西の善き魔女
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『西の善き魔女』(にしのよきまじょ、The Good Witch of the West)は、荻原規子作のファンタジー小説。
中央公論社(現 中央公論新社)のC・NOVELSファンタジアより、1997年9月から順次出版された。2001年と2004年の2度、新装版が刊行された。また「月刊コミックブレイド」(マッグガーデン刊)にて桃川春日子の作画によって漫画化もされ、2006年4月からアニメ化された。
目次 |
[編集] あらすじ
女王制の国グラールの北方、辺境の地セラフィールドで生まれ育った15歳の少女フィリエル・ディー。彼女は、生まれて初めての舞踏会の朝、幼なじみの少年ルーンから青い石の高貴なペンダントを手渡される。それはフィリエルの父、天文学者ディー博士が彼女に託した品だった。そして、このペンダントがきっかけで、高地の村娘だったフィリエルの日々は一変してゆく。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。 →[記述をスキップ]
[編集] 登場人物
[編集] セラフィールド
- フィリエル・ディー
- 声 - 折笠富美子
- 本作の主人公。「消えた第二王女」エディリーンとディー博士の娘。みがいた銅のような赤金色の髪に琥珀色の瞳。髪の色から「あかがね色の髪の乙女」と呼ばれる。15歳までディー博士の隣人であるホーリー夫妻に育てられた。ロウランド家の舞踏会に出席した際、身につけていた青い宝石がきっかけとなり、従姉妹であるアデイルから自分の出自を知らされる。いつも自然体でのびやかな性格。その分、感情が表に出やすく、幼なじみであるルーンに幾度となくため息をつかれている。ルーンに対しては(彼が年下かどうか不明にもかかわらず)弟のように接しており、何事においてもルーンの身の安全を心配し、そのためなら自分の身を危険にさらすほど、彼を大切にしている。さらに、女学校や王宮での出来事を経るうちに、次第にそれが恋心であることを自覚するようになった。ルーンが姿を消したあと、彼を追って王宮を飛び出し南部領まで捜しに行くなど、周りをあきれさせるほどの行動力がある。運動神経は抜群だが、料理と裁縫の腕は今ひとつ。ルーンは彼女がお茶を入れようとすると拒む。
- ルーン(ルー・ルツキン、本名:ルンペルシュツルツキン)
- 声 - 平田宏美
- ディー博士の弟子。フィリエルにとっては弟のような存在。ぼさぼさの黒髪に煙水晶のような瞳。ディー博士から贈られた黒ぶち眼鏡をいつもかけている。フィリエルが8歳の時セラフィールドに連れて来られ、以来、博士とともに天文台に住まっている。もとは旅芸人一座で育てられていた子供で出自は一切不明。フィリエルは弟のように思っているが、ルーンの方もフィリエルに対して世話を焼かせる妹のように接しており、そのことで口喧嘩になることもしばしば。長い本名は童話に登場するこびとの名前で、博士が名付けた。旅芸人一座にいた頃は、膨大な桁数の暗算を一瞬でこなし、芸として披露させられていた。ディー博士の元で暮らし、フィリエル達と人間的な交流を重ねるにつれて、神がかり的な早さは失われたものの、現在でも煩雑な計算をすらすらとこなし、天文学の弟子として非常に重宝される。研究の師である博士に対する敬慕の念が非常に強い。そのため博士の研究を弾圧した貴族側に属するユーシスやアデイルに対して、とげのある態度をとる。その穏やかならぬ態度は、フィリエルが博士の研究に理解のない言動をした場合でさえ同様である。性格は非常に内にこもりがちで人付き合いが悪く、物語当初は博士とフィリエル以外に心を開くことはなかった。しかし後にヘルメス党の仲間らと親交を深めていく。普段は眼鏡とぼさぼさ頭という格好のせいで気づかれにくいが、実は非常に整った容貌をしている。それは作中で女装して女学校に紛れ込んだ際にもばれなかったほどである。チェスの腕前は天才的で、作中で何度かユーシスを負かしている。
- ギディオン・ディー
- フィリエルの父親。濃い茶色の髪と瞳。髪より赤っぽい髭を生やし、背の高い偉丈夫である。グラールの北の果て、セラフィールドの天文台で、異端とされるエフェメリスの研究をしていた。星の観測と研究に没頭し、一人娘であり亡き妻の忘れ形見であるはずのフィリエルを顧みることはほとんどなかった(とフィリエルは感じていた)。そのためか実の娘であるフィリエルからも「博士」としか呼ばれない。フィリエルが女王聖誕祭の舞踏会へ出かけた夜、南の果てへ出かけてくると手紙を残し、行方不明になってしまう。亡き妻・エディリーンの元へ帰ったのだと、フィリエルは思っている。
- ボゥ・ホーリー
- 声 - 中博史
- ディー博士の天文台の近くに住む農夫。タビサの夫。口数は少ないがまじめで実直な性格で、フィリエルを幼い頃からやさしく見守ってきた。物語序盤でギディオンを逃がした後、責任を取るように天文台から飛び降りた。
- タビサ・ホーリー
- 声 - 鳳芳野
- フィリエルの育ての母。ボゥの妻。ディー博士が子育てを疎かにするため、見かねてフィリエルを自分の家で育てていた。フィリエルだけでなく、ルーンのことも実の子どものように世話を焼いてきた。
[編集] ロウランド家とその周辺
- アデイル・ロウランド
- 声 - 斎藤千和
- 北部の有力貴族ロウランド家の養女。フィリエルの従姉妹。オーガスタ王女の次女で次期女王候補のひとり。小麦色の髪に金茶色の瞳。人形のように華奢で可憐な少女で、周りを穏やかにさせる雰囲気を持つ。一方で芯は強くレアンドラとも対等に渡り合う。舞踏会にて、フィリエルの持つ青い宝石が王族しか持つことのできない女王試金石であることに気づき、フィリエルの素性が明らかになるきっかけを作った。自分がロウランド家で大切にされるのは、女王候補であるがため、という現実を理解しており、同じく女王家の血を引きながらそれに縛られることなく育ったフィリエルを「自分の夢」だと語る。趣味は小説執筆で、トーラス女学校内で絶大な人気を誇った。ペンネームは「エヴァンジェリン」。特技は笑ってごまかすこと。義兄であるユーシスには兄妹以上の感情を持っているが、本人は自覚がないようでフィリエルにそれを指摘されても真に納得がいかない様子であった。運動神経は皆無で、特に乗馬が苦手。
- ユーシス・ロウランド
- 声 - 谷山紀章
- アデイルが育てられたロウランド家の長男。ルアルゴー伯爵の実子で次期伯爵。赤い髪にはしばみ色の瞳。近衛師団に所属している優秀な騎士。後に南部の竜討伐隊の指揮官になる。義妹であり女王候補であるアデイルの一の騎士として彼女を守ることを使命としている。生真面目なあまり、恋愛に関しては誰よりも鈍く、アデイルの想いにもまったく気づかず、レアンドラの誘惑すら通用しない。フィリエルに対しては、王宮の息苦しさよりも自由を好むという点で親近感を抱いている。フィリエルが王宮でライアモン殿下に狙われたため、彼女の安全のため結婚を申し込んだこともあったが、断られている。ルーンとは、彼の見知らぬ人間を拒絶する性格ゆえに険悪な関係であったが、ユーシスの屈託のない性格が彼の態度を徐々に軟化させたのか、最終的には友情に近いものを持っている。ルーンにチェスを教え、チェスの才能を開花させるきっかけになった。
- ルアルゴー伯爵(オーウェン・ロウランド)
- 声 - 土師孝也
- グラール王国の北部に位置するルアルゴーの当代伯爵。ユーシスの父、アデイルにとっては養父。十七年前、エディリーンとディー博士が異端の知識を持ち出して駆け落ちし、女王から死罪を言い渡された際、二人の存在を隠蔽し、かつ管理下に置くため、二人を秘密裡にセラフィールドに住まわせた。
- レイディ・マルゴット(マルゴット・ロウランド)
- 声 - 唐沢潤
- ルアルゴー伯爵夫人。ユーシスの母、アデイルの養母。薔薇の栽培を趣味としている。上品かつたおやかな婦人だが、実際にはロウランド家の采配に対してルアルゴー伯爵よりも発言力があると噂される。
- ロット・クリスバード
- 声 - 石田彰
- ユーシスの友人。ユーシスとは王立学院時代からの付き合い。亜麻色の長髪に緑色の瞳。冗談好きで陽気な性格。女性の扱いにも長けており、堅物のユーシスを何かとからかっては楽しんでいる。ヘスター男爵であった父親が早逝しその後を継いだため、グラール王国最年少の爵位保持者。後に、ユーシスと共に竜討伐隊に加わる。
- マリエ・オセット
- 声 - 藤村歩
- ワレット村の学校でのフィリエルの同級生。栗色の巻き毛に青い瞳。快活な性格。他の子どもたちから「妖精娘」と呼ばれ遠巻きにされていたフィリエルに気さくに話しかけたことから、フィリエルと仲良くなる。フィリエルをルアルゴー伯爵家での舞踏会に誘ったのも彼女である。のちにロウランド家の侍女となる。
- ガーラント
- 声 - 岩崎征実
- ロウランド家の私兵隊長。
- セルマ
- 声 - 羽鳥靖子
- アデイルの教育係。フィリエルがロウランド家に住まうようになってからはフィリエルの教育も担当する。女官としては優秀だが口うるさいためアデイル、フィリエル、マリエからは煙たがられている。
- ペントマン
- 声 - 上別府仁資
- ロウランド家の執事。
- メリング医師
- ルアルゴー伯爵お抱えの老医師。禿頭、白髭で年齢不詳。非常に口が悪く、雇い主である伯爵にすらしぶしぶにしか敬意を見せない偏屈者だが、医師としての腕は良い。ユーシスとも幼少時からの知り合いであり、伯爵子息である彼を「ひよっこ」「ぶきっちょ子馬」などと呼ぶ間柄。「蛇の杖」から奪還されたルーンの治療を担当した。それが縁で、ルーンが心身に負った傷、彼の行く末の危うさを非常に心配し、フィリエルとも親しくなる。かつて王立研究所に属していたが下野した過去を持つ。
[編集] チェバイアット家
- レアンドラ・チェバイアット
- 声 - 田中理恵
- アデイルの姉。南部の有力貴族チェバイアット家の養女。プラチナの髪に漆黒の瞳。オーガスタ王女の長女で次期女王候補のひとり。女王候補として妹であるアデイルと相争う。絶世の美貌と豊満な肢体の持ち主で、たいへん蠱惑的。アデイル曰く「同性に嫌われるタイプ」。本人もそれを自覚しており、魅惑を最大の武器としている。乗馬や剣術も男性並みにこなし、勝気な性格。ルーンを気に入り、彼を自らの手の内に入れようと誘惑をかける。アデイルとは、容姿や外面的な性格はまったく似ていないが気質は似ているようである。
[編集] グラール王宮
- エディリーン王女
- 「消えた第二王女」。十七年前、その美しさと聡明さで女王位にもっともふさわしいと目された女王候補であった。しかし、突然王位継承権を放棄し、異端の研究者であったギディオン・ディーと駆け落ちしてその妻となる。フィリエルの実の母親。小麦色の髪に青い瞳を持ち、形見の首飾りの宝石は、彼女の瞳と同じ色をしている。王宮にいた頃は、その瞳の色から「青の姫君」と呼ばれていた。フィリエルが二歳の頃に病気で亡くなった。ディー博士はエディリーンのことを、アストレイアの尊称の一つを用いて「ユーナ」と呼んでいた。このため、フィリエルは亡くなった母の名前をユーナだと信じていた。ユーナとは「ただ一人の女性」を意味する。亡きがらはディー博士が一人で埋葬し、彼女の墓所は博士しか知らない。
- オーガスタ王女(オーガスタ・ダントン)
- 声 - 一条みゆ希
- レアンドラ、アデイル姉妹の実の母親。エディリーン王女の姉であり、フィリエルにとっては伯母にあたる。王位継承の課題に失敗し継承権を失った後、グラール南部にあるギルビアの公爵夫人となり、現在は竜騎士の騎馬たるユニコーンの育成を行っている。なお、レアンドラ、アデイルの父親については明らかにされていない(女王家の人間は誰の制約も受けることなく、子の父親となる人間を選ぶことができ、それが誰であるかは隠蔽されるため)。
- コンスタンス女王陛下
- 声 - 野沢由香里
- フィリエル、アデイル、レアンドラの祖母で現グラール国女王。グラール国女王は星仙女王とも呼ばれる。白髪に青い瞳。彼女の娘たち(第一王女オーガスタ、第二王女エディリーン)は二人とも女王位を継がなかったため、五十年を越える異例の長期在位が続いている。近年は、高齢のためか公式行事にもほとんど姿を現さず、大僧正であるメニエール猊下に代行を任せることが多い。
- ライアモン殿下
- 声 - 中田譲治
- コンスタンス女王陛下の末子。オーガスタ王女とエディリーン王女の弟であり、フィリエルの叔父にあたる。女王直系であっても男子は王位を継げないため、現在はリイズ公爵となっている。女性しか王位を継げないグラール王国の継承制度を苦々しく思い、これを覆そうと画策する。自らの愉悦のためだけに虜を拷問するなど、非常に邪悪な性質の持ち主。
- メニエール猊下
- 声 - 小宮和枝
- 傍系王族で、現在は大僧正の地位にある。高齢の女王陛下の代理を務める。
[編集] トーラス女学校
- シザリア
- 声 - 能登麻美子
- トーラス女学校の生徒。入学したばかりのフィリエルが初めて話しかけた少女。薄青色で紫がかった瞳。女神への信仰心が非常に厚い。なぜかいつも悲しげな瞳をしている。フィリエルが生徒会命令でトーラス中から疎外されるようになった後も、密かに差し入れをするなどの気遣いを見せる。
- ヴィンセント(・クレメンシア・ダキテーヌ)
- 声 - 恒松あゆみ
- トーラス女学校の生徒。学校一の秀才で、文芸部長。薄茶色の髪に濃い青の瞳。アデイルの親友であり、彼女のもう一つの顔、小説家「エヴァンジェリン」の崇拝者。生徒会とは敵対している。トーラス内では身分は隠されているが、出自は傍系王族である。
- イグレイン(・バーネット)
- 声 - 斎賀みつき
- トーラス女学校の生徒。剣術の達人。フィリエルより背が高く、雰囲気も大人っぽいが、実際は年下。ロゼリットとは同級で、親しい仲だった。生徒会とは敵対している。麦穂の乙女祭の剣劇のため、フィリエルに猛特訓を行う。トーラス卒業後は王室近衛連隊として仕官するのが夢。トーラス内では身分は隠されているが、出自は貴族であり、レイディ・マルゴットの姪に当たる。
- ロゼリット
- 声 - 木村まどか
- トーラス女学校の生徒。生徒会の命令で、夏至祭のあいだフィリエルの監視役となる。生徒会長のラヴェンナに心酔している。茶色の巻き毛を二つに結い上げている。
- レーリア
- 声 - 安田未央
- トーラス女学校の生徒。かつては文芸部に所属し、アデイルとも顔見知り。黒髪で小柄な少女。現在は服飾の方面に目覚め、文芸からは離れている。麦穂の乙女祭の剣劇でのフィリエルの舞台衣装を制作する。
- ラヴェンナ
- 声 - 幸田夏穂
- トーラス女学校の生徒会長。褐色の髪と瞳。アデイルがトーラスを去った後、シスター・レインという後ろ盾を得て、急速にトーラス内にて台頭する。フィリエルの転校初日に彼女を手荒く詰問したあげく、彼女に犬(スパイ)とのレッテルを貼り、トーラス中からのいじめの対象に仕立てる。養女という境遇からはい上がったところに起因する魅力の持ち主で、ロゼリットのような信奉者も生む一方、その高慢さや、強引で後ろ暗いやり口から敵対者も多い。イグレインからは「小者」「生徒会長の器ではない」と切り捨てられる。シスター・レインの正体は知っており、彼女(レアンドラ)に忠誠を誓っている。
- リティシア
- 声 - 中村千絵
- トーラス女学校の生徒会副長。灰がかった金髪。常にラヴェンナと行動を共にしている。ヘイラよりはスタイルが良いらしい。
- ヘイラ
- 声 - 大原さやか
- トーラス女学校の生徒会副長。オレンジがかった金髪。常にラヴェンナと行動を共にしている。
- シスター・ナオミ
- 声 - 山田美穂
- トーラス女学校の教師。年配の修道女で、トーラス女学校の真髄である「魅惑」の授業を淡々と進行する。
- シスター・レイン
- 声 - 田中理恵
- トーラス女学校の教師。トーラスの卒業生で、成績優秀さゆえに教師として迎えられた。女神の彫像のように美しい容貌のため、生徒からは「慈愛の聖母」とあだ名される。しかし彼女の授業は平板で退屈であるらしい。生徒会の顧問でもある。彼女の正体はアデイルの姉であるレアンドラ・チェバイアット。
[編集] ヘルメス党
- ケイン
- 声 - 古澤徹
- ヘルメス党の事務方を束ねる男性。偵察や暗殺などの荒事も担当。物語後半で、フェリエルとルーンを守りサポートする。鉄灰色の長い髪と薄水色の瞳で、外見がバードに似ている。それを利用し、バードに変装して王宮内に出入りすることもある。
- ディル、ダン
- ケインの部下。双子で、見分けがつかないほど似ている。
[編集] エゼレット傭兵隊
- ティガ
- エゼレットのリーダー。黒髪に深緑の瞳。十八歳だが幼く見える。名前は「大猫」という意味で、エゼレットの仲間からは「ちびトラ」と呼ばれる。作中のとある人物に顔立ちが似ている。本名ティグリス。
- ルセル
- 滅んだカラドボルスの王族の生き残りとされ、トルバート王宮に身柄を保護(実情は軟禁)されている。実際はティガの身代わりで、エゼレットの一員。
- ゴーガー
- エゼレットの一員。岩石のような大男。ルセルの付き人としてトルバート王宮に住まっている。実際はティガの育ての親。
[編集] その他
- バード
- 声 - 小川輝晃
- 女王陛下直属の吟遊詩人。その真の任務にはこの世界の創世が深く関わる。
- クィーン・アン
- 初代グラール国女王。フィーリと契約を交わした女性。女王試金石は、彼女の血を、女性のみの直系で受け継いだ者の血に対してだけ反応し、青から深紅に色を変える。
- フィーリ
- 女王を手助けすると言われる「賢者」。バード(詩人)とフィーリ(賢者)の名は、作中のわらべ唄にも出てくる。実はこの世界を司るもの。
以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。
[編集] シリーズ
[編集] 中央公論社 C・NOVELSファンタジア
挿画:桃川春日子
2003年5月、外伝3の発売にともない全巻が新装版として発売された。旧版の挿画は、1 - 4巻:牛島慶子、5巻:きがわ琳、外伝1、2巻:朝比奈凉子
- 西の善き魔女1 セラフィールドの少女 ISBN 4-12-500491-9
- 北の土地ルアルゴーが舞台。
- 西の善き魔女2 秘密の花園 ISBN 4-12-500503-6
- 学園編。
- 西の善き魔女3 薔薇の名前 ISBN 4-12-500526-5
- 王宮編。
- 西の善き魔女4 世界のかなたの森 ISBN 4-12-500568-0
- 南の地で竜退治編。
- 西の善き魔女5 闇の左手 ISBN 4-12-500591-5
- 最終巻であるが、様々な謎が未解決。外伝3で。
- 西の善き魔女 外伝1 金の糸紡げば ISBN 4-12-500635-0
- 本編第1巻よりも前の話。
- 西の善き魔女 外伝2 銀の鳥 プラチナの鳥 ISBN 4-12-500673-3
- アデイルが主人公。本編第4巻と第5巻の間の話。
- 西の善き魔女 外伝3 真昼の星迷走 ISBN 4-12-500805-1
- 本編第5巻の続編で、実質的な最終巻。
[編集] 中央公論新社 ハードカバー
挿画:佐竹美保
判型を変更した新装版。2001年11月より順次刊行。
- 西の善き魔女1 旅立ちの巻 ISBN 4-12-003205-1
- 西の善き魔女2 戦いの巻 ISBN 4-12-003222-1
- 西の善き魔女3 世界の扉の巻 ISBN 4-12-003246-9
- 西の善き魔女4 星の詩の巻 ISBN 4-12-003289-2
[編集] 中央公論新社 中公文庫
判型を変更した新装版。ストーリー展開を考慮し、通巻が変更されている。2004年10月より順次刊行。
- 西の善き魔女I セラフィールドの少女 ISBN 4-12-204432-4
- 西の善き魔女II 秘密の花園 ISBN 4-12-204460-X
- 西の善き魔女III 薔薇の名前 ISBN 4-12-204484-7
- 西の善き魔女IV 世界のかなたの森 ISBN 4-12-204511-8
- 西の善き魔女V 銀の鳥プラチナの鳥 ISBN 4-12-204537-1
- 西の善き魔女VI 闇の左手 ISBN 4-12-204567-3
- 西の善き魔女VII 金の糸紡げば ISBN 4-12-204596-7
- 西の善き魔女VIII 真昼の星迷走 ISBN 4-12-204627-0
[編集] マッグガーデン ブレイドコミックス
- 西の善き魔女1 ISBN 4-86127-053-7
- 西の善き魔女2 ISBN 4-86127-097-9
- 原作1巻の内容。
- 西の善き魔女3 ISBN 4-86127-142-8
- 原作2巻の内容。
- 西の善き魔女4 ISBN 4-86127-209-2
- 西の善き魔女5 ISBN 4-86127-278-5
- 西の善き魔女6 ISBN 4-86127-342-0
- 西の善き魔女7 ISBN 4-86127-434-6
- 西の善き魔女外伝 ISBN 4-86127-457-5
[編集] アニメ
2006年4月から6月まで、アニメ魂枠にてテレビアニメ『西の善き魔女 Astraea Testament』のタイトルで放映された。全13話。
[編集] スタッフ
- 原作 - 荻原規子(中央公論新社刊)
- 漫画・キャラクター原案 - 桃川春日子
- 監督 - 中山勝一
- シリーズ構成 - 冨岡淳広
- キャラクターデザイン - 相澤昌弘
- 設定 - 小林誠
- 美術監督 - 飯島寿治
- 色彩設計 - 谷本千絵
- 撮影監督 - 岩崎敦
- 編集 - 瀬山武司
- 音楽 - 七瀬光
- 音響監督 - 菊田浩巳
- エグゼクティブプロデューサー - 保坂嘉弘、市橋耕治、川村明廣、井上俊次、橋本義賢、春田克典
- プロデューサー - 立石茂、山口泰明、大森啓幸、小池克実、浜津隆之、中島伸治
- 制作 - ハルフィルムメーカー
- 製作 - Project West Witch(マッグガーデン、IMAGICA、ジェネオンエンタテインメント、オンザラン、タブリエ)
[編集] 主題歌
- オープニングテーマ「Starry Waltz」
- 作詞 - 霜月はるか / 作曲・編曲 - myu / 歌 - kukui
- エンディングテーマ「彼方」
- 作詞 - さねよしいさ子 / 作曲・編曲 - 伊藤真澄 / 歌 - マリアリア
[編集] 各話リスト
| 話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | エディリーンの首飾り | 冨岡淳広 | 中山勝一 | 布施木一喜 名取孝浩 |
相澤昌弘 |
| 2 | 子ヤギたちの行方 | 笹木信作 | 小坂春女 | 古賀準二 | |
| 3 | 秘密の花園 | 河原ゆうじ | 吉田徹 | さのえり | |
| 4 | 花園の暗闇 | 杉浦真夕 | 福田道生 | 嵯峨敏 | 日高真由美 |
| 5 | 暗躍する花々 | 北条千夏 | 島崎奈々子 | 羽生貴之 | |
| 6 | 宮廷円舞曲 | 関野昌弘 | 山田弘和 | 古賀準二 さのえり |
|
| 7 | 亡き王女のための孔雀舞 | 河原ゆうじ | 阿蒜晃士 | 内田信吾 | 相澤昌弘 |
| 8 | 幻想曲と遁走曲 | 杉浦真夕 | ヤマトナオミチ | 嵯峨敏 | 日高真由美 |
| 9 | 世界のかなたの森 | 山田弘和 | 羽生貴之 伊東克修 |
||
| 10 | 見えない壁 | 北条千夏 | 福田道生 | 藤本ジ朗 | 山本正文 |
| 11 | 吟遊詩人の道 | 河原ゆうじ | 阿蒜晃士 | 小坂春女 | 古賀準二 畑智司 |
| 12 | 真昼の星 | 冨岡淳広 | 中山勝一 | 大脊戸聡 | 羽生貴之 伊東克修 |
| 13 | 大事なもの、守りたいもの | 摩砂雪 | 中山勝一 | 相澤昌弘 | |
[編集] 放送局
| 放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 |
|---|---|---|---|
| 京都府 | KBS京都 | 2006年4月7日 - 6月30日 | 金曜 25時45分 - 26時15分 |
| 日本全域 | AT-X | 2006年4月8日 - 7月1日 | 土曜 10時00分 - 10時30分 (リピート放送あり) |
| 神奈川県 | tvk | 土曜 28時25分 - 28時55分 | |
| 群馬県 | 群馬テレビ | 2006年4月16日 - 7月9日 | 日曜 25時30分 - 26時00分 |
| 東京都 | 東京MXテレビ | 2006年4月20日 - 7月13日 | 木曜 26時30分 - 27時00分 |
| 奈良県 | 奈良テレビ | 2006年4月27日 - 7月20日 | 木曜 25時30分 - 26時00分 |
| 長野県 | 信越放送 | 2006年4月28日 - 7月21日 | 金曜 26時00分 - 26時30分 |
| 日本全域 | BS朝日 | 2006年5月1日 - 7月24日 | 月曜 26時00分 - 26時30分 |
| 熊本県 | 熊本放送 | 2006年5月15日 - 8月7日 | 月曜 26時20分 - 26時50分 |
[編集] ラジオ
- 音泉にて「インターネットラジオ西の善き魔女 Astraea Testament」の番組が配信された。毎週金曜日更新。(2006年4月7日 - 同年9月29日。全26回。)パーソナリティは折笠富美子と平田宏美。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
| アニメ魂 | ||
|---|---|---|
| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
|
西の善き魔女 Astrea Testament
|
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