tokaj szőlővesszein
Nektárt csepegtettél.
Zászlónk gyakran plántálád
Vad török sáncára,
S nyögte Mátyás bús hadát
Bécsnek büszke vára.

Hajh, de bűneink miatt
Gyúlt harag kebledben,
S elsújtád villámidat
Dörgő fellegedben,
Most rabló mongol nyilát
Zúgattad felettünk,
Majd töröktől rabigát
Vállainkra vettünk.

Hányszor zengett ajkain
Ozman vad népének
Vert hadunk csonthalmain
Győzedelmi ének!
Hányszor támadt tenfiad
Szép hazám, kebledre,
S lettél magzatod miatt
Magzatod hamvvedre!

Bújt az üldözött, s felé
Kard nyúlt barlangjában,
Szerte nézett s nem lelé
Honját e hazában,
Bércre hág és völgybe száll,
Bú s kétség mellette,
Vérözön lábainál,
S lángtenger fölette.

Vár állott, most kőhalom,
Kedv s öröm röpkedtek,
Halálhörgés, siralom
Zajlik már helyettek.
S ah, szabadság nem virul
A holtnak véréből,
Kínzó rabság könnye hull
Árvák hő szeméből!

Szánd meg Isten a magyart
Kit vészek hányának,
Nyújts feléje védő kart
Tengerén kínjának.
Bal sors akit régen tép,
Hozz rá víg esztendőt,
Megbűnhődte már e nép
A múltat s jövendőt!

作詞:FERENC KÖLCSEY (1823)

日本語訳[編集]

モンゴル帝国がハンガリーに侵攻したときのモヒの戦い。ハンガリーは一敗地に塗れる。
1526年モハーチの戦い。この王が戦死し王家が断絶するという惨敗によりハンガリー王国オスマン帝国の支配下に入り、ハンガリー王の王冠オーストリアハプスブルク家に渡る。
第一次世界大戦で対ハンガリーのための講和条約の「トリアノン条約」によって割譲されたハンガリー王国の領土(二重帝国時代にハンガリー王国の領域になかった地域を含む)。これによってハンガリーは領土の7割以上を喪失する。
紺色:チェコスロバキア共和国領
茶色:ルーマニア王国領
赤色:オーストリア共和国領
灰色:セルブ・クロアート・スロヴェーン王国領
ピンク色:ポーランド共和国領
緑色:イタリア王国領
1957年ハンガリー動乱ソ連軍が首都ブダペストに侵攻。ハンガリーの民主化運動を粉砕した。
1番

おお、神はマジャール人を祝福したまう
汝の豊かで良き励ましを以て!
汝の癒しを以て、助けをください、
戦うべき敵が現れしところにて。
かくも長く、汝が罰せし、マジャールの民を、
安息の時へと運びたまえ
過去と未来の罪によって
汝に苛まれし我らマジャール人を

2番

汝の助けによりて、我らが父祖が得りしは
カルパチアの気高く清らかな山の頂なり、
ここぞ、汝によって、獲得せし故郷ぞ
ベンデグーズの後胤の騎士たちは
ドナウの水が流れ、
ティサ川の流れが増すところに
汝の知る、アールパードの子らが
良く 栄え、良く育たむ。

3番

我らために、クマンの平原にて
汝は小麦を実らせきせ
トカイの野の葡萄畑にて
汝は甘き神酒を滴れたまう
汝が立てし我らが御旗は
トルコの砦に翻る
マチャーシュ王の下の雄々しき軍は
ウイーンの傲岸なる砦で挫かれる

4番

然れども、ああ哀れ!我らが過ちによりて
汝が胸中にて忿怒噴き上がり
はたして、汝が雷はひらめき、
汝は、雷鳴とどろく怒りの空より
モンゴル人をして矢の雨を降らせたまう、
我らが捧げた頭上越しに
あるいは、トルコ人をして言わずと知れた支配の頸木を、
自由に生まれし我らに枷に繋ぐ

5番

幾たびかありや、山々よりの
オスマン蛮兵どもが
我らが敗れし兵の死骸の上に
凱歌を浴びせし時は!
幾たびありや、汝の子の行方、
我が故地、汝の胸中にある大地が
汝が汝自身の子らの罪ゆえに、
汝の子らを墓場に送りし時は!

6番

彼が、追われし洞窟にいれども、
かような時でさえ彼は攻撃を恐れる。
敵兵に探られし土地を離れ、
故地に戻れども、彼はそこにさえ廃墟を見出す
山に谷に、彼の行かんとするところ
悲痛と悲嘆が同時にあり
足下にには血の海広がり、
頭上には火の海が広がる。

7番

かつての城も石の廃墟なり
幸福と喜びは散らばり
死の悲しみ、すすり泣きが
マジャールの故地に響く。
はたして、ああ!自由は死者の血から
生まれることはなく、
虐げりし隷属民の涙が、
マジャールの孤児らの燃え上がる目より落ちる!

8番

哀れ、主よ、マジャール人に
危機の波が彼らに押し寄せた時には
守護の力をお与えください
悲惨の海にあるときには
かくも長く、汝が罰せし、マジャールの民を、
安息の時へと運びたまえ
過去と未来の罪によって
汝に苛まれし我らマジャール人を!

関連項目[編集]

外部リンク[編集]