誘い水

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誘い水(さそいみず)は、井戸手押しポンプで水が出ないときやポンプで揚水するときに、水を導くために外部からポンプ内に注ぎ込み、ポンプ胴内を満たす水のこと[1][2]。転じて、他の出来事が起こるきっかけとなるものを指す[1][2]。「呼び水」の別名でも呼ばれる[1][3]

評論家坂東眞理子はこの言葉を「上司が部下に出すような、仕事を遂行する上で、部下が自主的に考え、仕事を成功させることができるような適切なヒント」のことを指すものとして使っている[4]

作品名への使用[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c INC, SANKEI DIGITAL (2020年11月1日). “【日本語メモ】きっかけ呼ぶ「誘い水」”. 産経ニュース. 2021年7月24日閲覧。
  2. ^ a b 日本国語大辞典,デジタル大辞泉, 精選版. “呼水とは”. コトバンク. 2021年7月24日閲覧。
  3. ^ デジタル大辞泉. “誘い水とは”. コトバンク. 2021年7月24日閲覧。
  4. ^ 320万部「女性の品格」は、こうして生まれた | 上司と部下の常識・非常識”. 東洋経済オンライン (2017年7月6日). 2021年7月24日閲覧。