西湘バイパス

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国道1号標識

西湘バイパス(せいしょうバイパス)は、神奈川県中郡大磯町から小田原市を結ぶ自動車専用道路であり、国道1号バイパスである。

目次

[編集] 概要

西湘二宮ICから箱根口IC及び石橋ICまでの区間は中日本高速道路管理の一般有料道路である。途中の早川で分岐し、神奈川県小田原市石橋に至る石橋支線がある。

国道1号現道南側の海岸沿いに設けられており、二輪・四輪を問わず、眺めの良いドライブコースとして人気が高いようである。一方で、強風・高波等の荒天時には度々通行止となることもある。

自動車専用道路のため、125cc以下の二輪車は通行禁止となっている。

[編集] ルート

大磯東ICから西湘二宮ICまでは、無料の自動車専用道路となっている。西湘二宮ICから有料の自動車専用道路となり、早川分岐を経て、箱根ターンパイク分岐、小田原厚木道路分岐を過ぎ、小田原市風祭の箱根口ICで国道1号現道に接続する。箱根口ICでは、国道1号バイパス小田原箱根道路に接続し箱根新道に連絡している。

早川で分岐し石橋支線に進行すると、石橋IC国道135号に接続する。なお、下り線の早川分岐では、進行方向の右前方にある箱根方面が本線として2車線のまま左へ分岐し、左前方へ海岸沿いを進むはずの石橋方面が本線から右へ分流し片側1車線となる。石橋IC出口より真鶴道路までの国道135号線はバイパスがないため、早川ICから石橋IC出口付近は国道に合流する車で時間帯によって渋滞がみられる。行楽シーズンのピーク時は、早川分岐より箱根新道に向かい、箱根から湯河原や熱海へ向かう県道を走行する方が早いことも稀にある。

[編集] 概要

  • 起点:神奈川県中郡大磯町東町
  • 終点:神奈川県小田原市風祭
    • 石橋支線起点:神奈川県小田原市南町
    • 石橋支線終点:神奈川県小田原市石橋
  • 全長:20.8km(支線除く)
  • 車線数:4車線

[編集] 有料区間

  • 起点:神奈川県中郡二宮町二宮
  • 終点:神奈川県小田原市風祭
    • 石橋支線起点:神奈川県小田原市南町
    • 石橋支線終点:神奈川県小田原市石橋
  • 全長:14.5km(支線除く)
  • 償還完了予定:2021年(平成33年)9月27日

[編集] 沿革

[編集] 通行料金

各料金所の通過毎に通行料金を支払う。区間料金の設定があるものの料金所施設を集約しているため、このような徴収方法になっている。通行区間によっては最高で2回料金徴収があり、下記の通り利用距離は大差がないのに料金格差が激しい区間がある。

現在の通行料金は以下の通りである。各料金所ともETCに対応している。当初、ETC割引制度は導入されなかったが、2009年3月28日から深夜割引、通勤割引などが適用できるようになった。

  • 料金計算例(普通車)
    • 大磯本線→箱根口IC:250円
    • 大磯本線→石橋IC:450円
    • 石橋IC→橘IC:450円
    • 石橋IC→国府津IC:350円
    • 早川IC→国府津IC:150円
    • 酒匂IC→大磯西IC:250円
    • 橘IC→大磯本線:0円(料金所を通過しないため)
    • (小田原厚木道路方面から)小田原西IC→石橋IC:200円

[編集] 橘料金所

  • 軽自動車等:200円
  • 普通車:250円
  • 中型車:300円
  • 大型車:400円
  • 特大車:700円

[編集] 国府津料金所

国府津ICの下り線入口・上り線出口にある。

[編集] 通過市町村

[編集] 接続するバイパスの位置関係

(東京方面)新湘南バイパス - 西湘バイパス - 小田原箱根道路(大阪方面)

[編集] インターチェンジなど

[編集] 本線

IC番号 施設名 接続路線名 大磯東から
(km)
備考 所在地
新湘南バイパスへ接続予定
- 大磯東IC 国道134号 0.0 神奈川県 大磯町
- 大磯港IC 箱根口方面のみのハーフIC
- 大磯西IC
西湘二宮IC 神奈川県道71号秦野二宮線 下り線は箱根口方面のみ接続 二宮町
橘IC 国道1号現道 上り線の出入口のみ 小田原市
- 西湘PA - 上り線
- 橘TB -
国府津IC 国道1号現道/神奈川県道72号松田国府津線
- 西湘PA - 下り線
酒匂IC 国道1号現道/神奈川県道718号鴨ノ宮停車場矢作線 上り線入口のみ
小田原IC 国道1号現道 大磯方面のみのハーフIC
- 早川JCT 石橋支線
早川IC 国道135号 大磯方面のみのハーフIC
- 箱根ターンパイク連絡路 箱根ターンパイク 大磯方面のみ接続
- 小田原西IC 小田原厚木道路
箱根口IC 国道1号現道
小田原箱根道路へ直通

[編集] 石橋支線

IC番号 施設名 接続路線名 早川JCTから
(km)
備考 所在地
- 早川JCT 本線 0.0 神奈川県 小田原市
石橋IC 国道135号
真鶴道路方面へバイパス整備計画あり

[編集] その他

[編集] 平成19年台風第9号による被害

2007年(平成19年)9月6日〜7日の台風9号の影響により、大磯西IC〜橘ICの下り線脇3箇所において擁壁崩落や路面陥没などの被害が発生した。このため、下り線の大磯西IC〜国府津ICと上り線の橘IC〜大磯西ICが通行止となった。

この通行止の影響で周辺道路が激しく渋滞するなどしたため、9月10日には上記被害の迂回路処置として小田原厚木道路全線の一時無料開放(応急復旧完了までの間)が決定され、即日実施された後、9月27日には上り線を対面通行とする形で暫定的に応急復旧措置が完了し、通行可能となった(ただし、この時点で西湘二宮ICの小田原方面入口は引き続き閉鎖中)。2008年(平成20年)4月25日午後5時より橘IC〜大磯西IC暫定4車線にて開通となり、対面通行が解除された。また同時に西湘二宮ICでの小田原方面入口も通行可能となった。全面的な復旧は2008年度以降を見込んでいる。 横浜国道事務所>西湘バイパス被害・復旧状況 台風9号で被災した西湘バイパスの暫定4車線供用

なお本被害は、相模湾に砂を供給してきた相模川酒匂川上流の多目的ダム群の建設による砂浜衰退を原因とする人災であるとする見解もある。 [1]

[編集] 西湘バイパス石橋IC〜真鶴道路間のバイパス整備

西湘バイパス石橋ICから真鶴道路までの区間は、バイパス道路が整備されておらず、2005年度の道路交通センサスによれば、休日は1時間平均で上下線合わせて2,000台以上が走行している。当該区間は地元住民の生活道路でもあるため、1981年(昭和56年)より小田原市、足柄下郡真鶴町と足柄下郡湯河原町は協議会を設置し、国や神奈川県へ西湘バイパスの延伸を申し立てた。しかし、日本道路公団およびその業務を継承した中日本高速道路側に動きは見られないため、2008年(平成20年)2月8日に神奈川県は当初予算案の中で当該区間のバイパス道路整備計画を示した。

整備計画では当該区間を西湘バイパスの延伸ではなく、神奈川県が主体となり国道135号のバイパスを整備するものとなる(国道135号#西湘バイパス石橋IC - 真鶴道路間のバイパス整備)。2008年度に基礎調査を実施し、2009年度以降に設計、都市計画決定やルート選定を実施する。神奈川新聞によると静岡県熱海市もこの計画について歓迎の意向を示すコメントを出している。[2]

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

ウィキメディア・コモンズ

[編集] 脚注

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  1. ^ 読売新聞: 消える砂浜 浸食続く相模湾の海岸線(2008年4月13日付)
  2. ^ 神奈川新聞: 「西湘バイパスを延伸/県主体で渋滞緩和目指す」(2008年2月9日付)
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