詰め替え用インク
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詰め替えインク(詰め替え用インク)とは、筆記用具やインクジェットプリンターなどで一度使用したインクカートリッジに詰め替えて使用するインクのことである。本項目では主としてインクジェットプリンター用の詰め替えインクに関して述べる。
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[編集] 使用方法
カートリッジ形状によって異なるが、注射器などを使用してインクを詰め替える。詰め替え作業は気泡が混入しないような簡単な方法で注入する。インクジェットプリンター登場当初は単純な詰め替え作業で行える物がほとんどであったが、エプソンが一部機種でICチップ付きカートリッジを採用し、インク残量にかかわらずインクの噴射回数で使用制限を行うようになったため、エプソン製のカートリッジを詰め替えた後はチップリセッターを使用してICチップを初期化する必要がある。リセッターは、千円程度が一般的な価格である。(高い場合でも1200円程度)
[編集] カートリッジ容量
- エプソン製
- カラー一体型カートリッジ:各色5cc程度(但しブラックのみ10cc程度)。
- 各色独立型:10cc程度。
- 35系カートリッジ:15cc程度。
- キヤノン製
- 各色独立型:
[編集] 問題点
HPやキヤノンやエプソンといったプリンターメーカーは再使用カートリッジやチップリセッターに関して訴訟を起こしてその権利を保護しようとしている。
プリンターメーカー各社は価格競争等でプリンター本体の価格が低下傾向にあり、本体の販売だけでは研究開発費用、製造費用、保証経費などを補えない。そのため、消耗品であるインクで収益を上げていこうとしている。しかしながら、詰め替えインク販売業者が増え続けているために、プリンターメーカーの利益が減り、純正インクの価格は低下しないという現状にある。プリンターメーカーが権利の保護を主張し、自らの利益を守ろうとするのは当然の動きであると考えられる。
またそのほかに、海外の安価な輸入インクでは純正インクと成分が異なり、微妙な色合いの違いや耐光性、耐水性に問題があるものや、インクが詰まり本体が故障してしまうというトラブルが発生する場合がある。詰め替えインクはプリンターメーカーの保証外であるため、修理保証が効かずに保証期間内であっても有償修理となるデメリットがある。詰め替えインクのトラブルの場合は詰め替えインク販売業者が全ての責任をとるかたちとなる。
- カートリッジ再利用の問題点に関してはインクカートリッジを参照。
[編集] 詰め替えインク販社の現状
詰め替えインク販売業者は、エコを名目にした販売戦略を活用しインターネットで販売の活路を広大している。一般に詰め替えインクは純正のインクに比べると安価であると考えられているが、同じ輸入先のインクであっても詰め替えインク販売店の利益率の考え方により、他店の数倍の価格で販売する業社もあるなど、業者間での価格の差が激しい。このためインクの品質と販売価格が比例しないという矛盾が大きく広がっている。トラブルのリスクが付きまとう詰め替えインクは、販売価格が高いインクが品質が良いインクとは云えず販売価格は各販売店の利益率の考え方でしかないのが現状である。
日本において流通している詰め替えインクの中身は、中国など海外製の安価(30mlあたり数十円)な輸入インクが大半であるが、仕入れの十数倍以上の価格などあまりにも高い販売価格で販売されている傾向が強い。本来、経費削減目的で導入されることが多い詰め替えインクであるが、こうした販売店が多いのも詰め替えインク販売業界の特徴と云える。以前からそのような販売店が多かったものの、近年はアメリカ並の適正な価格で販売する店が国内でも存在する。そういった店では、30mlあたり約400円から入手できる。平均すると100ml入りでも1000円程度で購入できる。
詰め替えインクを購入する際は、1mlあたりの価格を複数の業者で比較、確認して購入する必要がある。大手詰め替えインクの一般小売店の相場は、40ml入りが700円程度で購入できるが、ネット通販での相場は100ml入りボトルが約800円以下で購入できる。近年は、100円ショップでも20ml入りの詰め替えインクが購入できるようになっている。

