諫早駅

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諫早駅
駅舎と駅前風景(2012年3月)
駅舎と駅前風景(2012年3月)
いさはや - Isahaya
所在地 長崎県諫早市永昌町1番1号
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
島原鉄道
電報略号 イハ
駅構造 地上駅
ホーム 3面5線
乗車人員
-統計年度-
(JR九州)5,433人/日(降車客含まず)
-2010年-
乗降人員
-統計年度-
(JR九州)10,892人/日
-2010年-
開業年月日 1898年明治31年)11月27日
乗入路線 3 路線
所属路線 長崎本線
キロ程 100.4km(鳥栖起点)
東諫早 (2.6km)
(2.8km) 西諫早
所属路線 大村線
キロ程 47.6km(早岐起点)
岩松 (7.6km)
所属路線 島原鉄道線
キロ程 0.0km(諫早起点)
(1.5km) 本諫早
備考 共同使用駅(JR九州の管轄駅)
直営駅
みどりの窓口
島鉄専用の0番のりば
1番のりば
2・3番のりば

諫早駅(いさはやえき)は、長崎県諫早市永昌町にある、九州旅客鉄道(JR九州)・島原鉄道である。

概要[編集]

諫早市の中心駅で、長崎県内で2番目に利用者が多い。当駅を経由する全列車が停車する。JR九州と島原鉄道の共同使用駅であるが、駅自体はJR九州が管轄する。

JR九州の長崎本線大村線、島原鉄道の島原鉄道線の計3路線が乗り入れている。大村線は当駅が終点、島原鉄道線は当駅が起点である。JR九州における当駅の所属線は長崎本線である[1]

長崎本線の普通列車は長崎駅から当駅で折り返す列車が昼間を中心に設定されており、長崎駅方面に比べて湯江駅方面は本数が減少する。

JRにおいてワンマン運転の際は当駅で精算方法が変わり、当駅 - 長崎駅間は長与支線(旧線)を含めて車内精算を行わない。

駅名標はのんのこ踊りがデザインされている。

駅構造[編集]

駅舎[編集]

平屋建ての天井の高い駅舎。駅の東側に位置しており、西側へは地下道でつながっている。1934年(昭和9年)完成で、木造洋館のような外観を持つ。1990年代末期に外観の塗色が従来の緑色から茶色に塗り替えられたがそのほかの大きな変化は無い。

自動券売機およびみどりの窓口のある直営駅。ベンチも完備している。自動改札機が6機設置され、2010年3月24日より使用を開始した(長崎県内では長崎駅に次いで2番目。SUGOCAに対応するが長崎本線長崎方面(含む長与支線)と大村線でのみ利用可能であり、長崎本線鳥栖方面や島原鉄道島原方面へは利用できない)。

ホーム[編集]

3面5線のホームを有する地上駅。駅舎側のホームは駅舎側が改札口と0番のりば、反対側が1番のりば、その奥が2番のりば、一番奥が島式の3・4番のりばという順である。これらのほか、4番のりばの奥には側線が数本ある。分岐器なしのホーム(本線)は下り(長崎行き)が1番のりば、上り(湯江・大村方面)が4番のりばである。0番のりばは島原鉄道専用ホームであり、頭端式で架線が張られていない。2番のりばは民営化後に設置され、長さは他のホームより短く、5両分程度しかない。特急「かもめ」は当駅止まりの202号を除いて1番のりばまたは4番のりばに停車するが、快速「シーサイドライナー」は特急待避のために2番のりばまたは3番のりば(長崎行き、佐世保行きとも)に入ることもある。

各ホームは地下道によって連絡し、エレベーターが2009年3月頃から順次設置された。3・4番のりばにKIOSKがあったが撤去された。

のりば[編集]

0 島原鉄道線 本諫早島原島原外港方面
1 JR長崎本線・長与支線 (下り) 市布長与長崎方面
2・3 JR長崎本線・長与支線 (下り) 市布・長与・長崎方面
(上り) 湯江佐賀鳥栖方面
JR大村線 大村ハウステンボス早岐佐世保方面
4 JR長崎本線 (上り) 湯江・佐賀・鳥栖・博多方面
JR大村線 大村・ハウステンボス・早岐・佐世保方面

※上記は基本的な用途である。

0番(島鉄)のりばは一時期JRから分断されていたが、2003年4月1日から島鉄の改札業務がJRに委託され、JR乗り場と統合された(中間改札なし。ホームを仕切る金網製のフェンスは存置されている)。降車する時は、ワンマン運転時は車内、車掌乗務時は0番ホーム上で精算の上、島鉄の乗務員より渡された精算済証(諫早駅自動改札機非対応)を改札口で渡して出場する。0番のりば脇には、JR線用の自動券売機が1台設置されている。JRをSUGOCAで利用してそのまま島原鉄道に乗り換える際は簡易改札機に触れることで可能(島原鉄道は降車時精算となる)。逆の場合は車内または0番ホーム上で島原鉄道の運賃を精算後に簡易改札機に触れる必要がある。

自動放送導入駅。

利用状況[編集]

  • JR九州 - 1日平均乗車人員 5,433人(2010年度)
    朝夕を中心に多くの利用者で賑わっている。特急列車の場合は博多駅方面へ向かう利用者が多いが、浦上駅長崎駅までの自由席特急券が300円なので朝夕の通勤・通学などでの利用がある。特に朝に運行される「かもめ1・3号」では、大村線からの乗換利用者も含めて利用者が多いこともあり、普通車指定席(1号は2号車、3号は1号車の一部)の空席に自由席特急券で乗車可能の特例が設けられているが、そこも含めて通路が埋まることもある。普通列車も通勤通学で非常に利用者が多い。諫早駅発着の「2枚きっぷ・4枚きっぷ」は長崎駅へ向かうもの(4枚きっぷ自由席)しか存在しないため、佐世保や福岡市内などへは長崎発着のものを購入する必要がある(福岡市内の場合、大村・竹松発着のものも存在するが、4枚きっぷは長崎発着のものより高い)。ちなみに長崎方面の列車は全て長崎行きである。
  • 島原鉄道 - 1日平均乗降人員 1,563人(2005年度、島原鉄道線内44駅中第2位)

駅周辺[編集]

駅前にはバスターミナルデパートビジネスホテル等があり、マンション等も多い。諫早市役所など、市の中心部へは隣の島原鉄道本諫早駅の方が近い。

バス路線[編集]

  • 長崎県営バス - 路線バス・長崎空港連絡バス
  • 島原鉄道 - 路線バス・高速バス(福岡行き島原号)・長崎空港連絡バス
    駅前の諫早ターミナルに発着する。かつては県営と島原鉄道はそれぞれ別のターミナルに発着していたが、2007年3月31日をもって島鉄諫早ターミナルが廃止され隣接していた県営バスターミナルに統合された。
  • SOUDA - 「YOKARO」 - 小浜温泉・キャナルシティ博多方面。駅西口ロータリー発着。

歴史[編集]

  • 1898年明治31年)11月27日 - 九州鉄道長崎線の駅として開業。
  • 1907年(明治40年)7月1日 - 九州鉄道が国有化される。
  • 1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称制定により、長崎本線の駅となる。
  • 1911年(明治44年)8月21日 - 島原鉄道の諫早 - 本諫早間が開業。長崎本線と島原鉄道の駅となる。
  • 1934年昭和9年)3月24日 - 有明西線の諫早 - 湯江間が開業。長崎本線・有明西線と島原鉄道の駅となる。
    • 12月1日 - 有明東線と有明西線が繋がったことにより、有明ルートが長崎本線となる。これに伴い、早岐 - 諫早間が大村線として分離され、長崎本線・大村線と島原鉄道の駅となる。
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化に伴い、長崎本線・大村線は九州旅客鉄道に継承。九州旅客鉄道と島原鉄道の駅となる。
  • 2010年平成22年)3月24日 - 自動改札機を設置。
  • 2012年平成24年)12月1日 - 同駅を含む長崎地区19駅にSUGOCAを導入。

島原鉄道とJRの渡り線について[編集]

島原鉄道線は諫早駅0番ホームから数百メートルJR線と並走した後、左右に分かれるが、その並走区間の途中には、国鉄時代に島原鉄道の列車が国鉄へ乗り入れていた名残としてJR線から島原鉄道に接続する渡り線がある。この渡り線を使用して急行長崎佐世保小倉まで乗り入れていた。直通列車の廃止により一度撤去されたが、雲仙普賢岳の噴火に伴い再び接続された。

隣の駅[編集]

九州旅客鉄道
長崎本線
  • 特急「かもめ」停車駅(平日のみ当駅終着の列車が1本あり)
快速「シーサイドライナー」(下記以外の列車)
大村駅(大村線) - 諫早駅 - 喜々津駅
快速「シーサイドライナー」(諫早 - 長崎間各駅停車)
大村駅(大村線) - 諫早駅 - 西諫早駅
普通
東諫早駅 - 諫早駅 - 西諫早駅
大村線
快速「シーサイドライナー」
大村駅 - 諫早駅 - 一部西諫早駅(長崎本線) - 喜々津駅(長崎本線)
普通
岩松駅 - 諫早駅 - 西諫早駅(長崎本線)
九州新幹線(建設中)
新大村駅(仮称) - 諫早駅 - 長崎駅
島原鉄道
島原鉄道線
諫早駅 - 本諫早駅

脚注[編集]

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  1. ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 JTB1998年ISBN 978-4533029806

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

  • 諫早駅(駅情報) - 九州旅客鉄道