製錬(せいれん、smelting)とは鉱石を還元することによって金属を取り出す過程のことである。製錬によって取り出された金属は純度が低い場合が多く、純度を高めるために精錬が必要な場合がある。ここまでのプロセスを冶金ということがある。
なお、硫黄、黒鉛、滑石など、非金属の精製も製錬と呼ぶ場合がある。
[編集] 手法
- 乾式製錬
- 炉を用いて鉱石を融解し、目的の金属を得る方法。
- 湿式製錬
- アルカリや酸を用いて、鉱石に含まれる目的の金属を溶解し、その溶液から金属を取り出す方法。
この他、溶融製錬、還元製錬、蒸留製錬、溶融塩電解などの方法がある。
[編集] 日本の製錬所
- 厳密には製錬にはあたらないものの、水銀の蒸留製錬法を応用して乾電池や蛍光灯、水銀系試薬などから水銀地金を回収している日本唯一の拠点。