護国之寺
| 護国之寺 | |
|---|---|
楼門 |
|
| 所在地 | 岐阜県岐阜市長良雄総194-1 |
| 位置 | 北緯35度26分46.88秒 東経136度47分43.97秒 |
| 山号 | 雄総山(ゆうそうさん) |
| 宗派 | 高野山真言宗 |
| 本尊 | 十一面千手観世音菩薩 |
| 創建年 | (伝)746年(天平18年) |
| 開基 | (伝)聖武天皇(勅願)・行基(開山) |
| 札所等 | 美濃三十三観音17番 美濃四国88番 美濃七福神(布袋) |
| 文化財 | 金銅獅子唐草文(国宝)ほか |
護国之寺(ごこくしじ)は、岐阜県岐阜市にある高野山真言宗の寺院である。山号は雄総山(ゆうそうさん)。
美濃三十三観音霊場第十七番礼所。美濃四国札所八十八番。美濃七福神(布袋尊)。国宝の金銅獅子唐草文鉢をはじめ、数多くの岐阜県、岐阜市指定重要文化財がある。
目次 |
[編集] 沿革
伝承によれば、746年(天平18年)、聖武天皇の勅命により行基が開山したという。この寺の開山に関しては、奈良の大仏造立に関わった「日野金丸」(ひのきんまろ)の伝説がある(後述)。
1590年(天正18年)、兵火により焼失する。江戸時代、再建が順次行われた。現在の建物は元文 - 宝暦年間の建立である。
[編集] 文化財
- 金銅獅子唐草文鉢(国宝)
- 奈良時代作の仏鉢。径27.5cm、高さ14.5cm。銅製打ち出しで、表面には鍍金(金メッキ)が施され、外面には4頭の獅子と宝相華唐草文(ほうそうげからくさもん)が線刻されている。東大寺奈良の大仏落慶法要の際使用された御供物を入れる鉢といわれている。1915年(大正4年)3月26日に重要文化財(旧国宝)に指定され、1955年(昭和30年)2月2日に文化財保護法に基づく国宝に指定された。
[編集] 日野金丸の伝説
上記の鉢に関して次のような伝承がある。聖武天皇は東大寺の大仏を造立するため、優れた仏師を探すための使者を日本各地に派遣する。その中で、美濃国に派遣された使者が芥見(現岐阜市)の願成寺に滞在した時、夢の中で、「明日の朝、最初に出会った人物が探している人物である」とのお告げを聞く。翌朝、美濃国雄総(現岐阜市)で使者が出会ったのは、川で牛を洗っていた日野金丸(ひのかねまろ)という童子であった。使者の前で、金丸はその場で粘土で仏像を作る。その出来の良さから使者は金丸を奈良へ連れて行く。金丸は大仏建立の責任者として活躍する。
大仏落慶法要の最中、突然、紫雲が現れ、空から音楽が流れ出した。そして空中から鉢が現れた。空から「釈尊がこの大仏造立の功績をたたえ、釈尊由来の鉢を授けることとなった」という言葉が聞こえてきた。聖武天皇は功績のあった日野金丸にこの鉢を授けた。金丸はこの鉢を納めるために、故郷に護国之寺を建立したという。日野金丸は死後、十一面千手観世音菩薩像となり、護国之寺の本尊となったとも伝えられている。
[編集] 所在地
- 岐阜県岐阜市長良雄総194-1
[編集] 交通アクセス
岐阜バス「おぶさ」バス停が最寄である。徒歩1分。
- JR岐阜駅バスターミナル
- 12番のりば 「おぶさ」行き
- 名鉄岐阜のりば
- 4番のりば 「おぶさ」行き