西福寺 (敦賀市)

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西福寺
Saifukuji08s3200.jpg
書院庭園から御影堂を望む
所在地 〒914-0824 福井県敦賀市原13-7
位置 北緯35度39分25.18秒 東経136度1分54.0秒 / 北緯35.6569944度 東経136.031667度 / 35.6569944; 136.031667座標: 北緯35度39分25.18秒 東経136度1分54.0秒 / 北緯35.6569944度 東経136.031667度 / 35.6569944; 136.031667
山号 大原山
宗派 浄土宗鎮西派
寺格 中本山
本尊 阿弥陀三尊
創建年 応安元年1368年
開基 後光厳天皇(勅願)、良如(開山)
別称 越の秀嶺
文化財 書院庭園(国の名勝)
御影堂、阿弥陀堂、絹本著色観経変相曼荼羅図、西福寺一切経勧進経25巻ほか(重要文化財)
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阿弥陀堂
総門と三門
書院
書院庭園

西福寺(さいふくじ)は、福井県敦賀市にある浄土宗寺院。山号は大原山。本尊は阿弥陀三尊阿弥陀如来観音菩薩勢至菩薩)。名勝の書院庭園が有名。

歴史[編集]

応安元年(1368年)、後光厳天皇の勅願により、良如を開山として創建されたという。良如は越前国府中(現・越前市)出身の浄土宗僧で、越前市正覚寺の開山でもある。

伽藍[編集]

  • 御影堂 - 文化5年(1808年)建立、入母屋造瓦葺き。重要文化財
  • 阿弥陀堂 - 室町時代建立の前身建物(禅宗様仏殿)の部材を利用し文禄2年(1593年)に建立。入母屋造瓦葺き、一重裳階付き。重要文化財
  • 書院及び庫裏 - 書院は天和3年(1683年)建立、庫裏は江戸時代中期ないし後期の建立で、後に両者を繋いで1棟としている。書院は切妻造銅板葺き、庫裏は切妻造、瓦葺き。重要文化財
  • 書院庭園 - 江戸時代中期作庭、 面積1400坪、築山林泉式庭園、国の名勝
  • 四修廊下 - 市指定文化財
  • 念仏堂 - 市指定文化財
  • 大玄関 - 文政4年建立
  • 鐘楼 - 安永年間の建立、市指定文化財
  • 宝物殿
  • 瑞芳軒
  • 宝筺印塔 - 文化年間の建立
  • 玄関 - 市指定文化財
  • 三門
  • 総門 - 市指定文化財
  • 華頂門 - 旧華頂宮邸表門
  • 庫裡門 - 市指定文化財
  • 斜利如来堂
  • うこん桜
  • 椎の木(スダジイ) - 東西2株、西株が「新日本の名木100選」、市指定文化財記念物

文化財[編集]

主夜神像
重要文化財
  • 御影堂
  • 阿弥陀堂
  • 書院及び庫裏
  • 絹本著色主夜神像 - 高麗時代(1995年盗難)[1]
  • 絹本著色阿弥陀如来像 - 高麗時代(1995年盗難)
  • 絹本著色観経変相曼荼羅図
  • 西福寺一切経勧進経 25巻
    • 大般涅槃経 巻第廿九 天平五年奥書
    • 七仏所説神咒経 第三 天平十二年奥書(光明天皇願経)
    • 七仏十一菩薩説大陀羅尼神咒経 第一 天平十二年奥書(光明天皇願経)
    • 大般涅槃経 巻第廿九 天平宝字七年奥書
    • 華厳経 3巻(巻第三十、第三十六、第三十八)巻第三十八に神護景雲二年奥書(孝謙天皇願経)
    • 弥勒下生経
    • 仏説正恭敬経
    • 文殊師利菩薩所説咒経 第二
    • 六門陀羅尼経
    • 仏説護諸童子陀羅尼咒経
    • 仏説阿弥陀鼓音声王陀羅尼経(中聖武)
    • 仏説大普賢陀羅尼経(中聖武)
    • 仏説安宅経(中聖武)
    • 玄師ばつ陀所説神咒経(中聖武)(「ばつ」は左半分が「風」右半分が「犮」)
    • 謗仏経
    • 大吉義神咒経 3巻(巻第一、第二、第四)
    • 称讃浄土経
    • 華厳経 巻第二十一
    • 華厳経 巻第四十
    • 紺紙金字心経並阿弥陀経
    • 紺紙金字び婆沙論 巻第五(「び」は扁が「田」、旁が「比」)
  • 孔雀鎗金経箱 
名勝(国指定)
  • 西福寺庭園 - 昭和7年(1932年)指定

所在地[編集]

〒914-0824 福井県敦賀市原13-7

交通アクセス[編集]

  • 北陸本線 敦賀駅からコミュニティーバス「はぎ号」で約30分、西福寺下車すぐ

脚注[編集]

  1. ^ 1995年2月 - 3月の間に収蔵庫から盗難。絹本著色阿弥陀如来像についても同様。(参照:文化庁文化財保護部美術工芸課監修『文化財保護行政ハンドブック』、ぎょうせい、1998、p.129)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]