西村あさひ法律事務所
| 西村あさひ法律事務所 Nishimura & Asahi |
|
|---|---|
| 企業形態 | 任意組合(推定) |
| 業種 | サービス業 |
| 前身 | 西村ときわ法律事務所(あさひ法律事務所国際部門を統合) |
| 設立 | 1966年 |
| 創業者 | 西村利郎 |
| 本拠所在地 | 日本国東京都東京都港区赤坂一丁目12-32 アーク森ビル |
| 拠点数 | 5 |
| 代表者等 | 小杉晃(執行パートナー) |
| サービス | 法律事務 |
| 従業員数 | 弁護士481名、外国法事務弁護士3名(2011年4月1日) その他の外国弁護士12名、所員500名以上 |
| ウェブサイト | [1] |
西村あさひ法律事務所(にしむらあさひほうりつじむしょ;Nishimura & Asahi:略称N&A)は日本最大の法律事務所。日本のいわゆる「四大法律事務所」の1つ。
目次 |
[編集] 概要
弁護士数において群を抜いて日本で最大の規模である。実務家の弁護士の他にも、法学者や元高級官僚、税理士や弁理士なども擁している。
「四大法律事務所」の1つであった西村総合法律事務所が、2004年1月をもってときわ総合法律事務所と統合して西村ときわ法律事務所となり、さらに、西村ときわ法律事務所が、2007年7月1日をもってあさひ法律事務所国際部門と統合して、西村あさひ法律事務所となった。西村総合法律事務所とあさひ法律事務所(国際部門)はいずれもいわゆる渉外事務所として知られ、国際・国内の企業法務や金融法務、争訟を得意としていた。一方、ときわ総合法律事務所は倒産・事業再生において著名であった。
研究活動も盛んであり、多数の書籍(特に『M&A法大全』や『ファイナンス法大全』で知られる。)やセミナーによる活動を行うほか、2007年には事務所内に研究機関として西村高等法務研究所(Nishimura Institute of Advanced Legal Studies; NIALS) を設立させた。
近年は業務範囲を国際的に(特にアジア方面に)拡大しており、2010年には、中国には北京事務所を、ベトナムにはホーチミン事務所をそれぞれ開設し[1]、2011年にはやはりベトナムにハノイ事務所を開設し、2012年にはシンガポール事務所を開設している。
国際的な法律事務所のネットワークであるLex MundiおよびPacific Rim Advisory Councilのメンバーでもある。
[編集] 業務分野
企業法務、金融法務、倒産・事業再生、争訟、知的財産などビジネス関係の国際ないし国内法務を幅広く扱う。数多くの大規模なM&A案件[2]や著名な税務訴訟に携わっていることで知られる。特徴的な業務分野としては危機管理やWTO関係がある。
[編集] 沿革
- 1966年12月 - 西村利郎、栗山法律事務所から独立して中央区銀座にて西村法律事務所を設立。
- 1967年1月 - 小松雄介とのパートナーシップを結んで西村小松法律事務所となり、港区赤坂の山王グランドビルへ移転。
- 1969年 - 西村小松友常法律事務所に改称(友常信之弁護士に由来)。
- 1978年9月 - 西村利郎、眞田幸彦、下條正浩ら8名の弁護士からなる西村眞田法律事務所(Nishimura & Sanada) として、千代田区霞が関の霞が関ビルディングへ移転。
- 1990年10月1日 - 田中克郎らの知的財産部門が独立してTMI総合法律事務所(TMI Associates) を設立。
- 1990年10月 - 港区赤坂のアーク森ビルに移転。
- 1996年8月 - 眞田幸彦のインサイダー取引の嫌疑による逮捕・辞任に伴い、西村総合法律事務所(Nishimura & Partners) に改称。
- 2000年7月 - 寺本合同法律事務所を吸収。
- 2004年1月 - ときわ総合法律事務所(Tokiwa Sogo Law Offices) を統合し、西村ときわ法律事務所(Nishimura & Partners) に改称。
- 2004年10月 - 三井安田法律事務所(Mitsui, Yasuda, Wani & Maeda) より前田博らのグループを吸収。
- 2007年4月 - 西村高等法務研究所の設立。
- 2007年7月 - あさひ法律事務所(Asahi Law Offices) 国際部門を統合し、西村あさひ法律事務所に改称。
- 2009年12月 - 弁護士法人曾我・瓜生・糸賀法律事務所と中国業務に関して業務提携合意。
- 2010年6月 - 北京事務所開設。
- 2010年10月 - ホーチミン事務所開設。
- 2011年9月 - ハノイ事務所開設。
- 2012年1月 - シンガポール事務所開設。
[編集] 旧ときわ総合法律事務所の沿革
- 1976年3月 - 松嶋英機、清水直法律事務所から独立して松嶋英機総合法律事務所を設立。
- 2003年 - パートナーシップ体制への改組に伴い、ときわ綜合法律事務所に改称。
- 2004年1月 - 西村総合法律事務所と統合して西村ときわ法律事務所に。綾克己ら一部は弁護士法人大江橋法律事務所の東京事務所に参加(ただし、2007年10月に独立して「ときわ法律事務所」を設立。)。
[編集] 旧三井安田法律事務所の沿革
- 三井安田法律事務所の項を参照。
[編集] 旧あさひ法律事務所国際部門の沿革
- あさひ法律事務所の項を参照。
[編集] 主要案件
- T・ブーン・ピケンズによる小糸製作所に対するグリーンメール事件(小糸製作所を代理)
- 山一證券破産事件(破産管財人)(ときわ総合法律事務所)
- 興銀税務訴訟(日本興業銀行→みずほコーポレート銀行を代理)
- 住友信託銀行対UFJホールディングスら情報提供又は協議差止め仮処分命令申立事件(UFJホールディングスらを代理)
- ブルドックソース事件(ブルドックソースを代理)
[編集] 所属弁護士等
[編集] パートナー
[編集] オブカウンセル
[編集] カウンセル
- 鬼頭季郎 元裁判官
- 滝本豊水 元大蔵省大臣官房審議官
- 宍戸充 元裁判官
- 細野敦 元裁判官
- 戸田暁 元京都大学准教授
- 松尾直彦 元金融庁総務企画局市場課金融商品取引法令準備室長兼政策課法務室長
- 郡谷大輔 元法務事務官
[編集] その他の顧問
[編集] かつて所属していた者
- 西村利郎(最高顧問として在職中死去)
- 眞田幸彦(元パートナー)
- 佐藤勲平(オブ・カウンセルとして在職中死去)元公取委委員
- 阿川尚之(元顧問) 慶應義塾大学教授
- 平出慶道(元カウンセル)名古屋大学名誉教授
- 升永英俊(元アソシエイト))TMI総合法律事務所パートナー
- 田中克也(元パートナー)TMI総合法律事務所パートナー
- 志賀櫻 (元カウンセル)元大蔵官僚
- 後藤啓二 元警察官僚
- 越直美 第23代大津市長
[編集] 脚注
- ^ 日本経済新聞2010年10月18日朝刊「大手法律事務所、アジア展開急ぐ 業務提携や拠点開設 M&A助言など獲得狙う」
- ^ 西村あさひが件数・額ともに首位、1-3月期のM&A法務助言関与で