豪雪
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
豪雪(ごうせつ)とは雪による雪害のうち、程度の著しいものを呼ぶ。大雪(おおゆき)の類義語でもある。降雪量や積雪量による定義は存在せず、災害の程度が著しい場合に気象災害名としても用いられる。
目次 |
[編集] 豪雪による影響
- 日本海側で降る雪は多量の水分を含んでいるため、屋根に多量の雪が積もると家屋の損壊などの被害が発生する。
- 雪おろしの負担が増大し、高齢者を中心に雪おろし中の事故が多発する。また雪処理に莫大な費用がかかるため、財政力の弱い市町村では財政が悪化する可能性がある。
- 春になって、雪解けが急に進むと雪崩、洪水などを引き起こすことがある。
- 積雪が数mを超えるとライフラインが寸断され、山間部などの集落が孤立することがある。
- 雪が少しずつ解けるのであれば、水資源になり、場合によっては水不足を軽減するというメリットもある。また、雪解け水をダムに貯めて、水資源の確保や水力発電に利用することができる。
- 雪が多いことによって地表はより白くなり、アルベド(太陽放射の反射率)が高くなるので、寒波が去った後も気温を下げる効果がある。また、雪が解けるときには融解熱を奪い、雪解け水は冷たいので、空気を冷やす効果がある。そのため、春の急激な気温の上昇を和らげる効果がある。
[編集] 主な豪雪
※太字は気象庁の命名
- 昭和38年1月豪雪(三八豪雪) 1963年(昭和38年)1月 - 2月
- 四八豪雪(昭和48年豪雪、秋田豪雪) 1973年(昭和48年)11月 - 1974年(昭和49年)3月
- 五二豪雪(昭和52年豪雪) 1976年(昭和51年)12月 - 1977年(昭和52年)2月
- 五六豪雪(昭和56年豪雪) 1980年(昭和55年)12月 - 1981年(昭和56年)3月
- 五九豪雪(昭和59年豪雪) 1983年(昭和58年)12月 - 1984年(昭和59年)3月
- 六一豪雪(昭和61年豪雪) 1985年(昭和60年)12月 - 1986年(昭和61年)2月
- 平成18年豪雪(〇六豪雪、一八豪雪) 2005年(平成17年)12月 - 2006年(平成18年)2月
- 平成23年豪雪(北陸豪雪、山陰豪雪) 2010年(平成22年)12月 - 2011年(平成23年)1月
- 平成24年豪雪(北海道豪雪、東北豪雪) 2011年(平成23年)12月 - 2012年(平成24年)3月
- 平成25年豪雪(東北豪雪) 2012年(平成24年)12月 - 2013年(平成25年)2月